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2014/04/14

最近の乱読日記から

「本屋さん大賞2014」が発表されましたね。昨年発売されてすぐに読んでちょっと泣きたくなるような切ない感動を覚えた「昨夜のカレー、明日のパン」は惜しくも2位。読まれた方どのエピソードがお好きでした?私は雪だるまが飛行機に乗るあのお話が心に残りました。なんだかもう一度読みたくなってきた。。。

という訳でブログ新シリーズ?「最近の乱読日記から」です。
今年に入って読んだ本の中から何冊かご紹介。

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あ~まったく脈絡ないわ、私の読書スタイル。まさに乱読。。。順にまいりましょう。

・アメリカ人女性映画監督の軽妙なエッセイ。NYの香り漂います~!
そして”女の子”である時期より”女性”の時期が長いってことの意味をしみじみ考える一冊。

・家庭ものを書いてもつねにハードボイルド!恐るべし桐野夏生氏。。。

・昨年すでにベストセラーになってたらしいこの秘境本を今年になって購入。今までにもその類の本はいっぱいあったけどなにがすごいってこの本には絶景ポイント紹介のすぐ後に、そこへの行き方、渡航費用、ベストシーズンなどなどの情報を掲載しているところ。それを読んでにわかにリアリティを感じるって訳。ほんの少し他の本と違ったことをするだけですごいベストセラーになるんですね。

・三浦しをん氏の「まほろ駅前シリーズ」はやっぱり外せない。やっぱり面白い。

・ジョン・アーヴィングの新刊はいつもながらのめちゃくちゃなお話だけど最後にほんわり心が温かくなるのはなぜ?氏の小説は以前からず~っと読んでないと読み難いし、かなりぶっ飛んだ内容なので一般的にはおすすめし難いんだけど(苦笑)。ほぼ読破してる人からすると慣れちゃってます、このハチャメチャ感。
ちなみにアーヴィング作品の中でお気に入りは「オウエンのために祈りを」「ホテル・ニューハンプシャー」「未亡人の1年」かな、、、

・雑誌「クーネル」のこの連載結構好きだったんですよね。本になってるって知らなくて最近購入。決してグルメな感じじゃないんだけどどの方の食生活も見てるとすごく楽しい。

・高田都氏の「みをつくし料理帖」は次で最終回ですって(泣)!澪ちゃんと源斎先生が結ばれる気がするのは私だけ?

・「ミロのヴィーナスはなぜ傑作か?」先日ある作家がギリシャ彫刻のすごさにあらためて気づいた話を聞いてた時思いだしてたのがこの本。

・あ~~~~!またしてもサリンジャーの新約!大昔最初に読んだ頃のタイトルは「フラニーとゾーイ」だった。

・「アートの価値」、、、まさにアートの価値はなんたるかを考えた本。どうでもいい話なんだけど、この本読んでるうちにばらばらになりそうな危うい装丁なんですけど、、、

・小さい頃本がボロボロになるまで繰り返し読んでいたのが「くまのパディントン」「メアリーポピンズ」「ドリトル先生」の各シリーズ。なんと新潮モダン・クラシックスとして最初に刊行されたのが福岡伸一氏による新約「ドリトル先生航海記」。優れた児童文学は大人が読んでも面白いと再認識。私に読書の楽しみを教えてくれた思い出の本たちに感謝!

ちなみに新潮モダンクラシックシリーズの続刊はプルーストの「失われた時を求めて」ですって!ついにこの本にチャレンジする時がやってきたか、、、
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