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2018/12/03

「白の妄想」そして「黒の妄想」

ART NAKANOSHIMAが終わってから怒涛の日々を過ごしておりこちらがちょっとご無沙汰になっておりました。そして気づくとなんともう12月!今年もカウントダウンに入りましたね。という訳で今年振り返りがてらちょこっとずつブログ投稿していきたいと思います。(にしても久しぶりのブログタイトルが怪しすぎる、笑)

今年は私の大好きな2大作家の作品を十分に堪能できた当たり年でした。それはロバート・ライマンと村上友晴氏の展覧会。1月の京都ARTOFFICE OZASAでの村上展、そして4月に訪れたファーガス・マカフリー東京でのライマン展、さらには先日足を運んだ目黒区美術館での村上展はどれもこれも素晴らしくその場を立ち去りがたい展覧会でした。特にこだわりを尽くしたファーガス・マカフリーギャラリーでのこけら落としとなったライマン展では感動のあまり鳥肌が立って涙が出そうになりました。いつもはギャラリーの敷居を高く感じるという多くの方の不安を払拭するのも私の大きな役割と思っているのですが、あそこまで完成度が高く凛とした素晴らしい空間だと「もうええねん、ええねん、どんな敷居高くても。よじ登ってでも拝ませていただきます~」てな心境になります。

どちらも自分で手に入れることは叶わぬ憧れの作家ではありますが妄想は自由。それを私は密かに「白の妄想」そして「黒の妄想」と呼んでいます。前者の白はロバート・ライマン後者の黒は村上友晴作品。両者の作品と聞くとすぐに白と黒それぞれが浮かびますよね。

ロバート・ライマンの作品を観る度に私の妄想スイッチが入り「リビングに飾るんだったらこれだな~」とか「玄関の正面はこれよね~」とその妄想がとどまることがありません。これがいわゆる「白の妄想」 我が家の内装は白とベージュでまとめているのでロバート・ライマン作品合うはず、、、いやいや合っても合わなくてもそんな問題じゃないんですけどね(笑)でもこの妄想はかなり楽しい。

”美術館で作品を観る時は自分の一番お気に入りの作品を見つけるようにしている”それは私のみならず多くの方がいろんなところで話されたり書かれたりしていることです。でも私の場合さらに具体的にどの作品を持って帰ってどこに飾るか妄想してみることをお薦めしています。結構そういった妄想訓練がいざ本当に作品を買う段になって役だったりするのです。

さて村上作品は「黒の妄想」この場合妄想はさらに加速します。「今の家じゃないんだよな~なんならもう一軒和風モダンの家建てて、カーテンとかじゃなく全部障子にして、家具はポール・ケアホルムのリッソーニソファだけにして壁にポツンと村上作品飾った羅さぞかし素敵であろう」 あ~もう止まらな~い!!!

そんな妄想で思う存分楽しませていただいた2018でした。。。


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