allier Art adviser KUMI OKUMURA

CONCEPT

美しく暮らしお気に入りのアートを飾り、季節や気分でしつらいを変える。ファッションだけ、グルメだけ、そんなの寂し過ぎます。衣食住、そしてアート、どれも絶対ゆずれません。
“LIFE IS ART”を実践する奥村くみのライフスタイルを通じて、アートのある生活の豊かさをお伝えできればと思います。

PROFILE

奥村 くみ

アートアドバイザー

インテリアデザイン事務所アシスタントを経て、大手住宅メーカーインテリアコーディネーターとして、数多くの個人宅、医院、モデルハウスなど手がける。2004年より現代アートとインテリアの融合をめざしてアートアドバイザーの仕事を立ち上げ現在に至る。

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アートアドバイザー【奥村くみ】のダイアリー。
衣食住、そしてアート。こだわりの日々を綴ります。

大人のアート遠足

私を通じて”アートのある生活”を始めた皆さんを対象に時折開催している「大人のアート遠足」 昨日は国立国際美術館で開催中の「ライアン・ガンダー」-この翼は飛ぶためのものではない展 の鑑賞でした。

まずはランチタイム。皆さんの近況をお聴きしたり、私の”滑らない話”を披露したりとワイワイと盛り上がった後、この展覧会の見どころをサクッと説明しました。

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事前に下見を済ませ図録も読み込んでいたので説明もバッチリ!(←ホントなのか?)皆さんの展覧会へのワクワクも高まります~!ランチ終わりには参加者の皆さんとパチリ。

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その後の鑑賞タイム、皆さんと~っても楽しまれたようです。ライアン・ガンダー氏ははいわゆる”コンセプチュアルアート”のアーティスト。”コンセプチュアルアート”と聞くとやはり身構えてしまう方が多いのですが、ほんのちょっぴりの情報さえあればすんなり体に馴染むというか、頭に入ってくるというか、そんなに難しいものではないんです。まずは真っ白な気持ちで先入観なくアートを鑑賞するというスタイルももちろん大切ですが、ことコンセプチュアルアートに関しては少しだけ予備知識を持って鑑賞なさった方がいいのではというのが私の持論です。そして作家のインタビュー映像なんかが館内に流れているとしたらじっくりご覧になってくださいね。より近く作品を感じることができますから。ご参加の皆さんも口々に「奥村さんから聞いてたからものすごく楽しめた~」と言ってくださいました。やはり大人女性には現代アート鑑賞が必要ですね、だって鑑賞しているマダム達キラキラしてましたもん。

さらに現代アートは普段使っていない脳のどこかをいい感じで刺激してくれます。まさに”脳内ツボ押し”!(ええこと言うわ~ワタシ)キラキラオーラも纏えて脳もほぐしてくれる、こんなエステどこにもない!(笑) 

”衣食住アートを大切に”とIGではいろんな投稿をしていますが、やはり私が伝えたいのは”アートと暮らす喜び” 今回のように予備知識なしではちょっぴり難解に思える現代アートもすでにアートをお持ちの方にとってはアートベースができているので敷居高い感ゼロなんです。東京から参加してくれたアートビギナーHさんもそんなお一人。すっごく楽しまれたみたいで「奥村さんがアートを買った方がいいといいう意味が本当によくわかった」と言ってくれました。

奥村アート塾生にとっては現代アートは”必須科目”(笑) そこから美味しいもの、旅の話、ファッションの話が膨らんでいくのです。なのでものすごくトークの内容も濃ゆ~~くなります。しかも初対面の方同志もアートをキーワードにすぐに打ち解け「○○作品を買ったあの方」と話すと速攻「○○作品いいよね~大好き~」と返ってくるという距離感これまたゼロという素晴らしさ。だからといって決してアートオタクではなく、衣食住すべて大切にしているマダム達だからいい感じに毎日の生活の中でごく普通に現代アートが存在してるって感じなんです。

さて昨日の鑑賞ハイライトはビデオ鑑賞コーナーに鎮座していたライアン・ガンダー氏考案の架空キャラクター”アラタくんが”突然台車で運び出される風景に遭遇したこと。

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その後、会場内で”アラタくん”を発見した参加マダム達大興奮でありました!

