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2013/08/06

全ては繋がっていくのです。

今日はいささか真面目な話から始めます。先日のツアーではご参加頂いた方々にとても楽しんで頂けた様子。感想&お礼メッセージやFB上でのレポートを読んで嬉しく思っています。私が今回皆さんに感じて欲しかったのは、自宅に飾るために購入した小さな作品だったり、慣れないギャラリーに飛び込んで若い作家の作品を観たり、それらは全てこんな大きな展覧会に繋がっているのだということなんです。つまりアートを鑑賞する習慣や作品を購入することを経ていくと更に大きな楽しみが待っているのだと。これが逆だとなかなかうまくはいかない。突然現代アートを美術館で鑑賞して「???」なうえに”買えない””飾れない”となるとその段階で現代アートは自分の生活とは無縁のものになってしまうからです。

でも普段から若手作家の努力を知ったり、自分の買える範囲で作品を購入したり、季節でアートを掛け替えるというベースが生活の中にあれば先日のビエンナーレだって感性の赴くままに自由に鑑賞することができるのです。そして自分が持っている作品の作家も将来こんな場所で展示するようなビッグアーティストへと成長するかも、なんて別の楽しみさえ生まれます。そう、全ては繋がっているのです。

と、この流れでなんですが、私がず~~っと惚れこんでウオッチし続けている今村遼佑氏作品。今ギャラリーノマルで開催中のグループ展「seed」で氏の新作を観てきました。今回も観るだけでなく聴くことでも作品を楽しむことができる作品。いったいどんなの???

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なんだかわかりませんね~ふふふ。これも足を運ばなければ体感できないのでぜひギャラリーを訪れてみてください。だからあまりネタばらししたくないんだけど、、、ほんの少しだけ(笑)。
今回の全ての作品テーマは雨。バケツや塗料缶、すのこ、そんなありふれた日常品にあたかも雨粒が落ちているような音。その音は小さな仕掛けによって密やかに空間に響きます。氏の一番おすすめ音はバケツなんですって!

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先日ベルリンでのレジデンスから戻られた氏とゆっくりお話することができました。「さぞやベルリンでは創作意欲が掻き立てられたでしょう?」の私の問いに「普段から生活の何気ないところを掘り下げて作品を制作しているのであまりにも刺激があり過ぎて、、、」との答えが返ってきて思わず笑ってしまいました。

そのうちスタッフSちゃんも加わっていろいろお話していると今村氏が「僕の作品を一番最初に買ってくれたのが奥村さんなんです!」なあんて話も披露してくれてちょっぴり(つうか、だいぶ)嬉しかったりして。。。

私はいつか海外の大きな空間で今村氏の作品を観たいな~と思っているのです。そうここでも私が何年も前に手に入れたピースが未来へと繋がっているのです。。。

会期は9月7日迄ですので是非に!

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