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2015/10/04

イベントに向けて、、、

今年はあっさり秋がやってくると思っていたら日中は汗ばむ陽気の毎日。毎年言ってるけど本当にこの時期着るものに悩みます。

さて秋のイベントも今月末に迫ってきてなんだか準備に慌ただしく過ごしています。先週も出展作家のお一人坪田昌之氏の姫路にあるアトリエを訪ね出展作品を決めてきました。様々な色の中やっぱり奥村カラーを選んでしまった(笑)。

本当に出展作品がどれもこれも素敵で美しくて私自身楽しみでなりません!ここで何度も話していますが、そもそもこの仕事を始めたのはインテリアコーディネーター時代に「家に飾る絵をどこで買っていいかわからない。」そんなお客様の声を幾度となく聴いたことがきっかけでした。

けれど”いわゆるインテリアアート”的なものはぜったいに嫌!と、作品の質にこだわり品性と知性を兼ね備えた美しい作品をクライアントにお勧めすることを念頭に仕事をしてきました。私はアートアドバイサーと名乗っていますが、海外のそれとは違うことは百も承知で自分の立ち位置をわかっているつもりです。欧米のアートアドバイザーは富裕層のコレクション形成みたいなものを仕事としているため「誰それの作品がどうでこうで、、、」と作品の別の価値に重きを置いています。もちろん取引する金額だって桁違いでしょう。けれどアート市場が成熟していない日本ではそんな動きは不可能だし、逆に日本という場所でのアートアドバイザーとしての動き方があるのだと私は考えています。

私のクライアントはアートビギナーの方がほとんどです。でも皆さんとてもセンスの良い方ばかりでアートのある生活をすぐに受け入れてくださいます。そのためにはやはり最初に観る作品がとても重要なのです。

そんな意味においても昨年から始めた奥村アートフェア的なイベントは少しは意味のあることなんじゃないかなと自負しています。「こんなに素敵な作品があるんですよ!」と一人でも多くの方に知って頂きたいのです。まさに”三つ子の魂百まで”のことわざ通り。アート選びをする際に最初に触れる作品が”美しい”現代アートか”なんか気持ちの悪~い”現代アートかでその後のアートライフは変わります。

誤解にないように言っておきますが、後者のアートが悪いという訳ではありません。ただ最初に自分の家に飾りたいと強く思う作品に出会った場合、その後様々なアートに触れても許容でき、理解する努力をし、自身の世界観を深く豊かにすることは可能です。しかし逆はそうはいかない。「現代アートわかんな~い!気持ち悪~い!」と思った段階でおしまいなんです。

秋のイベントではアート初心者の方大歓迎です。わからなくても全然OK.。心を柔らかくして気持ちの良い空間の中、美しい作品たちと向き合ってくださいね。きっとお家に持って帰りたくなる作品ばかりですよ(笑)

さてそんなイベントに向けていつものメンバーにも様々なご協力をお願いしています。ドリンクコーナーにはcototokoの秋色メレンゲが並びます。琴美ちゃんとは阿吽の呼吸で私が求めるお菓子がすぐに伝わるみたいで彼女の中ではもうイメージが膨らんでいるようです。DMも手掛けてくれたウエブディレクターのまりちゃんともイベントを盛り上げるためいろいろ画策中。

皆様どうぞお楽しみに♪(25日は大阪マラソンのため送るまでお出かけの方が交通規制などあるようですのでお気をつけてくださいませね!)あ、それと女性の方おしゃれしていらしてね~!!!




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