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2020/09/14

センスを磨くについての再考(1)

今年に入り2回目の自宅セミナーが無事終了しました。残暑もまだ厳しい最中、遠方までおはこびただきました皆様、ほんとうにありがとうございました。回を重ねるごとに遠方からご参加の方が増えてこられて私もちょっとびっくりしています。

さてセミナーではアートの飾り方のコツやそれにまつわるインテリアのお話、アート豆知識などできるだけわかりやすくお伝えするようにしています。質問にもできるだけ完結、かつそれにまつわる周辺のお話も加えてお答えするようにしているのですが、一番返答に窮するのがシンプルなこの質問「どうやったらセンスをよくすることができますか?」なんです。

この話については以前にもここで書きましたが、再度思ったことを綴ってみたいと思います。

まず私自身がセンス抜群という訳ではなくまだまだセンス磨きの道半ばであることを先にお伝えしておきます。加えてセンスと一言で言ってもどのタイプのセンスに共感を得るか、自分にフィットするかは人それぞれ違うということも重要なので、まずは自分のセンスに訴えかけてくれそうな人探しから始まります。それはセンスを磨くにはセンスの良い人と”つるむ”ことが大切なんじゃないかと常日頃から私が思っているからです。センスって伝染するんです、間違いなく。もちろん若い頃のように四六時中友人の誰かと過ごすなんてことはないし、一人の時間をどれだけ充実させることができるかもセンスを磨くには大切なことです。だけどセンスの良い(自分のセンスと響き合う)人と一緒に過ごすといろんな情報やアイデアを共有することができ、結果自分の生活廻りも豊かにさらにはセンスアップさせることができます。これは決して真似っこではありません。

もうひとつ思うのはセンスが良いの表現は主に衣食住に使われますが、他にもいろいろあると思います。私は言葉の使い方やユーモアのセンスに長けている人に真のセンスを良さを感じます。そういう人と話したりしていると「わ、この表現いただき!」なんて思っちゃう(笑)言葉の使い方、選び方はセンスという概念を越えてその人の知性ですもの、侮れません。

という訳で私はいろんな意味でのセンスの良い人を探し当てるハンターのような人生を送っている訳ですが、7月のセミナーからケータリングをお願いしてる et sajiのお二人も私に捕獲されちゃったお2人です。年下だけど住まいや食に関してビシバシ刺激を受けて情報貰っています。そうそう年下でも関係なく恥ずかしがらずに「ね~ね~教えて~」という姿勢でいるのも大切なことだと思います。

ちょっと長くなりそうなので続きます。










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