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2018/01/31

Chez Kumi 始動!

私が長年フランス語を習っていたアレックス先生。先生がフランスに帰国する前に話した事についてここでも以前ちょっと触れたことがあります。私の長年の夢だった本の出版が決まり報告したところ「じゃあ、次の夢はなに?」と聞かれた事。

その時はとっさに出てこなかったんだけど、いろいろ考えているうちに「奥村セレクトのアートや食器、その他いろんなものを集めたエスパスが作りたい!」となぜか急に言葉になったのです。もちろんどこかに場所を借りてそんな空間を実現するにはお金だってかかります。まったくもって現実的ではない話。でももう私の頭の中ではバーチャルな空間ができてる訳で、今の時代場所を構えるだけがその手段ではありません。

そんな話をしながら先生が真剣にその試みの名前を考えてくれたんです。なんとなく私が「エスパス・ド・奥村?」なんて言ってみると「いやいや、ド・オクムラではドが強すぎ音的に美しくない」とさらに真剣味を増してきて突然先生に降りてきたのが”シェ・くみ”だったんです。「なんかシェがつくとレストランぽくない?」と尋ねたら全然大丈夫って。でもってシェをChezでくみはそのままで文字にするととても美しいと先生かなり”Chez くみ”押し!

そっか~”Chez くみ”か~なんて思ったものの、そのまま本づくりが始まり、秋のフェアといろんなことがやってきてこの計画、宙ぶらりんになってました。けれどいよいよ始動します!



まずは3月から「アートを飾ってインテリアセンスを磨く」単発レッスンを開講します。こちらはインテリアにアートを取り入れたいけれどそのきっかけを探している方やアートを効果的に飾りインテリアのセンスを磨きたい方対象の単発レッスンです。(プロの方対象ではありません)また詳細決まりましたらこちらでご案内しますね。

そんな訳で”Chez くみ”のロゴづくりをウエブデザイナーのまりちゃんに依頼。結局”Chez Kumi"になりましたが、アレックス先生が名付けてくれたありがた~い名前を使わせてもらうことにしました。

「ART NAKANOSHIMA」のロゴを昨年作ってもらった時、ロゴの重要性をあらためて知ったんですね。当初このフェアは私がアートの仕事を始めて10周年をお祝いしてのいわばお祭り的イベントでした。なのでちょっぴり「アートでおもてなし」のイメージも残しながらのちょい甘めなアートイベント。今回の東京でのイベントに少し似てたかもしれません。

でもその後イベントを継続することとなり、私自身もそれなりの覚悟を決めなければならなくなりました。いくら小さなアートイベントとはいえ運営していくには責任感を伴います。そんな中いつまでも甘めなイベントではダメだし、もっとスタイリッシュにカッコよく、そして女性だけを対象にしたものでなく男性にも来場してもらいたいと考えるようになったんです。偉そうですが海外のアートフェアの超小型版のような、、、(笑)

昨年作ってもらったこロゴはそんなアートフェアとしてのイメージがすごく出ていて、一目で気に入りました。

今回の”Chez Kumi”はのロゴではあえて甘さを残してもらっています。アートへの入り口がいきなり難解かつエッジの効いた現代アートだったらたぶん普通の女性はひいてしまうでしょう。いくらセンスのある女性でもです。まずはアートを衣食住のこだわりの延長として生活に取り入れる、そんなアートへの扉を開けるきっかけを”Chez Kumi"で見つけて欲しいと考えています。このロゴにはそんな想いも込められているのです。

そしていよいよアートを買うという段になれば奥村セレクトの素敵なアートが並ぶ「ART NAKANOSHIMA」にいらして、とびきりおしゃれな雰囲気を味わいつつお気に入りのアートを見つけほしいな~と思うのです。

生きてる限り、あ、この仕事を引退するまで私はず~っと現代アートがどうやったらもっと普通に浸透させていくかを考えてるんだろうな。いろんな人を巻き込みつつ。。。(笑)



2018/01/30

たかちゃん先輩、珠玉の言葉をありがとう!

ここ最近お客さまへの納品時に「それがね~この間とっても良いお話があってね~。・・・なんだっけ?忘れた」ということが相次ぎました。もちろん話した内容のぼんやりした輪郭は覚えてるし、何を話題にしたかは覚えてますよ!