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昨日は土曜ということもあり現代アートの展覧会としては観客がとても多かったのですが、これは館内撮影OKの影響も大きいのではないでしょうか?SNSで皆がどんどん投稿して話題性が増し多くの方が訪れるのはとても良いことだと思います。ただ一方で写真を撮ることに夢中になって作品に近づきすぎている方が多く見受けられ、私の方がハラハラすることもしばしば。その辺りとても難しいですね。それもアートを買う、美術館に頻繁に通う、そんな生活を送る方たちがもっと多くなればより鑑賞マナーも向上するのかもしれません。私自身撮影の際に結界を越えそうになることもあるので注意しなければなりません💦

こちらの展覧会7月2日迄。お子さんと一緒でも楽しめますよ~!


2017.06.11 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Exhibition

一流の中途半端を極めます

少し前にたまたまテレビで星野源氏が何かの賞を取ったとかいうインタビューを目にしました。
(ワタクシ日本のドラマも俳優さんにも疎くて氏の名前と顔も去年暮れまで一致しなかったんですが、、、苦笑)

かいつまんで言うと氏曰く「音楽の方の世界にいくと、ああ、俳優さんのねと言われ、演技の世界にいくと、ああ、音楽の人と言われ、この賞をもらってやっと自分が認められたような気がする」とかなんとかでした。ぼんやり聴いていたので不確かな記憶でごめんなさい。でもぼんやり聴きつつも「ほほ~そうなのか」と思ったんです。

多方面に才能を発揮する特別な人でもそんな風に言われるんだったら、凡人かつインテリア業界からアート業界に飛び込んだ私はそりゃいつまで経っても「ああ、インテリアの人ね」って言われるよな~とものすご~~~く納得。そう考えるともしかしてこのユルイ立ち位置は楽なのではないかとも感じ始めてきたんです。これからはそんなこと言われてカリカリするより「星野源氏でさえそうだもんな~」と思うようにしようって(笑)

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さてこれも先日のこと。本棚の整理をしていたら16年前に買った津田晴美氏のエッセイ本が出てきて久しぶりに読んでみました。(本の中で映画「インテリア」の話が出ていますがこれにまつわる私の話はまたあらためて、、、)氏の思い入れのある建築・インテリア界の人々に触れた中でランドスケープデザイナーのラッセル・ペイジ氏の話がでています。その中の一つのエピソードがすっごく心に響いたので心にメモしました。

「あなたは植木屋なのですか、デザイナーなのですか?」との質問にペイジ氏はこう答えたそうです。

「私はどのデザイナーよりも植物のことを知っているし、どの植木屋よりもデザインのことを知っている。」

思わず心の中で「こういうことよ~~!私もそうなりたい!」と叫びました。こんな才能豊かな著名人を参考にするとはこれまた図々しい話なんですが、小学校の頃も読みましたよね?数々の偉人のお話。未だワタクシそのレベルなのです。「偉い人は考え方が違うっ!さっすがやわっ!」とシンプルに思えるアホな人なんです。。。

星野源氏の話×ペイジ氏の話が私にもたらした教訓はこういうこと。

中途半端を極めよう! なんかようわかりませんね、私の思考回路💦

つまりですね、「インテリアの世界では一番アートをわかっている。アートの世界ではインテリアを一番わかってる」そういう人に私はなりたいと思った訳なんです。もちろんアートディーラーやギャラリストの中には建築家のデザインした家具なんかに造詣が深くてコレクションしている方だっておられるでしょう。でもそんなすごい方たちだって今から500棟以上の物件のインテリアコーディネートを担当し引き渡すことは不可能です。私自身今から大学に戻り美術史を学び、留学して、ギャラリーのインターンかなにかになるなんてこれまた到底不可能な話。自分でもそのあたりちゃんとわかってるしお互い様だからアート業界の人許してねって感じなんです。(アート業界の人に「別にこっちはインテリアのこと興味ないし」って言われちゃったら身も蓋もないけど。)

もちろん一方でインテリア業界にだってアート好きで芸術に造詣が深い方もたくさんおられます。でも彼らも本業のインテリアそっちのけでアートどっぷりの情報収集をしたり、アートだけをお客様にお勧めする訳にはいかない。

