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2013/08/08

その謎いまだ解けず

先日こんな本を思わずアマゾンでポチッして購入。(ちなみにのっけから話は逸れますが海文堂書店がクローズとのこと。神戸と元町を結ぶアーケードにあるこの書店は私の思い出の場所のひとつでもあったりします。本は本屋さんで買おう!と決意を固めた出来事。。。)

私がアートの仕事に本格的に取り組むようになって来年で10年。前職の大手ハウスメーカーコーディネーターの仕事と並行しながら、”現代アートとインテリアを融合”させるために人生最大級とも言える見切り発車の上スタートしました。その頃よく遭遇していたのが、バブルの残り香とも言える”所有している人は限りなく現代アートと幻想している”ちっちゃい人がいっぱいいる絵とか~クジラさんの絵とか~そんな絵画。。。私は幸か不幸かそれらをアートと捉えたことは無かったのですが、やはり購入された方にとってはアートなんですよね。

もちろんそれらが悪い訳はないのですが、私なりの基準で考えた場合古くなっても古く感じないのが上質なアートだと思う訳です。なので「おお~あの時代の!?」なんて作品は???だったりまします。

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その辺りのことに正面から切り込んだこの本はちょっと興味深い。でもどんなに偉い美術関係者の方々があれこれ論じても肝心のラッセン作品はするりとどこかへ逃げて行ってる、そんな感じがしました。本の中では”インテリアアート”という言葉が何度も出てきますが、私もそんなのを扱っている人というイメージがあったみたいでそれを払拭するには何年もかかりました。むしろその間逆で”ちっちゃい人たち”とか、”クジラさん”を壁から引きずり下ろすためにすごく頑張っていた時期があるのでインテリアアートの人とか言われるとドヨ~~ンと落ち込んでいたものでした。

でもね、所有している人たちが「この絵の中にある小さい人たちを見てると心が癒される」とか「この海とクジラを見るとハワイを思い出すの~」なんて言葉はいまだに記憶に残っている。そうなると何が正しいんだろって正直わからなくなる時もあります。人それぞれのアートの解釈ってすごく難しい。きっとこの先ずっとわかんないんだろうな、、、なんて思った夏の感想文でした。
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コメント

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はじめまして。

ラッセンのコト。
興味深いです。
ブログ読むまで、存在を忘れていました。

「個の感動」は、いつまでも
「衆の感動」は、風のように。

記憶の装飾も、
「アート」なのかもしれませんね。

出会いに感謝です。(^-^)

ことば絵描き@えんや本舗さま、コメントありがとうございます!

私はラッセンの作品はあんまり覚えていなくても、ある時期そんなやりとりや思いをしたことだけをよく覚えているのです。それも不思議なことですよね。。。