先日もビオワインとシャンパーニュのお店でカウンター越しにシャンパーニュへの対峙といったものが現代アートへのそれと非常に似ているところがあって大いに盛り上がったんですが、帰りの電車で「はて?その表現なんだったっけ?」となり自分でもぞっとしました。物忘れ?脳の老化?オソロシイことです。でもそれだけじゃないんですよね。ブログをまめに更新してた時ってそういう”ネタ”的なのぜったい忘れないようにしてたし、言葉に対しても敏感になろうとしてました。インスタでサクサクっと写真を挙げているうちにその訓練から遠ざかってたことに気が付き、そんなこともあってのブログ回帰なんです。

さて先日のイベントで今は東京に住む通称”ゆみ・たか先輩”が来てくれました。学生時代からず~っと仲良しのゆみちゃん先輩とたかちゃん先輩。今も変わらずつるんでるらしい(笑) そして大学時代と変わらずなんか2人の周りには優しくて温かなハッピーオーラが漂ってて「ワタシ、大学生の頃このお2人のこと本当に好きだったな~」と思い出したりなんかして。。。

さてその片割れ?たかちゃん先輩が沖見かれん作品をファーストピースに選んでくれました。



購入に至るまでののやり取りはこんな感じ。

たか「うちの玄関にこれいいかな~」

ゆみ「たかちゃん、これいいやん!ぴったり!」

たか「そうやねんけど~これくみちゃんに言ったらぜったい怒られるの思うねん」

くみ「なんですか?いったい今なに飾ってるんですか!?」

たか「マリメッコのファブリックパネル、、、

くみ「はい!?なんですて!マリメッコのファブリックパネルですて~!?

たか「いや、変えたいと思いつつ、、だいぶ昔に自分で作って飾ってなんかそのままで」

くみ「あかん、それはあかんわ、ありえへん!

誤解なきよう申し上げますがマリメッコの柄は素晴らしいデザインだし、私も大好きです。でもファブリックで作ったパネルはサブにはなってもメインは張れないんです。ましてや”アート”ではありません。本物のアートを飾るまでのサイズ感の確認やアートがすでにある場合インテリア小物としては華を添えてくれるかもしれませんが、やはりそこはほれ、アートを飾ってほしいとアートアドバイザーの端くれである私は思います。

という訳で後輩である私にえらく説教されてしまったたかちゃん先輩は作品が届いたらすぐにパネルは撤収すると誓ってくれたのです。そして画像と一緒に届いたメールを抜粋したものがこちら。。。

”おはようございます。
 昨日、待望のかれんさんの絵が届きました。
 とっても丁寧に包まれた箱から大切に扱われた絵を取り出すのが楽しみで楽しみで、、、。
 時間が流れるのがとても長~く感じた程☺️
 服を買うよりも何よりも久しぶりにウキウキした気分になれました。
 こんにちは~~って! まるで生きているかの様✨壁に飾ると周りのものがくすんで見えちゃって😰
 初めてのピース 、思わぬ出会い、くみちゃんに感謝です””

なんかこの表現キュンキュンしませんか?作品を取り出す時間が愛おしく長く感じるなんて!絵がこんにちは~~って!恥ずかしながら私はそんな風に思ったことなかったんです。せっかちだから。でもお客様はそんなお気持ちでわくわくしながら作品を取り出されてるんだと気づかされました。

お客様とのやり取りでは珠玉の言葉に出会えます。私にとって珠玉だと感じるのはアートを感覚で感じてくれて自然に発せられた言葉。最初に言ったようにそんな言葉を忘れないためブログがんばります!

余談ですが、ゆみ・たか先輩に「くみちゃんおもしろ~い!」て連発されたんですが、よくよく考えてみると大学時代はさほどおもしろいこと言う人じゃなかったんですよね。いつ変わったんだろ???


2018/01/29

「そうでしょ、そうでしょ」の気持ち

このブログを始めた頃は自分の本の趣味を公開するのをずっと避けていました。「何を読んでいるのか」は「その人がどんな人であるか」と密接に関っています。なので本を紹介すること=無防備に内面をさらすことのような気がして恥ずかしかったんですね。ところがブログやインスタグラムを長らく続けていると、なんかもういっか、て。もうどんな人かわかってもらえてるだろうし、歳も重ねてきて自分のことを必要以上に良く思ってもらいたいなんていう欲もとっくになくなってるし。ましてや本の中ではシューズクロークまで披露しちゃってますもんね、もう怖いものなし!(笑)

さて先日新幹線の車内で読もうと軽めの対談集をばばっと買って乗り込みました。ところがこの対談集ことの他”重く”ズシリとしていました。キョンキョンのエッセイってわりと好きで「パンダのanan」とかも読んでたんだけど、この対談集を読んでやっぱりキョンキョンすごいな~と”改めて思いました。何がすごいって舞台やライブをものすごく観て研究してるってこと。