この本を最初に読んだのは16年前。つまり当時ははインテリアコーディネーターをずっと続けていくと思っていた頃。きっと読んでいてもさらっと流していたんでしょうね。まさか数年後にインテリアとアートの世界を行ったり来たりする人生が待っているとは思ってもいませんでした。

アート、インテリアどちらもある程度わかっているのが私というとこでしょうか?ずっとそれを強みに頑張ろうと思ってた訳なんですが、時折その中途半端さに不安を覚える時があります。そんな中この2つの些細な出来事が私に元気をくれました。

で、誓ったのです。私ならではのこの”ちゅ~うとはんぱ”(関西芸人風に言うところの中途半端)な道を極めることこそ私の使命だと。もちろん先に触れた星野氏だってペイジ氏だってどの分野でも完璧な訳ですが、私は、ほれ、凡人だからそんなの到底無理だし、どっちの分野でも”そこそこ”つまり中途半端な感じを逆に強みにするというか、中途半端ゆえどちらの業界にも謙虚でいられるというか、、、(笑)

私の解釈はこういうこと。インテリア、アート完璧でなくてもそんな”中途半端”な立ち位置の私がそれらを組み合わせると完璧になる、そんな奥村流アートスタイリングを極めていこうと。

中途半端なインテリアキャリア×中途半端なアートキャリア=でもなぜか完璧な奥村アートスタイリング(理想の図式)

一流の中途半端を目指します!〆(突然〆る、、、)

2017.06.09 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

アートを通じて親密な関係に??

私の通うネイルサロンではフットケア中も現代アート鑑賞が楽しめるんです!このブログでもうすっかりお馴染みのマニキュアリストさっちゃんのサロン風景。昨日も「本当にアートが家の中にあるっていいですよね~なんでみんなアート買わないのかと不思議ですよね~」と嬉しいことを言ってくれました。「正直アートはなくてもいいんですよね、でもなんででしょう?やっぱりあるとないでは大違いなんですよね~」とも、、、

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「住空間には必ずアートを!」を唱える奥村教の教祖であるワタクシとしてはさっちゃんみたいにアートを身近に感じてくれる人が増えてくれるとすごく嬉しいのです。そして「アートを通じて人間関係はもっと親密になるよね~」と昨日もそんな話になりました。さっちゃんとも長い付き合いでいろんな悩みを施術中に聴いてもらってたけど、彼女がアートをコレクションするようになってからさらにいろんな話ができるようになった気がします。

インテリアコーディネーター時代、引き渡し後ご自宅にお招きいただいたりすることもありましたが、それ以降はその方たちと繋がっているという感覚はあまりありませんでした。やはり”お客さま”と”インテリアコーディネーター”という関係性のせいでしょうか?打ち合わせ中はご家族のあれこれをお聞きしたり、かなり深いお話も共有したにも関わらず、引き渡し後はせいぜい年賀状のやり取りくらいの関係になってします。それはそれで仕事なので問題はないのですが、どんなに気の合うお客様でもぜったいにお友達にはなれないという寂しさもありました。

ところが絵を購入していただいたお客様とはとても仲良くさせて頂いていて、お客様でありながら、大切な友人であり、時には奥村塾生だったり、、、いろんなシーンで親密な関係になれるんです。これって本当に不思議です。インテリアでは家具やカーテンをお決めいただく訳なんですが、どんなに素敵なものでも”商品”なんですよね。”アート”というさらに奥深いものを一緒に決めるとものすご~くその方との距離が近くなる感覚って確実にあるんです。

今週末に久しぶりに「大人のアート遠足」を開催しますが、そんな皆さんといつもアートを通じて濃厚かつ楽しい時間を過ごしています。ファッションや食の話ももちろん盛り上がりますが要はやっぱり”アート”なんです。

インスタをご覧頂いている方からファッションごはんのことを褒めていただくと嬉しくもあり恐縮しきりなんですが、お勧めのアートに共感していただいたりアートスタイリングを褒めていただいたりすると文句なしに嬉しい!それはやはりアートをトークの共通項にした際の親密で濃厚な交流の楽しさを知っていて、さらにはそれを皆さんにも体感していただきたいからなんです。

親密、濃厚、、、今日何回でてきました?ちょっと濃かったですか?こってりしてました?今日の話(笑)


