飛鳥の熱い日々が始まりました!皆様ぜひおでかけくださいね!
日本全国でアートをキーワードに様々な地域イベントが企画されています。奈良でも数年前からHANARARTという町家を使ったアート展示を中心とするイベントが開催され多くの人が訪れています。各地域の取り組み方、アプローチの違いといったようなものがそのまま反映されるこういったイベントでは、そこに住む人々を巻き込み、時にアーティストが巻き込まれ、面白い化学反応のようなものが起きることも多いようです。
さて今週から私の住む場所がアートでとても”熱い!”ことになってます。正確にいうと私の住む町のお隣明日香村ですが、、、(なんとなく展示会場に咲いていた紅梅の写真をはさんでみました。なんとなく、、、)

まず一つ目。奈良県立万葉文化館では三瀬夏之助氏の個展「風土の記」-かぜつちのき-が開催中です。奈良出身の三瀬氏が京都、フィレンツェ、東北とこれまで訪れてきた場所の風土・文化といったものを作品の中に凝縮したような大作の数々には圧倒されてしまいます。日曜には三瀬氏が全ての作品を前に解説しながら会場を回るトークイベントに参加しましたが、ぐいぐい話に引き込まれあっという間の1時間でした。素晴らしい展覧会ですので皆様是非に!(会期5月11日迄)
同じ館内、お隣の会場では「飛鳥アートヴィレッジ」宙の土 土の宙-そらのつち つちのそらーが同時開催されています。これは5名のアーティストが飛鳥に滞在し、そこでの10日間の生活を通じて感じ取ったことを作品に作り上げるという興味深いプログラムです。こちらの昨日アーティストトークを聴きに行ってきましたが、「最初は飛鳥という場所には制作するにはなにもないんじゃないかと思っていたが、過ごしているうちにとんでもなく多くのものがあり過ぎることに気づき逆に困った」といったような内容の発言もあり、この場所の持つ深い意味のようなものについて改めて感じることができました。
出展作家のお一人野田万里子氏の作品には星を思わせる神秘的な輝きが無数に存在しています。私自身この土地に暮らし始めた時に夜の星空があまりに美しく感動したことを思い出し、この作品を前にとても嬉しくなってしまいました。

何トンもの(何トンて言ってたっけ???)もみ殻を使った磐井賢志氏のこの作品は村の人々の協力なしには完成しなかったんだそう。そのエピソードとトーク壇上から村人への感謝の言葉にちょっと感動。。。

こちらグループ展もそれぞれのアーティストの飛鳥のとらえ方といったものを見比べることができる楽しい展覧会ですので三瀬夏之助氏の個展と合わせて是非に!(会期3月22日迄)
さあどんどんいっちゃいますよ。3つ目はなんと石舞台内部が展示スペースなんです。三瀬夏之助氏作品と明日香村をモチーフにした映像作品がなんと石室内で上映されています。(蘇我馬子もびっくり!)三瀬夏之助×宮永亮両氏によるこのプロジェクト必見です!こちらも3月22日迄ですのでお見逃しなく。
昨日の春を思わせる陽気の中、万葉文化会館でのトークイベントを聴いた後訪れた石舞台。近くに住んでいるものの訪れたのはいつぶり???

上映時間はこちらです。

ちょうどなにやらお買い物を終えた宮永氏と遭遇。石室内部の光をさえぎるために急遽近くのNトリで購入した遮光カーテンを取付ている様子。いろんな規制があり外からの光を遮断するのが大変なための苦肉の策とのこと。♪お値段以上♪の実力を目の当たりにしたひととき。。。

都度上映時間になるとわらわらと多くに人が集まってきて石室内部はあっという間に満員に。大きな石の一つ一つがスクリーンとなり三瀬作品と明日香村の風景が映し出されます。宮永氏の映像作品てどんなシチュエーションで上映されてもすごくカッコいい。。。本当は夜に観ることができたら最高なんでしょうね。夕方までの上映とは言えもうずいぶん日が長くなっているのでそのあたりだけが残念です。

