allier Art adviser KUMI OKUMURA

CONCEPT

美しく暮らしお気に入りのアートを飾り、季節や気分でしつらいを変える。ファッションだけ、グルメだけ、そんなの寂し過ぎます。衣食住、そしてアート、どれも絶対ゆずれません。
“LIFE IS ART”を実践する奥村くみのライフスタイルを通じて、アートのある生活の豊かさをお伝えできればと思います。

PROFILE

奥村 くみ

アートアドバイザー

インテリアデザイン事務所アシスタントを経て、大手住宅メーカーインテリアコーディネーターとして、数多くの個人宅、医院、モデルハウスなど手がける。2004年より現代アートとインテリアの融合をめざしてアートアドバイザーの仕事を立ち上げ現在に至る。

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アートアドバイザー【奥村くみ】のダイアリー。
衣食住、そしてアート。こだわりの日々を綴ります。

イベント内容

東京で開催予定の「アートでおもてなし」イベントの内容を補足説明させてくださいね。

関西では少しずつ知られてきた(と信じている、笑)私がディレクターを務めるART NAKANOSHIMA。このフェアの主旨については何度もこちらでお話しています。生活にアートを取り入れたい、どこでアートを買っていいかわからない、そんな皆様に気軽に足をはこんでもらおうとの気持ちから始まったブティックアートフェアです。

このフェアの特徴はご自宅の写真を見せてもらえばその場で空間とのバランスなどもアドバイスさせていただけることです。実際多くのお客様が携帯に画像を用意していらっしゃいます。プロのOKがでると”アートを買う””というちょっぴり勇気のいるアクションにも安心して臨んでいただけるようで、とても素敵な作品が毎年多くのお客様の元に嫁いでいきます。

そしてもう一つ「アートでおもてなし」 これについては現在レッスンは行っていませんが、その様子は以前からブログをご覧いただいていた方ならよくご存じかと思います。お花やテーブルに加え、簡単なおもてなしメニューを私が用意し基本的なアートの知識を深めたり、お勧め展覧会を紹介したり、さらにはアートの飾り方のレクチャーなど、通常ギャラリーでは恥ずかしくて聞けないようなことを楽しくざっくりお勉強しましょう、なんて教室でした。

東京のイベントではこれらが合体した3日間になります。

最初「アウエーだから誰も来ないよ~」といつになく尻込みしていた私に松原さんが「ちょっとしかお客様がいらっしゃらなくてもいいじゃない!奥村くみとじっくりアートの話をしたい方に来てもらえばいいよ~」と言ってくださってがんばってみようと思ったんです。

いつものことですがやると決めればできるだけのことをして皆様をお迎えしたい。たとえそれが1日に3人しかお客様がいらっしゃらなくでも、、、(笑)

まずは展示作品のご紹介です。関西からはART NAKANOSHIMAでも大好評だった川北ゆう・田中秀和両氏、そして若手で注目している沖見かれん氏の作品を。さらにMA2ギャラリーからは岩名泰岳、大西伸明、たちばなひろし、滝本幹也氏の作品から松原さんと2人であれこれ選んでみました。アートの世界に初めて足を踏み入れる方に「お家に連れて帰りたくなる「!」そんな気持ちになっていただけるようなチョイスを心掛けています。

そして期間中に開催予定の1日だけの復活「アートでおもてなし」について。こちらについては流石に私がごはんを作る訳にもいかず、松原さんから申し出があったときも「これは無理!」と思ってたんですね。でも自宅で開催していた内容からさらに一歩進んでプロと一緒に組むのも楽しいなと考えを変えました。

松原さんが豪徳寺に先日オープンしたばかりのテアトロ・アッカのオーナーシェフに話をしてくれ、忙しい中にも関らず快諾いただき小さな一皿の提案をしてくれることになりました。お花の方は横川志歩先生にお願いしたところ彼女も快諾。こちらのギャラリーにできた新たなスペースにアートに合わせ挿花を担当してくれます。お持ち帰りの焼き菓子はやっぱりcototokoさんしかないとお願いし、彼女もすぐにOKをくれたんです。いろんな縁がしっかり私を支えてくれてなんかすごいな~ありがたいな~ってちょっと感動、、、

花器やコンソールテーブル、香りは自宅を再現すべく私物を持ち込みます。関西のセミナーでいつもお話するあんなこと、こんなこと、本には触れていないアートの飾り方をレクチャーしますのでインテリアセンスアップにつなげていただけると嬉しいです

このイベントのみ予約制です。少人数制なのでお早めにご予約くださいね!

