allier Art adviser KUMI OKUMURA

CONCEPT

美しく暮らしお気に入りのアートを飾り、季節や気分でしつらいを変える。ファッションだけ、グルメだけ、そんなの寂し過ぎます。衣食住、そしてアート、どれも絶対ゆずれません。
“LIFE IS ART”を実践する奥村くみのライフスタイルを通じて、アートのある生活の豊かさをお伝えできればと思います。

PROFILE

奥村 くみ

アートアドバイザー

インテリアデザイン事務所アシスタントを経て、大手住宅メーカーインテリアコーディネーターとして、数多くの個人宅、医院、モデルハウスなど手がける。2004年より現代アートとインテリアの融合をめざしてアートアドバイザーの仕事を立ち上げ現在に至る。

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アートアドバイザー【奥村くみ】のダイアリー。
衣食住、そしてアート。こだわりの日々を綴ります。

田中朝子”b"~ギャラリーノマル

田中朝子氏の初の作品集出版を記念した展覧会が開催されています。いつもとは違うダイナミックな展示、そしていつも通りの緻密な構成が相まった意欲的な展覧会。そこには彼女のこれまでの着実な歩みとこれからの可能性を感じます。

今回の展示では今まで扱ってきた作品を巨大壁画のように再現しています。

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彼女の取り上げるモチーフは日常に普通に転がっているものたち。それらに面白さを見出しているのですが、クスッと素直に笑える時もあれば、なんだか底知れぬブラックなユーモアを感じる時もあったりして、、、そこが作品の魅力だったりするのです。

これらは全て写真作品を和紙上に版画にし、直接水糊を使って壁に貼り付けています。なんでもこれだけ大きな版を刷る機械は日本にはないそうで、一点を除き全作品が和紙を張り合わせた状態で制作されているのです。

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こちらのコーヒーカップの作品は本当に素敵だった。。。

20160916_140600 (375x500)


私はあいにく先週のオープニングパーティーには伺えなかったのですが、今日は贅沢なことにこの空間を独り占め。これを最高の贅沢と言わずしてなんと呼ぶんでしょう!

そして出版された作品集がこちら。タイトル”b”はご存じのように「半音下」という音楽記号。その記号が表す微妙な”ズレ”こそ彼女の作品の”キモ”なのですね。そして本の中で紹介されているすべての作品は実際に30×30、60×60、100×100とサイズを選び購入することができます。

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本の帯にあるキュレーター真武真喜子氏の言葉がとても面白いのでご紹介しますね。

「こぼれたミルクはまた注げばいいのだ。」これはこぼれたミルクが星形に見えるまで何度も何度もミルクをこぼし続けた田中氏のエピソードを元にしています。そう、田中朝子はいつだって一生懸命。。。ワタシ、このブログ書きながら不覚にも涙溢れてきました。

田中朝子!出版おめでとう!

会期は10月8日迄ですので皆様是非に!

2016.09.16 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Exhibition

「12か月の通過儀礼」榮水亜樹~MA2ギャラリー

観る角度、光によって様々な表情を見せてくれる榮水亜樹氏の作品。さらに付け加えて言うならばキャンバスにぎりぎりまで近づいてその細やかな筆遣いを捉えてみてください。制作時における作家の息遣いまで聞こえてきそうな錯覚を覚えます。

今回の個展は作家が一月に一作品を制作するというこちらのギャラリーでの一年間の試みを経て、制作された新作が展示されています。展覧会タイトルはそこから来ているのです。

今回はお決まりの「さあ、近づいてみましょう。」を飛ばして「いきなり近づいてみましょう。」バージョンでまいりたいと思います(笑)。

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はい、遠ざかってみましょう。。。

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一見すると白のキャンバスにしか見えません。けれど近づいてみるとこんなに繊細で奥行きを感じる世界が広がっているのです。今回の潔い良いまでの白の作品は、今まで観てきた卵色の作品よりさらに研ぎ澄まされた感があります。

榮水作品と言えばドットが特徴的なそれは小さな作品も、、、

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小さな作品が並ぶ2Fの展示空間。

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その中には榮水氏の不思議な自画像もあります。

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会期は7月23日迄。最終日にはキャンドルの灯りで作品を鑑賞するイベントが開催されるようです。皆様是非に!





2016.07.13 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Exhibition

Nerhol multiple-roadside tree~YKG

紙と印刷物を使い彫刻作品を制作している飯田竜太氏と、グラフィックデザイナーである田中義久氏の2人によるアーティストデュオNerholの展覧会のご紹介です。

どの展覧会もそうですが、画像と私の拙い文章だけで作品を説明するのはとても難しい。画像アップだけして「面白いから、行ってね。」だけで終われたらどんなに楽か、、、(ま、そうしちゃってもいいんだけど、私の中のブログ職人としてのプライドが、、、)そんな風に改めて思った展覧会です。

ぐちゃぐちゃ言ってないでどんなのか早く!そうですね、そうします。。。

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寄ってみましょう。。。

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作品のモチーフは伐採された街路樹。それらを細かく輪切りにして撮影された百数十枚の写真の中から50パターンに及ぶ作品をA3サイズにして制作されたものなのです。何層にも重ねられた紙が地層のように一枚ずつカットされており、もうすっごい!の一言。それら50点は会期中に不定期に入れ替えられ、シリーズの全貌がわかるという企画。もうどれがどれだかわかんなくならないのかしら???

