最近思ったこと(1)
ワタクシ、今年は諸事情あってドメスティックに過ごさねばなりません。でもその間をじっくりゆっくり”私好み”の関西で活動している若いアーティストを探す時期に充てようと考えています。
意味なくギャランスドレ様のカレンダーイラストを挟んでみました。。。

でも行きたい、、、海外のアートフェア。先日ちょっと確認したいことがあって昨年の自分で上げたアートバーゼルとベネチアビエンナーレのブログ記事読んでたんだけど「いっや~~ん、もうめっちゃオモシロイ~!いったいだれが書いた~ん!ワ~タ~シ~!!」てなりました。自分の文章読んでですよ、、、アホですね。どこの媒体でもいいから海外のアートフェア報告の仕事くんないかな~アート関係者のレポートとは違った角度から攻め込んでええの(オモシロイの)書く自信あるんだけどな、、、
そう、今日はだらだっら綴る日です。では続きが気になる方はどうぞ~
先日何の気なしに私の口から出た言葉にこれまた「私ってええこと言うわ~」となった件。(今日は自画自賛デイ)本当は「アートと暮らす日々」出版したらこれも書きたかったんだけど”出版妄想”はひと段落したんで出し惜しみせず書いちゃいます(笑)。
「車やバッグは手に入れた途端に価値は下がるけど、アートは買った時から価値が上がるかもしれないんですよ~」これって自然に口から出てきたのです。もうびっくりポン。当然人の価値観は人ぞれぞれだし何にお金をかけるかもその人によって違います。だけど身の回りのもので購入したものが価値が上がっていくというものはあんまりないですよね。先物取引?やら土地やマンションなんかは当然その対象なんでしょうけどリスクも伴う。
少し前にあるギャラリーで大御所の作品がものすごい金額で完売したと(日本ですよ)聞いて「すごいな~」と思う同時に「いやいやそれって一番リスクの少ない投資だよね。」と思いました。だってその作品を手元に置いておけばなにもしなくても必ず価格は高騰する訳でほとんどリスク無し。もちろん作家のファンにとっては所有するだけで幸せでしょうが、現実的にそうい見方もできる訳です。
海外のアート事情なんかが書かれた本を私は結構読んでるんだけど、生活の中に普通にアートが存在するという話と同じく、作品に資産価値を求めるという話はしごく普通に出てきます。日本てどうもアートを売り買いしちゃいけない、お金とは切り離すべきって土壌がある気がするんですよね、なんとなく。しかもそれとは真逆にバブル時「買ったらぜったい上がりますよ!」と言われて世間に出まわってた○○○とか×××とか△△△の作品イメージを未だ払拭できていない気がします。だって上がりませんでしたもんね。。。でも今の時代はまた違ってきていると思います。
もちろん高騰を狙うだけで作品を買い求めるなんて悲しいこと。けれど上質な作品を購入するのにはそういった意味もあると思います。ここ数年いろんなアートフェアを見てきてつくづくそう思うようになりました。一口にアートを買うといっても前のブログで言ったように若手の作家の応援だけでなく他にもいろんな側面があるということです。
ま、理想はすっごくお手頃価格で買った若い作家の作品がアートバーゼルで取引されるって感じなんでしょうけど、普通にそんなことがいっぱいあったらみんなギャラリーやっちゃいますよね(笑)。
明日は最近思ったことを別の切り口で語ってみたいと思います。
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