最後に東京マナトレーディングでセミナーを行ったのでは4年前くらいだったでしょうか?久しぶりの東京イベントとなります。

是非おはこびくださいね!



2017.12.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) | お知らせ

「日々、センスを磨く暮らし方」出版に至るまでの道のり(4)

さてここからは本の中でもお話している内容と少しかぶりますのでご了承を。

今年に入りすぐに本づくりがスタートと思いきや、なかなか話は進みません。せっかちな私は前のめり状態。もしかして本出版の話は夢だった?いや、妄想が高まり過ぎて私に起きた幻想だったのか、、、それは冗談としてかなり待ちの時間があったんです。でも今思えば杉本さんに”泳がされていた”感じがします(笑)

最初の本の打ち合わせの時に「アートをタイトルにするとちょっと敷居が高いかもしれないので、まずはライフスタイル本というくくりにして多くの方に本を手に取ってもらいましょう。」と杉本さんから提案されました。もちろん同意して納得もしたんですが、時間が経つにつれ意外に(?)硬派な私は「いやいや本来のあるべき姿、アートの飾り方なんかを指南する本でなくていいんだろうか?」なんて思い始めたんです。さらには「私なんかのライフスタイルに興味をもってくれる人ってはたしているんだろうか?」と不安にもなってきました。

悶々といろいろ考えているうちにぐるっと一周して、あれ?ワタシってそもそも衣食住と同じレベルでアートを生活に取り入れてほしいとの想いでブログ始めたんじゃなかったっけ?と今更ながら気づいたんです。何年もアート側の方に立っているうちに前はちょっぴり苦手だった「現代アートこそ一番さ」てな人に自らなってたんですね。これって私の立ち位置じゃないって気づきました。そして本出版にあたり原点に戻る必要があることを悟り、初の打ち合わせから数か月後にすとんと腑に落ちる感覚がありました。

ちょうどその頃から杉本さんと頻繁にメールでやり取りをして細かな打ち合わせが始まりました。お題に合わせて多くの画像を送り、こちらが気づいたことがあればまた大量の画像を送る。それは衣食住アート多岐にわたる内容でした。もう本に対する迷いはなかったんで、それらのやり取りによって自分のライフスタイルやこだわりを再確認する貴重な時間となりました。ホントにまんまと杉本さんの手のひらでコロコロ踊らされてた気がする(笑) やっぱりすごいな~とう~~~んと年下の若い彼女のことを心から尊敬します。

一方杉本さんや加藤さんとカメラマンを選ぶやり取りもずっとしていました。私は当初からHERSで撮影をしてくださっていた森山雅智氏にどうしてもお願いしたいと考えていました。それは連載終了の時に「私の本が出る時には必ず撮影してくださいね」とお願いしてたこともありますが「もてなしのアート」連載を通じて私のアート愛をよくわかってくださっているということが大きかったんです。それを理解していない方に撮影をお願いしても単なるライフスタイル本になっちゃうかもと危惧していました。もちろん著名な方のライフスタイル本ならその方の存在だけで充分本は成り立ちますが、私の場合”アートとインテリア”というテーマがあってこそのライフスタイル本な訳で、その辺りが全体に上手く伝わるような写真を撮ってくださるのは森山さんしかいないと確信していたからなんです。

お2人も私の意見を尊重してくださってカメラマンは森山氏に決定。森山氏も超売れっ子にも関らず撮影を快諾してくださいました。

あと一つ大切なのが本のデザイン。これに関しては私は全くの素人でなにもわかりません。でも杉本さんが「藤本雅史氏の事務所にお願いしました。」とさらっと言うのです。何も知らないというのはオソロシイもので後からとても有名なデザイン事務所だってことを知りました。私のような者の、しかも初本の仕事を引き受けていただけるなんてなんて光栄なことでしょう。そちらの女性デザイナーの方が本のデザインを手掛けてくれることになったのですが、以前その方のデザインした本を私も手に取ったことがあり、その時「素敵だな」と思った記憶があったものだから「私、なんて幸運なんだろう」と幸せな気持ちで事務所を後にしました。