2017.06.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

センスの伸びしろ

セミナーを開催すると無意識に心の中にあっても気づかなかったことがクリアになることが多々あります。人様に何かをお伝えするという行為は受講者の方に少しでも喜んでいただくことが最重要ではありますが、時として自分のためにも役立つことがあるものです。

何年も前のこと。ある男性編集者の方とお話した際にちょっとばかりショックな事実を告げられたことがあります。都内もしくは東京近郊に住んでいるセンスの良い人(分野は様々ですが)は取材などと通してさらにセンスが良くなっていくけれど、関西にいるセンスの良い人はそんな機会が少なくて”そこそこセンスの良い人”で終わってしまうんだと。

これを聞いたとき正直「そんなこと言われてもアンタ、、、」の心境になりましたよ、まったく。全てのものが東京一色集中の中、関西、その他の地方で頑張っていても所詮無理ってことなのかって。けれど数年後にはSNSがすごい勢いで台頭してきて、特にインスタグラムなどを通じて日本全国のセンスの良い方たちがご自身の世界観を存分に発信しているのを見ると時代は確実に変わったな~と思います。

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その話はずっと忘れていたのですが、セミナーの中でもお話した内容(セミナー受講者以外秘密、なんてね。笑)についていろいろ考えているうちに突然数年前のその編集者の言葉を思い出したんです。で、確かにそれは言えるな~と今更ながら納得しました。

アートとインテリアを結び付ける珍しい仕事を10数年前に始めたことから、ありがたいことに様々な雑誌で取り上げていただく機会にも恵まれました。先日資料整理している際にその頃取材を受けた雑誌なんかがでてきたんですね。それを見ると「うわっ!インテリアスタイリング下手だわ~💦」と恥ずかしくなってきました。もちろん悪くはないんだけど今見るとあんまり上手じゃない(笑)

その頃にはインテリアコーディネーターの仕事のキャリアも積んでいたしインテリアのことはそこそこわかっているつもりでした。センスも良い方だとうぬぼれてたとも思います。お客様から「奥村さん、センスいいわ~なんでも奥村さんに聞いてから決めるわ~」と褒めていただいて有頂天になっていたのもその頃です。ただそういわれることによりさらにセンスが磨かれるというものではないということに当時は気づきませんでした。だってどんなに素敵なお客様でもプロではない訳ですから、、、

ところがアートの仕事がらみで取材を受けたり、連載を担当したり、はたまたみずから取材にいったりする機会を得て、もっと深いところのなにかが経験ではなく体験のような形で沁みこんでいたのですね。撮影時には光栄なことに素晴らしいカメラマンの方とご一緒することができ、彼ら、彼女らの撮影する角度から客観的にインテリアやアートを観ることができたことが今の私にとってすごくためになったなと思います。

「こっちの○○を少しずらして」「前後置く位置を変えて」「もう少し大きいのをこっちに」なんてカメラマンの指示にライターの方、もしくは私があちこちいろんなものを動かしたりしているうちに空間を捉える感覚が強化されていったのかもしれません。最初は「そんな些細な一緒じゃないの?」なんて思っていましたが、やはり出来上がった画像を見ると全然違う。それを思うと先に述べた編集者の言葉がすごく理解できるのです。この経験はアートの飾り方にもものすごく影響を与えてくれました。先日のセミナーではその経験から得たインテリアセンスアップ術のようなものをお伝えしたかったのです。

各自持ってるセンスって”伸びしろ”があるものなんです。まだ私も伸びるかしら???(笑)

2017.06.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Interior

マナトレーディングセミナー終了しました

昨日無事にマナトレーディング大阪でのイベントが終了しました。ご参加いただきました皆様に心から感謝申し上げます。そしてご協力頂きましたマナトレーディング様にも深く感謝申し上げます。イベントにふさわしい素敵なお菓子を作ってくれた琴美ちゃんありがとうございました!

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ここ数年クローズなセミナーが続いていたのでマナでのイベントも数年ぶり。やはり多くの方と直にお話しできるこのような機会はいいな~と再認識しました。一緒に講師を務めた福西さんのパリの5つ星ホテルや家具の配置換え実例のお話は本当に興味深く、皆様同様私もすっかり聴き入ってしまいました。

今回私はファッションを例にとってわかりやすくアートの飾り方、インテリアのしつらいについてレクチャーさせていただきましたが、皆さまに楽しんでいただけたでしょうか??

