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2017/12/04

「日々、センスを磨く暮らし方」出版に至るまでの道のり(3)

加藤さんからの連絡は「アートと暮らすインテリア」という書籍での取材協力の依頼でした。アートと暮らす人15人のお住まいを訪ねるという企画で、IGを通じて私を見つけてくださって本当に嬉しかったのと同時にやっとタイトルに”アート”と”インテリア”というワードが並ぶ本が出る時代になったんだと感慨深く思いました。

私に連絡を取るまでに加藤さんは芸術新潮での私のアートの飾り方指南の特集やハーズでの連載などのバックナンバーを図書館で全部見てくださっていたんです。そんなことから初めて我が家に訪れての取材も「はい、撮影!」「はい、インタビュー!」となんの問題もなく取材は和やかに楽しく和気あいあいと終了しました。

ここで私は勝負をかけて暴挙に出ます。インテリアの本をたくさん手掛けておられる加藤さんに本の企画書を「直訴でござる!」くらいの勢いで差し出したんです。先日加藤さんとランチする機会があったのですが、その際にこう仰いました。「あのエネルギーがなければ、いつか本が出るといいですね~くらいに終わってたかもしれない」と。なんだか尋常じゃない私の圧に突き動かされてんでしょうか?簡単ではないけれどいくつか出版社をあたってみると約束してくれたんです。

私としては人生最高レベルの”ダメ元”だったし、過去の例からしても「まあ、無理だろうな」と実はその時思ってました。でもやれることは何でもやろうと思ったんです。私の心の中にくすぶっていた「いつか本を出したい」という想いはまだ消えていませんでした。

無事に「アートと暮らすインテリア」も発売され、巻末のアートの飾り方ページの監修という大役も果たし、昨年の奥村アートフェアを迎えました。その際になんと加藤さんがフェアにわざわざ足を運んでくれたんです。びっくりしたし本当に嬉しかった。そしてフェアで今度は加藤さんを驚かせることがありました。その理由とは、、、もちろん私のブログや取材を通してアートのある暮らしを楽しんでいる方がいることは知っていたけど、フェアの会場であっちでもこっちでも作品が売れていく様子に本当に驚いたんですって!その時に改めて「確かに奥村さんの周りでは衣食住のこだわりの延長でアートを買うというムーブメントが静かにそして力強く根付いきているんだ」と確信してくださったようです。

その時にはまだ出版は決まっておらず難しい状況に変わりはありませんでした。でも私は加藤さんの文章と誠実なお人柄に心底惚れこんでいたので、加藤さんが私の本のために奔走してくれているという、そのことだけで十分という気持ちになってたんです。加藤さんが動いてくれて無理ならあきらめろってことだよなって。

ところがある日彼女から「ワニブックスの敏腕編集者の女性が奥村さんの本に興味を持ってくれている。前向きに進みそうです。」とメールが届いたんです。嬉しすぎると感情が飛んじゃってもうなんだかわからない状態、、、

そしてついに去年のちょうど今頃初めてワニブックスの杉本さんとという編集者の方に会うこととなりました。

女性の敏腕編集者と聞くとなんだかおっかなくて女史って感じの方かと思ってたら(この刷り込みひどいですよね、笑)目の前にいるのはそれは可愛くて清楚でふんわりとした優しいオーラを纏った若い女性でした。あんまりにも可愛くてびっくり。打ち合わせ場所の喫茶店で3人で話しながら本の出版時期やらなにやらについて打ち合わせをしました。その時はいつものようにアートとインテリアの話をまくしたてながら?どこか夢みたいと思っている自分がいて、そんな自分を俯瞰して見てるっていうか変な感じでした。

いよいよ本づくりがスタートしたのです。

続く。。。




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