師走に入り、、、
先日星占いで(いいことしか信じないけど)「あなたは去年くらいに自分の武器になるものを捨てたはずです。」とありました。たぶんこういうの思い込みで何かとこじつけちゃうんだろうけど、私にはピンとくるものがあったんです。今でもブログの検索ワードでずっと上がってくる「アートでおもてなし」。長年インテリアコーディネーターをやっていたことや食べることも好きなことから始めた「アートでおもてなし」はすごく”武器”となりました(笑)。これは私のやっていることをずっと理解されなかったことや、どうやったらアートを身近に感じてもらえるかを試行錯誤した結果始めた試みでしたが、今までのキャリアがあったからこその”武器”でした。
それをあえて封印して迎えた今年のキーワードは「アートでドレスアップ」。(話は逸れますが私は電車の中で”すっごい男前”と”とってもおしゃれな女の人”がいたら、絶対的に後者を観察するタイプ。私の周りに集まってくださる方もどうも私と同じみたい、、、)欧米のように素敵なマダムやムッシュー達がアートシーンに普通に存在していたらどんなに素敵だろう、となかば妄想気味に言いだしたことなんです。そして夏のイベントではお洒落した素敵な方々がシャンパーニュ片手に上質なアートを楽しむという私の”妄想通り”の光景が繰り広げられました。
さ、久しぶりに長いのいってみましょかね、、、続きはこちらを!
このブログでは不愉快なことは極力書かないと決めていますが、数か月前東京のアート関係者にそれはひどいことを言われたんですね。「関西で現代アートを買う人がいるなんで聞いたことがないよ。」て。まあその他にも怒りで手が震えてくるような屈辱的なことをいっぱい言われたんですけどすべて省略します。(気になる方、直接聞いてね、ふふふ)私は嫌なことはすぐに忘れるようにしてるんですが、怒りの中には大切にとっておいて原動力にできるタイプの怒りも存在すると思います。これはまさに”原動力系怒り”とでもいいましょうか、、、タンスにしまっておいてたまに引き出しを開けてその時のことを思い出して自らを奮い立たせる感じとでもいいましょうか、、、
この1年感動的なことがたくさんあって、素晴らしいお客さまと出会えて、このまま終わったら調子に乗っちゃうとこだったから、あの不愉快極まりない出来事は”アートの神様”からの仕込みだったと考えるようにしています。「調子に乗ったらあかんで~」て(笑)。
私は関西にずっと住んでいるのでどれほどこの場所が現代アートを受け入れる土壌であるかを知っていますし、現代アートを空間に取り入れたいというセンスの良い目の肥えたお客様がたくさんおられることを肌で感じています。夏のイベントとこの出来事はあまりに対照的で、なんだか俄然やる気が湧いてきたっていうか、、、私にしかできないこと、関西にいるからこそできることを来年からもっと突き詰めていこうと考えています。
よくマニキュアリストのさっちゃんに「奥村さん、言ってたことがいつも本当になりますね。」て言われます。「雑誌でインテリアとアートの連載した~い!」と言い続けてたら幸運なことに(奇跡的?)実現できたし、「中之島でカッコいい奥村アートフェアやるわよ~~」と宣言してたら今年本当にできちゃった。言霊大事です!その”妄想系原動力”も関西にいるからこそ湧いてくるんだと最近つくづく思います。だって到底無理なことからがスタート位置だから。なので「暮らしとアートに関する本出した~い!」これも言い続けよう、、、(笑)
そして先日生徒さんKちゃまに言われたこと。「センセイがおもてなし教室を封印したことは理解できます。アートの仕事をしながら教室をするという大変さもわかります。しかしですね、、、奥村センセイを知れば知るほどこの人からアートの話を聞きたい、お勧めのアートを教えて欲しい、そんな気持ちになるんです。」
「おお!嬉しいこと言ってくれるじゃないの!」
「だから、おもてなし教室が無理ならばあとは”奥村説教バー”やってもらうしかないんですよね。」
そうか、そうなのか、それも私にしかできないか、、、
やるか”説教バーおくむら”アートの大切さを店に来る人に力説したり、いろんな説教したりするとか、、、
でも、私超朝型で夜弱いからダメかも。
- 関連記事
-
- いろんな発信を、、、 (2015/03/16)
- 師走に入り、、、 (2014/12/16)
- 高松次郎ミステリーズ~東京国立近代美術館 (2014/12/03)
コメント