さっくりご説明すると、、、

1)パリやミラノマダムが素敵に思えるのは”引きの美学”だから。それに対して日本人は”寄りの美学”を重視する。その”引きの美学”こそインテリアセンスを高めるのに重要である。

2)断捨離より家の中の”変なもの”を排除しましょう。

3)暮らしのアップデートはその人が纏うオーラも新鮮にする。

4)”インテリア知性”を高めることこそインテリアのセンスアップに繋がる。

5)上質(決してお金をかけるという意味ではなく)で洗練された空間に住まうことは細胞レベルで沁みてきてその人を作り上げていく。

これだけじゃさっぱりわかりませんね~ふふふ。深くお知りになりたい方は次回のセミナーで(笑)

いずれにしても私たちが皆様にお伝えしたかったのは衣食住アート全てにバランス良く大切にすることで洗練・上質・心地よさを手に入れましょうという提案。ライフスタイルを充実することこそ大人女性が輝くことに繋がると固く信じている2人からの提案をいろいろさせていただきました。

”衣食住アート全て大切に”と唱え続けていましたが、ここ最近そのすべてが本当に密接なかかわりを持っていることを再認識し、いろんなことがすとんすとんと腑に落ちる感覚があるのです。上手く表現できないのですが、私が現代アートをインテリアに取り入れるという仕事を始めたのは間違いではなかったという確信が持てたというか、、、

またどこかでのセミナーで多くの方にその辺りをお伝えできますように、、、






2017.06.04 | | コメント(2) | トラックバック(0) | News&Event

暮らしのアップデートは女を救う!?

玄関に飾っていた川北ゆう氏の作品を床の間に移動。場所が変わると作品の見え方も違いとても新鮮な印象です。アートと暮らす楽しみはこういこうことだと思います。飾る場所を変えたり、季節で掛け替えたり、、、都度アートの飾り方を真剣に考え、その周りの小物のしつらいやグリーンの置き方も変えてみる、そんな習慣を続けることによりセンスが磨かれるのではないでしょうか?そしてそんな小さな変化が”暮らしのアップデート”に繋がるのだとここ最近改めて感じるようになりました。

”暮らしのアップデート”がなぜ必要なのか?それはズバリ私たちが老けないためです!(笑)

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とはいっても”暮らしのアップデート”自体は顔を引っ張り上げてくれないし、ほうれい線だってなんとかしてくれない。あくまで気持ちの問題なんですが「そこ大事!」と思う訳です。毎日の暮らしの中できるだけ美しく、今どき感を忘れずもインテリアと向き合う姿勢こそ大切だと。そしてまたしても言っちゃいますがアップデートへの一番の近道は現代アートを飾ること!それは今までの私の経験から言ってもアートの納品時についでにアップデートさせちゃいましょうという事例がとても多いからなんです。

インテリアにおけるしつらいが何年も同じままだと住んでおられるご本人は気づかなくても空気がどよよ~んとしています。前々回のブログでも書きましたが、私が目安とする危険水域?は「頂き物のプリザーブドフラワーにうっすら埃がかぶっている」状態。これは実に危ない。そんな状態でおしゃれして外出しても古臭いオーラが出てたら大変です(笑)!

セミナーではそんなお話もしてみようと思います。脱線してファッションのお話になっちゃうかも💦

明日ご参加の皆様、お目にかかれますのを楽しみにしております♡

2017.06.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

Dream、その言葉がもたらしてくれるもの

新たな住人が我が家に加わりました。昨年観て以来ずっと気になっていた氏のたちばなひろし氏の作品です。何年も前に田中和人・管かおる・三宅砂織氏3名が中心に企画したグループ展で初めてたちばな氏の作品に出会い、それ以降関西では観る機会がなく(もしあったのなら私が知らなかっただけでごめんなさい)昨年MA2ギャラリーのグループ展でやっと観ることができた時にはとても嬉しかった。。。その中ですっごく気に入った作品はとても大きくて断念したのですが、その際に展示はしていなかったのだけれど”Dream”の文字が印象的なこの作品に心惹かれずっと気になっていました。

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実はこの3点組の作品には隠されたもう一点の作品があるのです。こちらを制作する際のストーリーの要ともいえるあるモチーフが描かれた小さな作品が真ん中の絵の裏にひっそりと存在しているのです。それは表に展示されることはなく作家とギャラリスト、そして購入した人にしか観ることは許されていません。こういう秘密を共有するワクワク感大好き!

