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2014/09/29

Dave Muller 「Sublime Memory Garden」~BLUM&POE TOKYO

今月19日にオープンして話題となっているBLUM&POEに行ってきました。ロスに拠点を構えるギャラリーが東京に支店を出したんですもの。このご時世そりゃちょっと驚きますよね。

場所は原宿駅の駅前とあり簡単に見つかります。(サッカーショップKAMOのお隣のビル。)ギャラリーに入ると目の前に広がる明治神宮の緑に「わあ!」と声を出してしまいそうになるくらいのとっても気持ちの良い空間!(今回も辛うじてアップロードできた2枚だけでご紹介です。ごめんなさい💦)

紙に描かれたアクリルペインティングは音楽をテーマに制作されたもの。壁にはロックの系譜が地層のように描かれ、そこを豊かな土壌として植物が根付いており花々が咲き誇りまさにお庭のよう。展覧会タイトルからもわかるようにデイブ・ミラー氏の音楽へのレスペクトぶりがひしひしと伝わってくるようです。さらには眼下に広がる緑もこの展覧会の完璧なる借景となっています。

20140927_110706 (640x480)

空間真ん中に置かれたテーブルには氏の日常や気になる品々をモチーフにしたポラロイド写真のような小さな作品たちがびっしり!これらもとっても素敵なんです。何枚か額装してお家に飾ったらさぞかし楽しいでしょうね♪

20140927_110719 (480x640)

ネット上の情報に一部間違いがあったらしくオープンの11時前に訪れてしまったのですが、スタッフの方はとても親切に作品を解説をしてくださいました。調子に乗って関西人らしく「なんでまた東京に?」と聞いてしまったワタクシ。だって多くの名だたるギャラリーのアジアへの出店は香港・シンガポールが主流ですものね。(でもきっとそんなことダイレクトに聞く人あんまりいないと思うんだけど、苦笑)その返答はさすがでありましたが、その一つはオーナーのお一人が日本でギャラリーをなさっていたことがあり日本びいきなんだとか。そして「いつでも作品についてお問い合わせしてください。」とこれまた親切に対応してもらいちょっと感激。なぜそんな普通のことに感激するのか???

それはつい先日どうしてもこれからお客様にお勧めしたい作品を見つけ資料をお願いしたら、なぜか私を悪徳ディーラーのように警戒されてとても悲しい思いをしたばかりだったからです。もちろん初めてのギャラリーにとって私はとても不思議な存在だと映るのでしょうけれど、純粋に作品を多くの方にご紹介したいという気持ちが伝わらないことにまだまだ私の未熟さを思い知らされた気がしたんです。なのでアートアドバザーが普通に存在するアメリカのギャラリーの対応は違うわ~と妙に納得した次第。。。

話を大きくずれましたがとても気持ちのよい展示ですので、お天気の良い日を狙って訪れてみてはいかがでしょうか?(会期は11月15日迄)
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