allier Art adviser KUMI OKUMURA

CONCEPT

美しく暮らしお気に入りのアートを飾り、季節や気分でしつらいを変える。ファッションだけ、グルメだけ、そんなの寂し過ぎます。衣食住、そしてアート、どれも絶対ゆずれません。
“LIFE IS ART”を実践する奥村くみのライフスタイルを通じて、アートのある生活の豊かさをお伝えできればと思います。

PROFILE

奥村 くみ

アートアドバイザー

インテリアデザイン事務所アシスタントを経て、大手住宅メーカーインテリアコーディネーターとして、数多くの個人宅、医院、モデルハウスなど手がける。2004年より現代アートとインテリアの融合をめざしてアートアドバイザーの仕事を立ち上げ現在に至る。

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アートアドバイザー【奥村くみ】のダイアリー。
衣食住、そしてアート。こだわりの日々を綴ります。

NYへ(7)

以前ある雑誌でお薦め展覧会のレビューを書いていたことがあります。お薦めとはいえまだ観ていない展覧会を120文字というTwitter以下の文字数でまとめなければならない作業は毎月苦行でありました。まず展覧会のコンセプトなんかをギャラリーから取り寄せて自分の中で咀嚼し内容を確認するんですが、上手い展覧会テキストは本当にわかりやすいのです。現代アートのテキストってとかくわかり難いのが常。だけどするっと内容が入ってくるテキストもたくさんあって、そういうのって文章が秀逸なんです。紹介する側も作品内容のことをしっかり把握してる安心感みたいなのが文章からにじみ出ていて、結果展覧会自体もすごく面白い。

なんでこんな話かというとNYで展覧会を観ていて同じような感覚が蘇ってきたからなんです。メット・ブロイヤーでもニューミュージアムでもとっても面白い、いささか尖がった企画展をやっていたんですが、キュレーションがとにもかくにも憎らしいほどうまいな~って。(て、私から言われんでも、、、そりゃ当然なんですけどね)私が感じたのは”開かれたキュレーション””ということなんです。難解なテーマを扱った展覧会だとしても、観光客もアートマニアも両方を納得させることのできるキュレーションてやっぱりうまいんじゃないかな~とそんな風に思えたのです。

とか偉そうな感想を持ちつつニューミュージアムでの鑑賞を終え(展示内容はないんかいっ!はい、ありません、だって全部作品紹介なんてスクロールする手がしびれるでしょ?笑)ルーフトップへ。NYでは高いところがあればとりあえず上がってみようとなる感覚はいったいなんなんだろう?

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そして展覧会と関係なくカフェ撮影したりなんかして。

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さてこの近くでどうしても行きたかったのがこちらのホテル「Public」 デザインホテルの先駆者であるアイアン・シュレーガー氏が世界的な建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンに依頼したホテルって建築マニアでなくても見てみたいですよね?

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エントランスから度肝を抜かれるこのエスカレーターを上がるとどちらかとナチュラルにまとめられたロビーに到着。そのギャップ感にまずはやられるのです。ビリヤード台なんかもあって集っている人みなのんびりリラックスモード。特にこのソファの座り心地ったらこのままここで寝ていいですか?くらいの快適さ。体だけでなく心までリラックスさせてくれるこの空間てなに!?

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ラウンジもトイレもスーベニールショップに至るまで鳥肌もんのカッコよさでした。「ええもん見せてもらいました」と拝んでからブルックリンに移動。

まだ続くよ!



2018.06.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

NYへ(6)

MOMA PS1でたちばな氏より「ちょい早めにまわっていきましょう」とやんわり”マキ”が入ります。アートシーンに加え私がリクエストした場所を全部回るのは結構大変💦立ち去りがたいMOMA PS1を後にビュンと移動。

Walter De Maria氏のパーマネントコレクション展示場所を2か所廻り(どうして氏の作品はどこでも撮影不可なのかしら?)ドナルド・ジャッド氏のアトリエ兼住居だったビル前を通過。(見学ツアーには予約が必要)まだまだ歩きますよ~!
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さて今回のNYではギャラリークローズという不測の事態により余った時間で気になっていたインテリアショップやホテルを全部まわることができました。そんなことから私の”インテリア愛”を再確認♡

こちらにもやっと行くことができました。オープンした時から気になって仕方がなかったアパートメント・バイ・ザ・ライン。

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”こんなアパートメントに住んでる女性なら洋服やインテリアやアートはこうだよね~的”なコンセプトでできたお店ですが、もう行かれた方も多いのではないでしょうか?すっかりメジャーな感じになってたけれどスタイリングはやっぱりカッコいいよな~ ワタシ、こんなお店をアスカーナでやりたい!お気に入りのアート飾って和に特化した食器や工芸品置いた「ザ・ライン・アスカーナ」???ファッションアイテム置くとしたらやっぱり作務衣ですかね?