そのモチーフとはケンタウルス(言うのはいいよね?笑)そして私は射手座!もうなんかこの絵を買う運命ですよ!
訂正:なんとケンタウルスではなくミノタウルスの間違えでした。思い込み激しい射手座の女失礼いたしました!

飾ったところ。。。思った通り住空間に飾っても文句なしにカッコいい!

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さてこれからは私がこの作品を買うに至ったストーリーの方です。もちろん気になっていたというのはあるのですが、どんと背中をおしてくれるような出来事があったのです。(これは私が勝手に作品に対して思ったことで作家の制作意図とは全くかけ離れているとは思いますが、、、)

もう6年くらいフランス語を習っている先生がフランスに戻られることになって最後の授業のこと。私が本を出すことが決まったと報告し本を出すのはずっと私の夢だったと話したところ「じゃあ、次の夢はなに?」と聞かれたのです。本を出すことの次の夢?正直とっさには出てきませんでした。でもぎゅ~っと自分の心と頭を振り絞ってみたところ次の夢が口から自然とこぼれてきたのです。その夢については今のところ内緒です(笑)

日本の住空間にアートを入れたい!
女性誌でアートとインテリアの連載とかできたらどんなに素敵だろう。
あ~私の想いの詰まった本を出したい!

それらはすべて叶いそうにないことでしたが、夢(恥ずかしいから妄想とか言ってたけど)を持つことで高みを目指すことができました。そう思うと”夢”って大事と思えてなんだかこの作品を所有して新たな夢に向かって頑張ろうとなんだか急に思えたんです。

アートを買うという行為は”特別なもの”ではありませんが、時折”特別なもの”となり私たちに忘れられないストーリーをプレゼントしてくれます。アートがもたらしてくれる素敵なストーリーを一人でも多くの方に体験してほしいと心から願います。

2017.06.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

「変なものが一つもない」は最高の褒め言葉

横川志歩先生とのコラボイベント満席となりました。少し先のイベントにも関らず多くの方からお申し込みを頂き受付開始30分でほぼ満席!生瀬ヒュッテのパン予約申し込み☎くらいの激戦となり、私もパソコンの前でものすご~く緊張しました。お申込みいただきました皆様誠にありがとうございました。

さて先週横川先生を奈良にご案内した際のこと。お昼を食べて「どこ行きたい?」と尋ねると速攻「飛鳥資料館!」と返事が返ってきました。近くに住んでいてもわざわざ足を運ぶことがないので私もちょっとワクワクしながら資料館へ。一緒に展示ケースのお宝の数々を観ていると「うわ~持って帰るのどれにしよ~!」と彼女のつぶやきが聞こえてきて、それを聞いたとき「これって私が現代アートの展覧会に訪れた時必ずやってることと同じだわ~」とちょっと感動しました。どんな分野のものであれ自分だったらどれを選ぶんだろうといつも真剣に考えているうちにいわゆる見る目は磨かれていくのだとも改めて思った出来事でした。

その後は先生たっての希望で山田寺跡へ、、、看板はいつも見てたけどここも訪れるのは初めて。気持ちの良い風の吹く中私たち2人だけという贅沢。知らない間に先生に盗撮されてた💦

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明日香を車で回ってから11月のイベントのロケハン?と称し我が家へ。美意識の塊のような女性をお招きするのはとても勇気のいることです。でもとっても嬉しいことを言ってくれました。

「変なものが何一つない!」

これは私にとって最高の褒め言葉でありインテリアにおける真髄だと思うのです。この”変なものが何一つない”状態は簡単に思えて実はなかなか難しい。お客様のところに伺っても意地悪な目で見ているつもりはないのだけれど「なぜここにこれ?」なんて感じることがあって、その時には「ん~~~なんでこれなんですか?」と率直にお伝えします。絵を納品するにあたり環境、つまりインテリアを整えるのも私の仕事だからです。

