ベネチア(3)すごすぎた、、、ルドルフ・スティンゲル展
では中断していたベネチアリポートに戻ります。今回ベネチアビエンナーレに行くことは決めていたものの「夏は暑くてやだよな~秋だよね~」と思いつつ、10月には台湾行ったり東京のトークイベントがあったりして結局終わり間際のぎりぎりの訪問となりました。でも結果的に晩秋のベネチアは街を散策するのにぴったりの気候で大満足。
そんな訳ですでにビエンナーレに出かけられた方からすればはずいぶんと遅れたリポートなんですが、まっ、私の駄ブログなんてアート関係者の方誰もご覧になってないし、、、と開き直りこつこつアップしてゆきます。
まずは公式のビエンナーレプログラムではありませんが、強烈な印象で観る者を圧倒したルドルフ・スティンゲル展から。これについてはかなり話題になっていたのでどなたかのブログでちょっと前知識は仕入れていたのですが、想像をはるかに超えるシュゴ~~~~~イ展覧会でした。ベネチアに着いてすぐに観に行ったこともありそれ以降観たジャルディーニ・アルセナーレ会場の記憶がぶっ飛ぶほど。「ごっそりいいとこ持っていきましたね~スティンゲル師匠!」といった感じ。(←だれが師匠やねん、、、)
展示場所は大富豪であり世界一のコレクターピノー氏の所有する美術館パラッツオグラッシ。とりあえずこの画像から、、、これ一体ど~ゆ~意味だかおわかりになりますか?

宮殿の床・壁すべてがインクジェットプリントされたオリエンタルな文様のカーペットに覆われているのです!

普段この美術館はピノー氏コレクションのために存在していますが、初めてソロの展覧会を許したアーティストがスティンゲル氏だったらしい。
ピノー氏:「今回自分1人でつこてええから、、、」
スティンゲル氏:「ええ~ほんまっすか?」
そんな感じだったのかと勝手に”関西弁”で想像しながらニヤニヤ。。。

でも流石のピノー・スティンゲル両氏も非常灯だけはいかんともできなかったらしい。。。
さてそのカーペットに覆われたそれぞれの空間に贅沢に作品が設置されています。



もうなんだかすごすぎてわかんな~い!
この作品はスティンゲル氏の友人ですでに亡くなったアーティストの肖像画を基にしたものと後で知りました。

この壁紙のような作品も素敵だった。。。そしてキャンバスの処理もお金持ちコレクターのハートに訴える感じで美しい。


すいません、まだまだあります。




そして毎回のお楽しみ。”持って帰ることができるならどれにする?”妄想遊びの結果こちらに決定!
いったいいくらするんだろ???

建物全体を使ったインスタレーションとしての素晴らしさに加え、もう一方でそれぞれの平面作品はお金持ちコレクターが競い合って買いたいと思わせるという、オソロシイまでに計算されつくした展覧会でありました。(スティンゲル氏の所属ギャラリーはガゴシアン、ピノー氏はクリスティーズのオーナー、、、納得。。。)
この展覧会を観ただけでもベネチアに行ったかいがあったというもの。で、ワタシ達は滞在しているうち3日間スティンゲル展を拝みにいったのでした。題して”おかわり3杯スティンゲル詣。”
そんな訳ですでにビエンナーレに出かけられた方からすればはずいぶんと遅れたリポートなんですが、まっ、私の駄ブログなんてアート関係者の方誰もご覧になってないし、、、と開き直りこつこつアップしてゆきます。
まずは公式のビエンナーレプログラムではありませんが、強烈な印象で観る者を圧倒したルドルフ・スティンゲル展から。これについてはかなり話題になっていたのでどなたかのブログでちょっと前知識は仕入れていたのですが、想像をはるかに超えるシュゴ~~~~~イ展覧会でした。ベネチアに着いてすぐに観に行ったこともありそれ以降観たジャルディーニ・アルセナーレ会場の記憶がぶっ飛ぶほど。「ごっそりいいとこ持っていきましたね~スティンゲル師匠!」といった感じ。(←だれが師匠やねん、、、)
展示場所は大富豪であり世界一のコレクターピノー氏の所有する美術館パラッツオグラッシ。とりあえずこの画像から、、、これ一体ど~ゆ~意味だかおわかりになりますか?

宮殿の床・壁すべてがインクジェットプリントされたオリエンタルな文様のカーペットに覆われているのです!

普段この美術館はピノー氏コレクションのために存在していますが、初めてソロの展覧会を許したアーティストがスティンゲル氏だったらしい。
ピノー氏:「今回自分1人でつこてええから、、、」
スティンゲル氏:「ええ~ほんまっすか?」
そんな感じだったのかと勝手に”関西弁”で想像しながらニヤニヤ。。。

でも流石のピノー・スティンゲル両氏も非常灯だけはいかんともできなかったらしい。。。
さてそのカーペットに覆われたそれぞれの空間に贅沢に作品が設置されています。



もうなんだかすごすぎてわかんな~い!
この作品はスティンゲル氏の友人ですでに亡くなったアーティストの肖像画を基にしたものと後で知りました。

この壁紙のような作品も素敵だった。。。そしてキャンバスの処理もお金持ちコレクターのハートに訴える感じで美しい。


すいません、まだまだあります。




そして毎回のお楽しみ。”持って帰ることができるならどれにする?”妄想遊びの結果こちらに決定!
いったいいくらするんだろ???

建物全体を使ったインスタレーションとしての素晴らしさに加え、もう一方でそれぞれの平面作品はお金持ちコレクターが競い合って買いたいと思わせるという、オソロシイまでに計算されつくした展覧会でありました。(スティンゲル氏の所属ギャラリーはガゴシアン、ピノー氏はクリスティーズのオーナー、、、納得。。。)
この展覧会を観ただけでもベネチアに行ったかいがあったというもの。で、ワタシ達は滞在しているうち3日間スティンゲル展を拝みにいったのでした。題して”おかわり3杯スティンゲル詣。”
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