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街路樹ってかたまりでとらえているけど、当然ながら一本一本の木々の集まり。この作品のように大量生産されていることで逆に本来なら街路樹を形成している木にもそれぞれの個性が存在していることに気づかせられます。

金沢21世紀美術館でも8月28日までNerhol展が開催されており、そちらではかなり大きな作品を観ることができるようです。そちら方面にお出かけの方立ち寄られてはいかがでしょうか?今日ご紹介の六本木YKGでの会期は7月30日迄。

*インスタグラムも是非覗いてみてくださいね!

2016.07.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Exhibition

日本の抽象絵画 岩名泰岳 樫永創 田中秀和~タグチファインアート

私はほとんどアートがらみのレセプションやらオープニングに出かけることはありません。むしろ出席しない主義を貫いているのですが、例外中の例外で先週東京のレセプションに出向いてきました。(なんで出席しないか?別段意味はないんですが、ほらワタシ人見知りするから、、、ぷぷぷ)

そのレセプションに出向いた理由は私がず~っと応援している若いアーティストによるグループ展が始まったからです。まさに奥村お勧めアーティストたちの夢の競演✨このグループ展の話を伺った時から楽しみにしていました。予想通り、いえそれ以上に3人の作品が並ぶ展示はすばらしく、一人でも多くの方に観てほしいと心から思います。

その3人とは岩名泰岳・樫永創・田中秀和氏。もうこのブログではすっかりおなじみのアーティストですね。

まずは岩名氏の作品から、、、大阪での最近の個展の様子はこのブログでもお伝えしましたが、あれをご覧になられた私の周りの皆さんからも「岩名さんの作品やっぱり欲しい!」の声が多数。そうでしょ~だってワタシ良い作品しかお勧めしないし、ここで取り上げないも~ん(笑)!

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こちらは2011年に初めて出会ってからずっと追っかけてる(ストーカーアドバイザー?)樫永氏の作品。氏は独学でアートの制作を始めたそうです。作品の中に一本筋の通った骨太な印象を受けるのはそんなストーリーもあってのせいでしょうか?骨太、、、私の大好きな表現、、、(笑)

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もうこれなんてどうですか!?カッコ良過ぎて前を動けなくなっちゃいますよ、まったく。

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そしてそして田中秀和氏の作品です!どうしても氏の作品を紹介したくてずっと以前阪急内コンフォートQでお借りして展示させて頂いたことがあります。本当に多くの方にコレクションして欲しいお勧めアーティストなんです。

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新たな試みで描かれたという作品もこれまた素敵。ていうか全部素敵だ。。。

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観るまでは「それぞれの個性がどんな風にぶつかり合うんだろう?」なあんて、ちょっとビクビクしてたのですが、さすがは田口氏のキュレーション!グループ展でいながら、3人の作品の良さが最大限に引き出されていました。

東京方面の方は是非に!その他の地域の方も是非に!つまり日本国中の方是非に!(あ、もちろん全世界にと言いたいが、誰が見てるねん、このブログ、、、)おはこびになってくださいませ。

会期は8月6日迄。

インスタグラムも是非覗いてみてくださいね!



2016.07.06 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Exhibition

NAKAZAWA Ken 中沢研~ANDO GALLERY

今日はここ最近の真夏の暑さを吹き飛ばしてくれるような(ような、、、)そして暑さに負けそうな気持をしゃんとさせてくれるような(ような、、、)展覧会のご紹介です。本当の体感温度は下がりません。でも気持ち大事!

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涼しくなってきました?ならない?あれ~おかしいな~(笑)
空間に凛と並ぶ無数の”足”達。そう、作品タイトルは「足」なんです。

私は関西でお目にかかることのない中沢研氏作品が大好き!空間と言う建築物の中にさらに建築空間を生み出してるというか、空間を支配する空気を創り出しているというか、とにかく鑑賞していて不思議な感覚になるのと同様とても心地よいのです。

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水平方向にあるホワイトグレーにペイントされた木と垂直方向にすっくと立つスチールは全てばらばらに搬入され空間に設置されたそうです。様々な角度からみてると表情もいろいろでとても楽しい。ある角度から私は教会の席をイメージしました。普通の客席と言うよりなんだか神聖な感じがしたからかな?

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緻密に構成されているにも関わらず、計算された抜け感みたいなのが、作品の間にある感じ。。。

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会期は8月6日迄ですので皆様是非に!!!

インスタグラムも是非覗いてくださいね!




2016.07.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Exhibition

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