全て鑑賞するなら3月22日迄。のどかな飛鳥の風景と一緒にアートを楽しみことができるひとときは心に栄養をいっぱいくれるでしょう。皆様ぜひお出かけくださいね!
さて今週から私の住む場所がアートでとても”熱い!”ことになってます。正確にいうと私の住む町のお隣明日香村ですが、、、(なんとなく展示会場に咲いていた紅梅の写真をはさんでみました。なんとなく、、、)

まず一つ目。奈良県立万葉文化館では三瀬夏之助氏の個展「風土の記」-かぜつちのき-が開催中です。奈良出身の三瀬氏が京都、フィレンツェ、東北とこれまで訪れてきた場所の風土・文化といったものを作品の中に凝縮したような大作の数々には圧倒されてしまいます。日曜には三瀬氏が全ての作品を前に解説しながら会場を回るトークイベントに参加しましたが、ぐいぐい話に引き込まれあっという間の1時間でした。素晴らしい展覧会ですので皆様是非に!(会期5月11日迄)
同じ館内、お隣の会場では「飛鳥アートヴィレッジ」宙の土 土の宙-そらのつち つちのそらーが同時開催されています。これは5名のアーティストが飛鳥に滞在し、そこでの10日間の生活を通じて感じ取ったことを作品に作り上げるという興味深いプログラムです。こちらの昨日アーティストトークを聴きに行ってきましたが、「最初は飛鳥という場所には制作するにはなにもないんじゃないかと思っていたが、過ごしているうちにとんでもなく多くのものがあり過ぎることに気づき逆に困った」といったような内容の発言もあり、この場所の持つ深い意味のようなものについて改めて感じることができました。
出展作家のお一人野田万里子氏の作品には星を思わせる神秘的な輝きが無数に存在しています。私自身この土地に暮らし始めた時に夜の星空があまりに美しく感動したことを思い出し、この作品を前にとても嬉しくなってしまいました。

何トンもの(何トンて言ってたっけ???)もみ殻を使った磐井賢志氏のこの作品は村の人々の協力なしには完成しなかったんだそう。そのエピソードとトーク壇上から村人への感謝の言葉にちょっと感動。。。

こちらグループ展もそれぞれのアーティストの飛鳥のとらえ方といったものを見比べることができる楽しい展覧会ですので三瀬夏之助氏の個展と合わせて是非に!(会期3月22日迄)
さあどんどんいっちゃいますよ。3つ目はなんと石舞台内部が展示スペースなんです。三瀬夏之助氏作品と明日香村をモチーフにした映像作品がなんと石室内で上映されています。(蘇我馬子もびっくり!)三瀬夏之助×宮永亮両氏によるこのプロジェクト必見です!こちらも3月22日迄ですのでお見逃しなく。
昨日の春を思わせる陽気の中、万葉文化会館でのトークイベントを聴いた後訪れた石舞台。近くに住んでいるものの訪れたのはいつぶり???

上映時間はこちらです。

ちょうどなにやらお買い物を終えた宮永氏と遭遇。石室内部の光をさえぎるために急遽近くのNトリで購入した遮光カーテンを取付ている様子。いろんな規制があり外からの光を遮断するのが大変なための苦肉の策とのこと。♪お値段以上♪の実力を目の当たりにしたひととき。。。

都度上映時間になるとわらわらと多くに人が集まってきて石室内部はあっという間に満員に。大きな石の一つ一つがスクリーンとなり三瀬作品と明日香村の風景が映し出されます。宮永氏の映像作品てどんなシチュエーションで上映されてもすごくカッコいい。。。本当は夜に観ることができたら最高なんでしょうね。夕方までの上映とは言えもうずいぶん日が長くなっているのでそのあたりだけが残念です。

全て鑑賞するなら3月22日迄。のどかな飛鳥の風景と一緒にアートを楽しみことができるひとときは心に栄養をいっぱいくれるでしょう。皆様ぜひお出かけくださいね!
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