えっと、次いきますね。人気インテリアデザイナーによるインテリアショップ「ローマン・アンド・ウィリアムス・ギルド・ニューヨーク」

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併設のカフェでランチ。ガレットやオムレツもいわゆるアメリカンサイズではなく普通の盛り?なんで美味しくぺろりといただけます。テーブルには使用されている食器のプライス表が置かれていて「お気に召したらショップで買ってね」何気に猛アピール。こういう商魂たくましさ嫌いじゃない。(笑) そうそう、このタイルの色好みだったわ~♡

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ちなみにカフェの若い女性スタッフありえんくらい感じ良かったです。カワイカッタ。。。

一息ついてまだまだ予定は続きます!さあ、お次はニューミュージアムへ!

続く。



2018.06.06 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

NYへ(5)

この日の朝は捨てられた家具のような日用品の廃材を集めて作品を造ったことで知られるルイーズ・ネヴェルソン氏によるチャペルを訪れることからスタート。私たちの泊まっているホテルからすぐ近所だとたちばな氏が教えてくれたのです。メインの大きなチャペルとは別の小さなチャペルで、受付にいた女性に頼んで鍵を開け電気を点けてもらって中に入ります。

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アーティストにとってチャペルの空間を手掛けるのは特別なことなんだろうな。外は雨、、、本当だったら自然光が祭壇に優しく降り注ぐのでしょう。でも雨もまた良いもの。。。

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さて今回のNYアートまみれの旅?ではまさかのギャラリークローズという事態に見舞われたけどそれが逆に功を奏した感がありました。それもたちばな氏の完璧なナビのおかげです!ギャラリーがほぼ全滅とわかってから2日目は予定を急遽変更してイサム・ノグチミュージアムやMOMA PS1を案内してくれました。特にノグチの方は行ってみたいけどちょっと遠いかな、と思っていたので嬉しかった~!

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朝に降っていた雨の香りが中庭に残りそれは風情があります。

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ここでまさかのインスタスポット発見!たちばな氏が私たち二人を撮ってくれました。

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ここを後に向かったのはMOMA PS1。なんとワタシここ初めて!ご存じのようにMOMAは近代アート、こちらは現代アートに特化しているだけあって中で開催されている展覧会すべてが興味深くエッジが効いてます。そんなキレキレのアートを小学校跡を使ったほっこり空間で観れるって楽しいですよね。ほんの一例の写真。。。

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入ってすぐにフェリックス・ゴンザレス=トレス作品。

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カフェ空間がなんか好きと思ったのパチリ。なんで日本の美術館に併設されているカフェではこうならないんだろう???

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ミュージアムショップで装丁がきれいだと手にした本。たちばな氏すかさず「大学院で教えてくれた先生の一人なんですよ~」

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ずっとアメリカに住みながら創作を続け、時折巨匠と言われる作家のアシスタントも務めるたちばな氏の話は本当に面白くて知識にも厚みがあって、どの美術館でも作品観ながらエア・イヤーガイド付けてるみたい!!

えっと、この日はまだまだ続きます。終わらない。。。

続く。





2018.06.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

NYへ(4)

土曜のアート巡りだけでも終わらない💦ちなみに初日(正確には前日の夕方NY入り)にDia:Beaconからマンハッタンに戻りMET、METブロイヤー、グッゲンハイム美術館回ったと話したらたら「時差ボケでしんどいと思ってたのにもうそんなに回ってたんですか~!?」と、たちばな氏にかなり驚かれました。まりちゃんも私も時差ボケ一切なしの女たちですからね、ふふふ。

えっと、どこまでいきましたっけ?そうそうDia:Chelseaの緑の作品まででしたね。そこからクローズだらけのギャラリー街を恨めしく徘徊?しながらアート系の本屋さんに入ったりしつつ、、、

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ハイラインをぶらぶらしてホイットニー美術館へ向かいます。前に散歩した時より緑がいっぱいになり、公園が育ったという感じ。ここで3人でアイスクリーム食べながらたちばな氏が相当な甘党であることが判明。

さてホイットニー美術館でも興味深い展覧会や作品が目白押し。(まあ、当然のことですけど) お天気の良い日は最高ですね!

