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2013/12/15

INSIDE-OUT宮永亮×つくるビル~そして@KUCAへのある日

先週寒い風の中京都へ。ここでご紹介したい展覧会が2つあったのですが、どちらも撮影NGとのこと。なので今回の写真は、、、、

ポッツ~ン、、、これのみ。
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まずはアーティストやクリエーター達の新たな活動場所として生まれ変わった築50年の古いビル”つくるビル”で会期中の宮永亮氏の展示紹介から。急な階段を上がった202号にあるカフェ奥にある区切られたスペースが展示場所になっています。宮永氏は奥村強力プッシュ作家のお一人ですが、映像作品ということもありお客様にお勧めする機会がなくいつも残念に思っていました。しかし今回のような作品展開を観ると住空間での映像作品展示の可能性のようなものを感じることができます。大きな空間、小さな空間、どちらも宮永氏の見せ方は本当に巧い!!!お見事!!!センス抜群なんだよな~

どんな風かと言いますと、まずはソファに腰掛け正面の映像を観ていると「んん??」壁やらテーブルの上やらいろんな場所で映像がわさわさと映し出されてるにに気づきます。これね、なんていうんでしょう?”映像のサラウンドシステム”って感じ。同時にいろんな映像を視覚的にもそして本能的?にも体感することになるのですが、これが本当に心地よい。ついゆるゆると長居をしてしまいました。皆さま是非に!(私の描写力ではこれが限界)
入り口で展示を観に来たと言えばいいのですが、お茶しながらゆっくり過ごすことをお勧めします。(12月23日迄)

水戸芸術館現代美術ギャラリーでのグループ展(これはダレン・アーモンド「追考」展の関連企画らしくこちらも必見ですね)や2月のMOTアニュアル出展も決まった宮永氏。これらも東京方面の方是非に!(私も水戸行きたいな~遠いな~)


さて次は@KCUAの阿波紙と版表現展2013です。伝統的な阿波手漉和紙が時代の流れを取り入れ柔軟にその形を変えたアワガミインクジェットペーパー。それらをベースに8名の作家たちが作品を創作しています。その中で今回のお目当ては坂井淳二氏の作品。この仕事を始めた時にいいな~と思っていたのですが、ここ最近氏の平面作品を観る機会が多くとても気になるのです。今回もその色鮮やかな作品に「あ~これがソファの後ろの壁に並んでいるとどんなに素敵!」とOKUMURA'S eyesが出たのですが、いかんせん写真がない!

いつも思うんですが撮影OKとNGの振り分けってどういう基準なんでしょうね?私のような極めて良心的なアートへの愛に満ち溢れた(知性は欠けるが)ブロガーに撮影許可パスみたいなのが配布されると助かるんだけど。。。

まっ、いつもは写真を先にご覧頂いて是非どうぞ、てな感じなんでたまには想像しながらアートのお出かけというのもまた楽しかろうと。。。(←無理矢理)


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