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もちろん対談相手もすごい面々なんですが、どの人とも互角に話せて「あ~あの舞台観ました」とか投げられたボールをほとんど素手でキャッチしててしっかりボール返してて、ほんとすごい。

そんな中私が一番感銘した箇所は片桐はいり氏との対談でプロデューサーとしても活動を始めたキョンキョンがこう言うところ。

”役者さんでも作家でも、素敵な人がいっぱいるんだとわかってくると「世の中に知らしめたい!」みたいな気持ちになるというか。紹介して「初めて見たんですけど、すごく好きになりました」的な感想をもらうと「ほら見ろ!」ってスカッとする(笑)。”

その後続けて同世代から下の年代の自分のファンに「もっとこういう方面に興味を持ってもいいんじゃない?」という提案のつもりで、、、云々とありました。

これを読んだとき「わ~!すごくわかる!」て膝を打つような感覚を覚えました。もちろん天下のアイドルであり、才能あふれる方と一緒にするのはどうかとは重々承知であえて言いますが、私が自分の好きなアートや作家を紹介する時もちょっと同じ感覚だなと思ったんです。「奥村さんの紹介するアートすごく好きになりました」て言われて感じることがとても似ている。もちろん私は凡人なんで「ほら見ろ!」と言っては到底許されませんが、「そうでしょ、そうでしょ」とは呟いちゃう(笑)

それとワタシと同世代、もしくはちょっぴりお姉さま、はたまたうんと年下の周りのセンスあふれる女性たちに、アートと暮らすという未知なる楽しいことを提案したいと考えてるところもなんかも似てる気がするなって。舞台や俳優というワードをアートや展覧会に置き換えてみるとそのまま使えるっていう感じ。

そういう発信を続けていくことはとても重要なことだと思うのですが、残念ながらギャラリー側からは一般の”潜在的アートラバー”(アートビギナー一歩手前)に対しては発信してくれません。やはりまだまだ「わかるひとだけでいいよ」て立ち位置のように思います。そろそろ一緒の想いで私に協力してくれるギャラリーが増えてきて欲しいと心から願っているのですが、それって本当に難しい。なにより私の趣味と合致するギャラリーが少ないということもあります。でもそこはなんだろ、本当に私の個人的な趣味の問題で「世界的に活躍するアーティストだから」とか「賞を取ったからとか」とか「海外の市場で高値で取引きされている」といった価値観とは別のところにある問題なんです。本当にただひたすら私の好み”奥村フィルターを通した作品”そう意味で少ないっていうことで、、、(決して上から目線というわけではなく、むしろいっつも下からで謙虚なんですよ、ワタシ)

という訳で結局のところ私は私のアート選びの世界観に共感してくれる人を少しずつ増やしていくしかないんだと思います。いつか大きなムーブメントになると信じて、、、(やはり奥村教なのか、教祖なのか、、、)

一冊の対談集を読んでここまでの妄想に発展するのは私の妄想力がすごいのか、キョンキョンがすごいのか、、、間違いなく後者ですね。
2018/01/28

ブログ復活宣言!?

インスタグラムの手軽さにかまけてブログをついつい放置してしまいがちな今日この頃。でもイベントやフェアでは多くの方から「ずっとブログを楽しみにしていました」と言っていただくこともあり、やはりここ(ブログ)を大切にしなければな~と時折猛省します。

東京のイベントでお目にかかった優しい笑顔が印象的な素敵女性Y様もそんなお一人でした。アスカーナから私が細々と綴っていたブログを東京で楽しみにしていてくれたなんて伺うと本当に初めてお目にかかった気がしません。特にそこにアートが存在していると知れば会った途端にハグしたくなっちゃいます。

私のブログでイングリット・ヴェーバー作品を知り、お好みにぴったりで購入なさっていたそうなんです。私のブログで見ていなかったらそんなアーティストがいることも知ることはなかったと言っていただき、自分の”好き”にこだわって好みのアートを発信してきて本当によかったと心から思いました。

そんなY様、イベント時にイングリット作品と同じ空間に飾るアートを探しておられたところ、横溝美由紀氏作品に目を止められました。「イングリット作品の横の壁にどうでしょうか?」と尋ねられ、私独自のアドバイスをさせていただきました。フレームのあるなしの話やちょっと伝わり難い内容になったのですが、すぐにご納得いただき購入を決めてくださいました。

そして昨日その様子がY様から届きました!まずは正面から、、、

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ちょっと斜めった角度から、、、

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クッションやらスタンドのシェードの色も壁にある2つのアートを引きたててくれています。

なんて素敵!!!