ここでその目安をお話すると、、、

例えば頂き物のプリザーブドフラワーにうっすら埃がかかっている。新築する前のインテリアに合わせていたガーリーな写真フレームがモダンなインテリアの中に存在している、絶望的にそぐわない時計やら壺が置いてある(これは新築祝いかなにかで人様からいただいたケースが圧倒的)、、、数え上げたらきりがないくらいの変なものが目に飛び込んでくるんです。あまりストイックになってしまうのも良くないし、私は決して断捨離スト(ダンシャリスト?)ではないのですが、それらを取っ払うだけでインテリアの格がグ~ンと上がるんです。インテリアがなんだか思うようにまとまらない、理想のインテリアにならずアートを飾るなんて考えられない、そんな風に思われる方は一度”変なもの”と向き合ってみてはどうでしょう?

改めてそんな風に見ると海外、国内いずれの素敵なお住まいには”変なもの”はないはず。実用的なものだって出しておくという決断をしたからには出していても変じゃないものを最初から買うという選択だってある訳です。

では”変なもの”と”変じゃないもの”を見分けることができるようになるにはどうしたらいいの?それはもう訓練しかありません(笑)素敵なものに観て、上質なものに触れ、美しい音を聞く、まさに五感を鍛える訓練です。自分のテイストに近い素敵なお住まいをインスタグラムなんかで探してみるのもいいですね。そんな風に暮らしていると自分にとって”変なもの”がなにかがわかってきます。

変なものと決別してアートを飾りさりげなくお花を飾る生活を始めてみませんか?



2017.05.14 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Interior

「なげいれと現代アート」@アスカーナ

この度横川志歩先生をお招きしインテリア空間における「現代アートとなげいれ」の組み合わせの妙を楽しんでいただくワークショップを開催するはこびとなりました。少し先のお話ですが今からアナウンスさせていただきますね。

こちら10月21・22日に開催予定の恒例「奥村アートフェア」(なんかホントは奥村アート祭って呼びたい感じ、笑)との関連イベントとなり、フェアでご紹介した作家の作品に先生がお花を合わせてくださるというそれは素晴らしい内容となっています。

日時:11月15日(水)

*午前の部は10時~12時半。着席でのお稽古となり一杯ずつ先生のご指導をいただきます。
定員6名満席となりました。キャンセル待ちを承っております。
参加費¥8,000

*午後の部は14時~16時。現代アートに合わせたなげいれを先生のデモンストレーションと共にお楽しみいただきます。
定員12名
参加費¥5,000(お茶菓子付き)満席となりました。キャンセル待ちを承っております。

*午前午後通しでのご参加¥10,000(ご希望の方にはお弁当をご用意します。料金別途)←私が作るんじゃないからご安心を!

*こちらにご参加の皆様には「秋の奧村アートフェア」ご招待させていただきます。

お申し込みはinfo@allier.jp迄。
お名前・ご住所・お電話番号を明記の上お願いいたします。先着順のご予約とさせていただき、ご参加の方には詳細ご連絡いたします。


「秋のフェアに行きたいけどそもそもアートの飾り方がわかんない」そんな方は6月3日のマナトレーディングのセミナーに!

「秋のフェアでアートを買ったけど暮らしの中でどうやって楽しむの?」そんな方は11月15日のワークショップに!

衣食住アート全てをバランスよく暮らしたいという同じベクトルを持つ素晴らしい女性たちと繋がり彼女たちと一緒になにかを作り上げていく。そしてその時間をアート好きの方と共有できることは私にとっても最高の幸せです。

うんと年下ですがお花だけでなく骨董にも造詣の深い横川先生には学ぶことが多くそしてなにより大の奈良好き!!!これをご縁と言わずしてなんというんでしょう!先生を関西でご紹介することができ大変光栄に思います。

