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2014/04/03

春の書店で考える、、、

あわただしかったイベント続きの2,3月が過ぎ、静かに次の計画に向け準備中です。お客様とのアート打ち合わせもいくつか始まりどんな作品がお嫁入りするのか今からとても楽しみ♪

さて私は3日に一度は本屋さんに立ち寄らなければ禁断症状が出るくらいの本好き人間。(いささか活字中毒気味、、、)本が好きっていう以外に最近の流れみたいなものを感じることができるのでリサーチも兼ねてます。ネットでの情報が大きな位置を占める昨今ですが、今の時代どちらもバランスよく取り入れることが大切なような気がするからです。

でも平積みの本を眺めているとなにかが売れると右に倣えで「同じ切り口の本ばかりだな~」とちょっとつまんなく思う時があります。

今日は長くなりますのでご興味のある方は続きをどうぞ、、、

たとえば片づけ・断捨離本の類。あ~誤解なきよう!私もこういう本好きなんです。だってこんまりさんの片づけ本は購入し「ときめく?ときめかない?」なあんてとても参考にさせてもらいましたもの(笑)。

あとファッションコーデの本もすごく多いですね。それらについていろいろ考えていると日本人てものを持ち過ぎてて、しかも贈答の習慣が誕生日・クリスマス以外にも多くていろんな頂き物があって、しかも欧米に比べ人を招く機会が少ないからお家にものが溢れてても今まで「まっいいか」て思ってきたんだな~とか、洋服についても情報が多すぎてしかもファストファッションの台頭でじっくり考えなくても買えちゃって、結果洋服は増えるけどどうしたらいいのかわからないって人も多いんだな~とかいろいろ分析できます。(て、私じゃなくても分析できるけど、、、苦笑)

でもすっきり片付きすぎてな~んにもない空間が良しとされる風潮が行き過ぎてしまうのがちょっと怖い気もするんです。私はインテリアもファッションも海外ブログやタンブラーを参考にしているんですが、断捨離空間?てない気がする。だけどきちんと片付いているし、冷たくないし、住み手の個性を表れているし、なによりアートがある!!!(笑)

きちんと整理整頓した後は好きなものを置いてもお部屋はごちゃごちゃしないものなんです。日本全国断捨離後の人が溢れているとすれば”断捨離のその後”的な本がそろそろ出てきてもいい頃なんですけど、、、

これはもうお恥ずかしい話なんですが、私の妄想計画の一つに「アートで暮らす日々」(仮称)出版があります(爆!)。ちょうど雑誌での連載が終了した後「なんにもしないであきらめるよりなんかしてあきらめよう」といういつものスーパーポジティブな思考で何社か出版社を訪れました。当然ながら無理でした。わかってたから落ち込みさえしなかった。(笑)

理由は、、、

1)私が有名人ではない。→これはごもっとも。しごく当然。
2)アートは敷居が高くてそんな本売れそうにない。
  →そこをなんとか一緒に敷居下げてください!
   日本のために!(と、心の中で思った。)
3)インテリアとアートの本なんて前例がないから売れない。
  →だから初めて出しましょうよ!(と、心の中で叫んだ。)

皆さん熱心にお話を聴いてくださってとてもありがたかったのですが、とりあえず「今じゃない」の結論に達したわけです。(と~ぜんよね。)

ずっと提唱してきた「アートのある暮らし」「アートでもてなす」がやっと巷でよく聞かれるようになってきたところを考えるといつも早すぎるのかしら?私?などと本屋さんに行く度そんなことをつらつら考えております。”断捨離後のなにか”ぜったいニーズがあると思うんだけど。
ご興味のある編集者の方ご一報を!(そんな方この駄ブログご覧になられてないと思うけど、、、)

本出版は自費出版以外無理としても他の方法で私の思いは伝わるはず。そんなことから新レッスンを企画しました。以前のレッスンでは「アートでおもてなし」今回は「インテリアセンスを磨くためのアート」がテーマ。まずはすっきり片づけて、お気に入りのアートを飾りましょう!!!






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