フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように
生涯を通じ絶え間ない身体的苦痛に悩まされ続けたフリーダ・カーロ。けれどその名を聞くといつも頭に浮かぶのはメキシコの民族衣装を華やかに身にまとい髪に美しい花を飾った彼女の姿。彼女の遺品を撮影した石内都氏を追ったドキュメンタリー映画を観終わって、それらのコスチュームはフリーダのアイデンティティーを確立させるための”洋服”という概念を超えたものであったような気がしました。

死後50年を経て遺品が封印を解かれ、その遺品を撮影するプロジェクトが立ち上がり、その撮影を依頼されたのが石内都氏。映画はフリーダが人生のほとんどを過ごしたブルー・ハウスで撮影が進んでいく様子を映し出しています。被写体になるのは美しくデコラティブな民族衣装だけではなく、コルセットや大量の医薬品など彼女の苦しみを想起させる身の回りの品々。当初私は淡々と制作過程が流れていくだけだと思っていたのですが、映画の中ではメキシコの民族衣装とメキシコ人女性たちとの関わりも紹介されています。そしてそれらを知ることによりフリーダのいささかツーマッチにも思えるいでたちを理解できるのです。
来週25~27日に開催される代官山フォトフェアでもその作品がメインイメージとして使われていますが、本当に美しいの一言!私も実際に作品を観るのが楽しみでなりません。映画もお勧めですのでお時間ある方是非に!
余談ですが映画では秋のイベントにご協力頂くサードギャラリーAYAの綾さんも登場なさっていてびっくり。今度「スクリーンデビューをおめでとう!」と言わなくでは、、、(笑)

死後50年を経て遺品が封印を解かれ、その遺品を撮影するプロジェクトが立ち上がり、その撮影を依頼されたのが石内都氏。映画はフリーダが人生のほとんどを過ごしたブルー・ハウスで撮影が進んでいく様子を映し出しています。被写体になるのは美しくデコラティブな民族衣装だけではなく、コルセットや大量の医薬品など彼女の苦しみを想起させる身の回りの品々。当初私は淡々と制作過程が流れていくだけだと思っていたのですが、映画の中ではメキシコの民族衣装とメキシコ人女性たちとの関わりも紹介されています。そしてそれらを知ることによりフリーダのいささかツーマッチにも思えるいでたちを理解できるのです。
来週25~27日に開催される代官山フォトフェアでもその作品がメインイメージとして使われていますが、本当に美しいの一言!私も実際に作品を観るのが楽しみでなりません。映画もお勧めですのでお時間ある方是非に!
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