皆様のご参加心よりお待ち申し上げております。



2017.05.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | お知らせ

本が出ます。そしてそれにあたって思うこと。

少し先の話になりますが12月初旬に初めての本が出版されるはこびとなりました。かねてからの念願であった私の本、、、実は昨年末にお話をいただいていたのですが、実際に本づくりがスタートするまではほとんど誰にもお知らせしていなかったのです。アートの世界に飛び込んでから上手くいかないこと、思うとおりにならないこと、時には梯子を突然外されちゃうことの連続で、どんなに嬉しいことがあっても自分の手のひらに乗るまでは誰にも内緒にしておこうという自制心が働くようになっているのかもしれません。けれど話が実際に動き出して「キャッホ~!」となっているかと言えば全然そうでなく、妄想でしかなかった本の出版が決まり嬉しすぎて感情が上手く湧いてこないのと、同じく数年前に妄想事項の一つであったHERSでの連載が決まった時と同じく「ちゃんとやり遂げねば声をかけてくれた方たちに申し訳がたたない!」と責任感の塊になっています。なのでいつまでも秘密にとか言ってないでそろそろ地味ながら宣伝活動に入っている次第(笑)

そんなこともありここ最近は改めて自分の立ち位置、今までやってきたこと、そしてこれから何をしたいのかをじっくり考えることとなりました。本を作るにあたり「私は今なにを伝えたいんだろう?いったいなにを語ることができるんだろう?」そんな自問自答の日々なのです。

このブログを立ち上げてからここではひつこく現代アートの話ばかりしてきたような気がします。けれどふと思ったのです。「本で伝えたいのはそこなのか?」と。そこでちょうど連休ということもありあえて現代アートと距離を置くことにしてみました。インスタグラムでの発信もほとんど身の回りのことだけ。いわば”プチ現代アート断食”ですね。

インスタグラムと言えばそこには本当に上質な生活を送っている人たちがたくさんおられます。お料理やお菓子作り、そしてお花のあしらい方全てプロ級、日々の器にこだわり美しく食卓を彩り、骨董品などもさらりと生活に取り入れている、そんな女性たち(もちろん男性も)の生活を見せていただいていると正直「現代アートはいらんのとちゃう?」とよからぬ考えがよぎってきます。(特にアート業界から未だ受け入れてもらえず肩身の狭い身のワタシとしては、、、)

「すでにそういった上質で洗練されてセンス良く暮らしている方たちにとって今更現代アートを飾る選択というのが果たして残っているのだろうか?」本出版が決まってからここ数か月いろんなことを考えるうちに私の頭の中には多くの???が浮かんできたのです。現代アートがなくても正直特に困ったことはありません。丁寧なごはんづくりや身の回りのことをセンス良く整えることだけで立派な正に「Art de Vivre」。それだけで十分楽しいし毎日とても丁寧に暮らしている気分になれます。

けれど数日経つともう私の中で”現代アート禁断症状”が出てきました。”ふわふわとした美しいもの”もいいけれどなんだか”とんがったもの”に触れたいという欲望?のようなものが自分の中でむくむくと湧き上がってくきたのです。そして悟りました。「あ~これこそが現代アートなんだって!」知らないうちに心にしっかり根付いて、なくてはならないものになっていて、人間の根本を気づかせえてくれる得体の知れない、だけど魅力的なもの、、、そしてなにより現代アートのない生活は洗練されていてもCOOLじゃない!

いつもここで言っているようにインテリアは自身の歩んできた道が色濃く反映されます。けれどアートはもっと内面的なもの、その人の魂が映し出されるもの。そう考えるとインテリアの先にアートは必ずや存在するものなんですね。現代アート断食たった数日で禁断症状が出る私にとって現代アートはもはや正真正銘生活の一部になっていたことに自身驚きました。衣食住アート全部大切と唱え続けることで本当にそういう体質になっちゃった。言霊大事!

ということは本の中でもことさら現代アートの話だけを伝えるんじゃなくで生活全般のあれこれをお話したいな~とおぼろげにわかってきた気がするんです。美術評論家でもギャラリストでもキュレーターでもないインテリアコーディネーターから出発したアートアドバイザーの私が伝えることってそれなんじゃないかって。

生活全般の美意識を高めていくとアートに行きつきアートがまた美意識を高めてくれる

これは私がアートの道に飛び込むきっかけをつくってくれた一人であるマイソウルメイトが私を評して贈ってくれたことばです。もちろん私は美意識に特段優れているわけではないし、常に美意識を高めたいと努力をしている途中な訳ですがこの言葉がものすごく腑に落ちた気がしたんです。

私は生涯誰に言われたからでもなく自分の美意識を磨く巡礼の旅を続けるのであろうと。そしてそれこそ今伝えたいことなのだと。





2017.05.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

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