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Ruth Asawa氏の作品が観れて嬉しかったな。。。

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ホイットニー美術館を出て近くのThe Standard High Lineのルーフトップバーへ。素敵な眺めなんだけどとにかく人が多い!しかも年齢層若っ!ルーフトップ上で大量に繰り広げられているであろう合コン(のようなもの)風景の熱気すごっ!なんとなくバー内にある足湯の様子を撮影。。。

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これだけこなしてもまだまだ元気!その後ごはんを食べにミッドタウンへ。たちばな氏お勧めの小籠包のお店JOE'S SHANGHAIで並んでいる間に隣にあるThe Whitby Hotel見学。イギリスのホテルだけどちょっとの覗いてみたかったのがちょうど隣にあるなんてラッキーでした。好みと違うけど素敵なホテル。カワイイよね。

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そしてこの日は美味しい小籠包で〆。(小籠包の写真と違うけど、、、)

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続く。






2018.06.04 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

NYへ(3)

週末はNY在住アーティストたちばなひろし氏にNYアートシーンを案内をしていただきました。たちばな氏の作品は私のインスタグラムやこちらのブログでもよくご紹介しているのですぐにおわかりになられる方も多いのではないでしょうか?

さて土曜日になって発覚したこと、、、なんとメモリアルデーが重なってアッパーイーストサイド~チェルシー~ロウアーイーストサイドほぼすべてのギャラリーがクローズ!月曜の祝日当日だったらわかりますよ(もともと月はギャラリーお休みだし)、、、そんな前倒しあり~💦の展開。でも気を取り直し、たちばな氏お薦めのギャラリーの位置だけでもチェックしながら他のスケージュールノルマを達成すべく歩き続けます。だってギャラリーだけじゃなく観るとこいっぱいなんですもの!落ち込んでなんかいられない!

時系列で行ったところを上げていきますね。

奇跡的に開いていたミッドタウンのギャラリーからの、、、

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MOMAへ移動。若手写真家の作品見せ方もかっこいい~とか言いながら、、、

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ステファン・ショア氏の個展にしびれつつ、当然MOMAコレクションにうっとりしながら、しかもたちばな氏の解説付きという素晴らしいアート鑑賞タイム。しっかりお勉強しながらもアートまみれのの至福のひととき♡あ~幸せ~♡

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MOMA内のレストランでランチタイム。しかし私のこの”えらそう感”はなんなんだ?なんかレストランチェーン店の店長に管轄部長(そんな役職あるんか知らんけど)が「最近売り上げどうよ?」と面接してる感じ(そんなシチュエーションあるんか知らんけど)

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MOMAを後にしてチェルシーへ。8年前のチェルシーギャラリー巡りはMA2ギャラリーの松原ネエサン、そしてVOLTAに出展していたアーティスト大西伸明氏と3人でした。その時も2人にいろいろ教えてもらいながら回って刺激的な時間を過ごしたな~と思い出したりなんかして。

ギャラリーは閉まっていてもDia芸術財団は私たちを裏切りません。ちゃんと開いてくれてた~(´;ω;`)ウゥゥ Dia:chelseaでのFrancoisMorellet氏展覧会の様子。

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撮影クルーまりちゃん各スペースで素敵なショットを納めてくれてます。

お隣のスペースではRita McBride氏のど迫力の展示が。しかし中は湿気ですごい。。。

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極力サクサクいってるはずなのに全然終わんないよ~~~

続く。










2018.06.03 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

NYへ(2)

現代アートの展覧会ではないのですが今回観たいな~と強く思っていたのが「Heavenly Bpdies:Fashion and the Catholic Imagination」メトロポリタン美術館の服飾部門であるコスチューム・インスティテュート企画による展覧会です。(昨年は確かコムデギャルソンをテーマにした展覧会でしたよね?)