そしてとても嬉しく感動的なメールが届いたので一部だけご紹介させてくださいね。

   「 アートはどこでどうやって購入して良いのかも分からない。
    どんな絵を選んで良いのか分からない。そんなアート初心者の私が
    実際に購入し自分の部屋に飾るまでになったのは奥村さんのブログのお陰なのです。」

このメールがきっかけで今一度自分の思うことをブログできちんと文章にしていこうと誓いました。私のブログがアートへの扉を開けるきっかけになるのだとしたら、私の一番大切にしなければならないことは何なのか自明の理ですもの。

とか言いながらさぼってたら喝を入れてくださいね、皆様!

あ、それとY様にどういうアドバイスをしたか、私独自のアドバイスとは???それは企業秘密です、ふふふ。

2018/01/26

清潔感、その響き

新しい年を迎える時に誓うことってありますよね。長年の私の誓いは”今年こそ姿勢を良くする”でしたが、すぐに忘れちゃって猫背になってました。ところが3年前にヨガを始め良い先生に巡り合い”後ろ姿を美しくすること”に向き合ったお蔭でだいぶと姿勢の悪さも改善されつつあります。(もう前からはあきらめて後ろ姿にかける)体型とは何年もずっと自分が楽なようにしてきた結果だから年初の誓いくらいですぐに直るもんじゃないんですね。

そんなことで今年は何にしようと考えていたところキーワードは「清潔感」に決定!よく言われることですが男女問わずとどのつまりは「清潔感」だと思うのです。”清潔感を漂わせながら老いる”なんてもう究極の理想。加齢に抗うにはもう清潔感しかない!(笑)

でも改めて「清潔感」てなんだ?と考えるとかなり内面とリンクしてくるようなもののような気がします。心や頭の中が整理されていないと「清潔感」には結びつかない。それとそこには「知性」も絡んでくる訳でそうなってくると私のようなものは「すいません、取りあえず”知性”無理なんでまっすぐに生きてく、身ぎれいにするってことで勘弁願えますか?」という気持ちになってくるんですけどね。

ちなみにここ最近の私が勝手に選ぶキングオブ知性&清潔感は山中伸弥教授と次点がカズオイシグロ氏。清潔感と知性のかたまりのようなお2人をいろんな媒体で目にするたびに「きゃ~ひゃ~」と心の中で叫んでます。脳みそフェチのワタクシとしてはもう大ファン!(笑)

話が逸れました。。。

ただ女性にとっては清潔感にはアンチエイジングをどうとらえるかという大きな問題があります。私は再三言ってますがゆる~い”アンチ・アンチエイジング派”あんまり若く見えることにこだわらなくてもいいんじゃない?と考えています。なぜゆる~いかというとやっぱり白髪はやだからヘアマニキュアするし、顔の輪郭がぼんやりするのも嫌だから月に一回エステにも行きます。ただそのエステも経絡を整えるという東洋医学に基づくもので肌をツルツルにしますって類のものではないんですけどね。

さて年末にある美容師の方と話す機会があってその時すごく熱くなった話題が「白髪をどうとらえるか?」でした。私の理想な白髪というより綺麗なシルバーの髪になること。その美容師の方曰く「突然シルバーになるのではなく何年も手をかけながらオールシルバーの髪に自然に変化していったように見せること大切なんです」と。昨今日本の女性も白髪を肯定的に受け入れる特集なんかも組まれてますが、やはりまだまだ白髪は隠したい派がほとんどだと思います。98%くらいそうじゃないかしら?(奥村勝手に思い込みリサーチ)あとの2%は白髪気にしないという方、もしくはとびきり美しい著名人で白髪を肯定することがカッコいいことをすでに実践されてる方ではないでしょうか?(私もカッコいいことは気づいてるよ、、、)

で、さらにその美容師さんが続けて言うには「影響力のある人が白髪を受け入れてそっちの方がカッコいいという風潮をつくればいいんです。え~まだ白髪染めしてんの~だっさ~、みたいな。奥村さん、そうなってくださいよ」

、、、無理、まだ無理。ワタシその話をしながら自分の”小物ぶり”を思い知りました。

でも目標はできたような気がします。「将来的に白髪をきれいに手入れして(ここがどうも大事らしい)姿勢の良い清潔感溢れるおばあちゃんになる!」

とりあえず、今年の目標は一年を通じ踵をピカピカにする

はい、小さなことからコツコツと。マダム清潔感を目指して。。。