フィオナ・タンまなざしの詩学~国立国際美術館
いよいよ関西でのフィオナ・タン展が始まりました。中国人の父とオーストラリア人の母の間に生まれ、ドイツとオランダで美術を学んだタン氏。彼女は自身のことを「時間の彫刻家」と呼んでいます。何度かここでもWORK WAKO OF ARTでの展覧会の様子をアップしているのでご記憶の方も多くおられるでしょう。
本当はこの展覧会を年明けの「大人のアート遠足」にしようと考えたのですが、鑑賞するのにかなりの時間を要することから断念。日曜のアーティストトークを聴いてあらかた作品について知識を得てから展覧会場を回ったのですが、それでも一つ一つじっくり鑑賞するには時間が足りません。なので私もここで感想を述べるにはもう一度美術館を訪れる必要がありそうです。そしてなんと今回は再館される方にはディスカウントがあるんですよ!また作品によっては上映時間が決まっているものもあるので国立国際美術館のHPを確認なさってからお出かけ頂いた方がいいかもしれません。
第53回ヴェネチア・ビエンナーレのオランダ館で発表された「ディスオリエント」、作家自身が真っ赤なバルーンで宙に浮かぶ「リフト」、対照的に白いバルーンで室内で浮かび上がるタン氏の長男をとらえた「ティルト」などなどどれもじっくり映像と向き合いたい作品ばかり。。。皆様、複数回訪れる覚悟で(笑)是非に!
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2014.12.23 | | コメント(4) | トラックバック(0) | Exhibition