これが本当に素晴らしかった!ヴァチカンのローマ教皇庁から貸与された教会にまつわる衣服や装飾品やメットのコレクションのする宗教美術品がカソリックからインスパイアされた一流デザイナーのファッションアイテムと並んでいるのです。

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荘厳な宗教音楽が流れる中シャネルやディオール、サンローランといったグランメゾンによる豪華な衣装を眺めているとなんだか不思議な感覚に陥ります。それは美しさを極めた豪華絢爛なものたちに圧倒されるだけではなく、神聖なものといささか世俗的なファッションといったものが同時に並んでいるという危うさからでしょうか?

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こういう展示ができちゃうのがメットの凄さなんでしょうね。そして世界中のものを集めてしまう強い磁場を持ち、かつ巨大なパワーを持つNYという場所の凄さというか、、、すべてがオソロシイ次元の展覧会です。

そんな中日本人にとっては小林幸子にしか見えない展示があったり、、、

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「ヴェルサーチさんよ~そのままやんか」と心の中でつっこむ衣装もあったり、、、

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お腹いっぱいでした。残念ながら時間切れでメット分館であるクロイスターズ美術館には足を運べなかったのですが今からNY行かれる方はそちらも是非に!

さて番外編。Dia:Beacon~グッゲンハイム~メット(ルーフトップも素晴らしい!)といささか飛ばし気味の中甘いもの補給。

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ここのケーキすっごく美味しくて後から調べたら創立者はなんと日本人。アジア圏にも多く出展しているらしくアジア系のお客さんが多いのはそのせいだったのですね。なんでもミルクレープが名物みたいです。中のカフェはもう閉まる直前だったため仕方なくテイクアウトして外のカワイイベンチでもぐもぐ。美味しかった~!!

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ちょっと元気になったのでそのままメットブロイヤーへ。続く。




2018.06.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

NYへ(1)

久しぶりにNYアート巡りの旅に出かけました。8年前のNYで私は初めて世界的なアートフェアを体感したのですが、そのすごさにただただ圧倒されたのをよく覚えています。

実は昨年本が出た記念にパリ一人旅を計画し泊まりたいホテルがあったので予約もしていたんです。そう、ここ数年パリもトランジットだけ。空港の外に出ていない!(笑) けれどちょっとした仕事上の展開なんかもあり、なんだか今の気分はパリじゃないな~やっぱNYだな~と計画変更。撮影スタッフとしていつもお世話になっているウエブデザイナーのまりちゃんを伴って仕事3割、アート充電兼ねた慰安旅行?7割といった感じのNY滞在でした。

今回どうしても訪れたかったのがNY郊外にあるDia:Beaconです。こちらについてはもうご存知の方もたくさんおられると思いますが、ナビスコの包装印刷工場を再利用した巨大かつ素晴らしい美術館。収蔵されている作品はウォルター・デ・マリア、リチャードセラ、ダン・フレヴィン、河原温作品などなど。コンセプチュアル、ミニマムアート好きの私にとってはたまらない、まさに聖地のような場所です。

グランドセントラル駅から電車の揺られること1時間余り。素晴らしいお天気に恵まれハドソン川沿いの美しい自然の景色を楽しむこともできました。Beacon駅からてくてく歩いて美術館に着いた時の嬉しさったら!!!

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中に入ってすぐに目に飛び込んでくるダン・フレヴィンの展示にまずは感動。鳥肌が立ってきて「やっと来れた」の想いで胸が熱くなりました。8年前のNYではあまりの多くの素晴らしい作品を前にした高揚感から写真を撮りまくってこのブログでも紹介したのですが、今回はまりちゃんに撮影をお任せしたのもあって余裕の鑑賞タイム。自然光が降り注ぐ空間で最高のアートを楽しめるなんて幸せでフワフワしちゃいます。

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大好きなロバート・ライマン作品もたくさん!作品の前で独り占め状態というなんとも贅沢な時間を過ごしました。

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こちらも大好きな作家の一人フェリックス・ゴンザレス=トレスの作品。

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撮影頑張るまりちゃんをパチリ!カッコいい!

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とびきりの素晴らしい時間を過ごした後はマンハッタンに戻りそのままの勢いでメトロポリタン美術館、グッゲンハイム美術館、メットブロイヤーを回る。この辺りから段々土地勘も戻ってきます。あ~NYって楽しい!!

続く。







2018.06.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

一つの作品がきっかけでリビングが生まれ変わりました!

