「パランプセスト-重ね書きされた記憶/記憶の重ね書き」Vol.5志村信裕~galleryαM
皆さん「曝書」という言葉をご存じでしょうか?私はこの展覧会のテキストで初めて知りました。「曝書」とはかつて日本にあった蔵書を家中に拡げて虫干しにするという夏の風習のこと。そして展覧会では志村氏の蔵書である高浜虚子の句集が木漏れ日のような温かで美しい映像の光に曝されています。


本好きの私にとってはこの類の作品はもうドストライク。本の中に存在し心を揺さぶられた言葉の数々はずっと記憶に残るものもあれば、いつしか消えてしまうものもあります。時折その言葉を心の中に再生するような「曝書」という風習は本来の虫干しの効果だけではない何かがあるような気がします。
他にも氏が骨董市で買い求めた古い蚊帳にゆらゆらと幻想的な映像が映し出される作品も必見です。会期は今月13日(土)までですので皆様是非に!


本好きの私にとってはこの類の作品はもうドストライク。本の中に存在し心を揺さぶられた言葉の数々はずっと記憶に残るものもあれば、いつしか消えてしまうものもあります。時折その言葉を心の中に再生するような「曝書」という風習は本来の虫干しの効果だけではない何かがあるような気がします。
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