私がよく口にする言葉の一つ「インテリアにアートを合わせることはしませんが、アートにインテリアを合わせることはあります」

私の仕事をよくご存じでない方にとっては不思議な言葉かもしれませんが、根底にあるのは住空間のアート選びとは言えそこにはまず”アートありき”だという想いです。つまりインテリアに合わせるだけだと単なる”インテリアアート”になってしまうからなんです。そういいつつインテリアも無視できず「ちょうど良いころ合いになるようバランスをとる」という微妙なさじ加減が必要だといつも思っていて、それこそが私の仕事の肝だとも感じています。

さて昨日のこと。昨年のART NAKAOSHIMAでたちばなひろし氏の作品を購入していただいたお宅の家具納品に」立ち会ってきました。なんとこちらのU様、その作品がきっかけとなりリビングの全面リフォームを思い立たれたのです。まさにアートありきのお話ではありませんか!!当初私でさえソファやクッションを替えられるくらいのことかと思っていたのですが「ピアノも移動します。アートが映えるよう内装を全て奥村さんにお任せします!」とのこと。びっくりしましたがとても嬉しく思いました。

その結果、クロスはもちろん全部貼り替え、照明はシーリングからDLに、ソファもセンターテーブルもテレビボードも一新。さらにはクッション、ラグも加え驚きのビフォーアフターとなりました!

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昨年納品時には壁が少なくピアノの上に飾ることを余儀なくされた作品も居心地の良い場所を与えられとても嬉しそうです。ソファの色、クッションの差し色全てこのアートからインスピレーションを得ました。まさにアートありきの発想!

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こちらのU様はお姉さまがアートにハマられたことがきっかけで私を知ってくださったんです。新築したばかりのお姉さまのお住まいの家具やアートを見ながらいつも「いいな~」と仰ってたそうなんですが、昨日はそれが反対になりました。一緒に家具の納品に立ち会っていたお姉さまの方が「いいな~」を連発!(笑)

何度も「アートでこんなに変わるなんて~!」「自分の家じゃないみたい~!!」と、とにかくものすご~く喜んでくださって私も大感激でした。そして仰るのです。「うちみたいに古い家のコーディネートを奥村さんが引き受けてくれるなんて思ってもいなかった」と。でもこれには私は異を唱えました。ずっと住宅メーカーのICをしていたことからたまたま新築物件に携わることが多かった訳ですが、本来家というのは手を加えたりリフォームしたりして何年もかけて育てていくものです。今回もアートが住人に加わったことで「家も古くなり、インテリアもどうしていいかわからない」と悶々としていた住空間が生き返ることとなったのですから。

インテリアの仕事を手掛ける時(今はアートを購入してくださった方のみ対象でインテリアコーディネート業務をしています)私をサポートしてくれるあるインテリア会社のKさんが帰りの車の中でしみじみ言うのです。「奥村さん、私納品でこんなに感激したことなかったです。アートが入ると空気が変わるんですね。なんかすごいことを体感しました。」と。

アートの力恐るべし!その威力を改めて感じた一日でした。










2018.05.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

「かみ添」の仕事展ー聴竹居に唐紙をそえる

近年「日本人の理想の住宅」として注目され2017年に重要文化財指定された木造モダニズム建築「聴竹居」 建築家藤井厚二氏の5邸目(!!!)の自邸だった建物です。ここを舞台に「かみ添」主宰の嘉戸浩氏が唐紙を添えるというなんとも贅沢な展覧会に出かけてきました。(しかも会期は2日だけ!)

あ~この感動をどう伝えたらよいのでしょう?中の撮影はNGだったので外観だけご紹介させてくださいね。

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とても良い天気に恵まれ緑も鮮やか。さわさわという心地良い音や鳥のさえずりも聞こえ日が暮れるまでずっとこの庭で過ごしたくなるようなそんな1日でした。

内部は間取りはもちろんのこと、ディテールやちょっとしたしつらい、使われている素材、オリジナルデザインの家具(この復刻版制作してほしい!)すべてが妥協なく完璧にデザインされています。そんな空間に嘉戸氏の唐紙が良い意味で主張し過ぎず、藤井氏の空間デザインのコンセプトに寄り添い、90年前この住宅が建てられた時から存在するかのように、そうまさに”そえる”といった表現がぴったりに展示されていました。その展示は絶妙の一言!

私は唐紙の持つ風合いや意匠性といったものにとてつもなく惹かれます。今まで氏が手がけられた唐紙も展示されており手にとって目にすることができました。どの柄も色合いも自然に笑みがこぼれてくるほど美しく心に響きます。

見学の間嘉戸氏にいろんな質問をしたり、保存活動をなさっている方々から住居についていろいろ教えていただいたりと、本当に充実の1時間でした。先日東京で訪れたファーガス・マカフリーギャラリーでのロバート・ライマン展に続き、空間と作品の関係性、さらには日本が持つ伝統的な美意識といったものを改めて認識することができた素晴らしいひと時でした。

さてワタクシ、不勉強で藤井氏の経歴といったものを存じておりませんでした💦ちょっと調べてみたのですが、福山の造り酒屋に生まれ小さな時から良いものを見て育ったんだそうです。う~ん納得!住居にただよう美意識は生まれた時から培われたものなのですね。しかもこちら5件目ですよ!5件!!よく「3回建てなければ理想の家に近づかない」とは聞きますがそれを越えていますものね。でもこれはなにも贅沢するために家を5件も建てちゃったという訳ではないようです。(とはいえ大山崎に12000坪の土地をば~んと購入して作っては壊しまた立ててを繰り返してってもうすご過ぎるけど)

疑洋風建築がもてはやされる時代に「日本の気候風土に適合した住宅とはどのような住宅か」「日本の自然素材をこれからの住宅にいかに取り入れるか」そんなことをコンセプトにいわば実験住宅として自宅を建て続けたのだとか。この「聴竹居」はいわば集大成という訳なんですね。全館空調の先駆け(しかも電気を使わずに自然に)ともいえる手法を取り入れたり。当時は極めて斬新であっただろうキッチン内部の工夫など、もうすべてがお見事としかいえません!

素晴らしい建築と今を生きる素晴らしいクリエーターの仕事を同時に味わうことができた至福の時間でした。




2018.04.22 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Exhibition

アートインフラ工事中

昨日とある会社の新社屋にアートを納めてきました。こちらの取締役のお住まいにアートをコーディネートさせていただいご縁からお話をいただいたのです。取引先の方からお祝いを贈られることになり、それだったら奥村さんにアートを選んでもらおうと思いつかれたのだとか。ありがたいお話で本当に嬉しく思いました。

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渋い色合いの風合いあるクロスが作品をさらに引き立てとても良い感じになりました。実はここは液晶テレビがかかる場所だったのですが、急遽アートのための展示コーナーとなり、掘り込んだ壁をニッチのような感じで使うことになったのです。なので平面作品より少しボリュームのある立体作品の方がより映えるのではとこちらの作品を選びました。

お家のアート同様とても喜んでいただきほっと一安心。さらには社長室にもアートのご依頼をいただき幸せな気持ちで帰途につきました。

帰りの電車でふと思ったのですが私の仕事はまさにアートインフラ工事だなと。現代アートに無縁だったお客様が自宅にアートを入れたことがきっかけでその大切さに目覚めてオフィスにまでアートを入れようと思われる。このことからもっと大きな視野で現代アートを捉えるようになって興味が湧いてくる、、、そんな方たちが増えていけば日本のアート界だってもっとすそ野が広がり、そのことから厚みが増していくのではないかと信じています。

先日京都でたまたまゴッホ展に出かけましたが、美術館に入るなりちょっぴり後悔。余りの人の多さに作品なんて見えないんですもの!(笑)その時ぼんやり考えました。ゴッホを観に行く私、京都でアートに触れる私、、、そんな人たちの何割のお住まいにアートが飾られているんだろうかと。。。

橋を作ったりトンネル掘ったり、それに直接携わっておられる方は表にでることはありませんが、ご本人たちは完成を迎えた時、さらには長きに渡って多くの人の役に立っていることを誇らしく思っておられることでしょう。ご苦労やご努力はわたしなんぞ比べ物になりませんが、同じような心持でアートインフラをできるかぎりコツコツと進めていきたいなと思うのです。自宅にアートがある、そんなベースがあってこそ美術館での鑑賞ももっと楽しいものになるのではないでしょうか?

未だアート業界では認知度うんと低い私ですが、表にでることより密かにアートインフラ工事やってる方が性にあってる気がします。手先不器用だけど心は頑固職人だから。。。(笑)



2018.04.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

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