思えば私の本に唯一興味を持ってくれ発売を決めてくれたワニブックス。そして私なんぞの本のために動いてくださった一流の編集者たち・カメラマン・デザイナーとなんだかカジノのスロットマシーンが揃うような絶妙のタイミングで出版に至ったこと。

本を出すのは今だったんだ 屈折5年(笑)の後しみじみ思いました。

明日はいよいよ全国の書店に本が並びます。。。



2017.12.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

「日々、センスを磨く暮らし方」出版に至るまでの道のり(3)

加藤さんからの連絡は「アートと暮らすインテリア」という書籍での取材協力の依頼でした。アートと暮らす人15人のお住まいを訪ねるという企画で、IGを通じて私を見つけてくださって本当に嬉しかったのと同時にやっとタイトルに”アート”と”インテリア”というワードが並ぶ本が出る時代になったんだと感慨深く思いました。

私に連絡を取るまでに加藤さんは芸術新潮での私のアートの飾り方指南の特集やハーズでの連載などのバックナンバーを図書館で全部見てくださっていたんです。そんなことから初めて我が家に訪れての取材も「はい、撮影!」「はい、インタビュー!」となんの問題もなく取材は和やかに楽しく和気あいあいと終了しました。

ここで私は勝負をかけて暴挙に出ます。インテリアの本をたくさん手掛けておられる加藤さんに本の企画書を「直訴でござる!」くらいの勢いで差し出したんです。先日加藤さんとランチする機会があったのですが、その際にこう仰いました。「あのエネルギーがなければ、いつか本が出るといいですね~くらいに終わってたかもしれない」と。なんだか尋常じゃない私の圧に突き動かされてんでしょうか?簡単ではないけれどいくつか出版社をあたってみると約束してくれたんです。

私としては人生最高レベルの”ダメ元”だったし、過去の例からしても「まあ、無理だろうな」と実はその時思ってました。でもやれることは何でもやろうと思ったんです。私の心の中にくすぶっていた「いつか本を出したい」という想いはまだ消えていませんでした。

無事に「アートと暮らすインテリア」も発売され、巻末のアートの飾り方ページの監修という大役も果たし、昨年の奥村アートフェアを迎えました。その際になんと加藤さんがフェアにわざわざ足を運んでくれたんです。びっくりしたし本当に嬉しかった。そしてフェアで今度は加藤さんを驚かせることがありました。その理由とは、、、もちろん私のブログや取材を通してアートのある暮らしを楽しんでいる方がいることは知っていたけど、フェアの会場であっちでもこっちでも作品が売れていく様子に本当に驚いたんですって!その時に改めて「確かに奥村さんの周りでは衣食住のこだわりの延長でアートを買うというムーブメントが静かにそして力強く根付いきているんだ」と確信してくださったようです。

その時にはまだ出版は決まっておらず難しい状況に変わりはありませんでした。でも私は加藤さんの文章と誠実なお人柄に心底惚れこんでいたので、加藤さんが私の本のために奔走してくれているという、そのことだけで十分という気持ちになってたんです。加藤さんが動いてくれて無理ならあきらめろってことだよなって。

ところがある日彼女から「ワニブックスの敏腕編集者の女性が奥村さんの本に興味を持ってくれている。前向きに進みそうです。」とメールが届いたんです。嬉しすぎると感情が飛んじゃってもうなんだかわからない状態、、、

そしてついに去年のちょうど今頃初めてワニブックスの杉本さんとという編集者の方に会うこととなりました。

女性の敏腕編集者と聞くとなんだかおっかなくて女史って感じの方かと思ってたら(この刷り込みひどいですよね、笑)目の前にいるのはそれは可愛くて清楚でふんわりとした優しいオーラを纏った若い女性でした。あんまりにも可愛くてびっくり。打ち合わせ場所の喫茶店で3人で話しながら本の出版時期やらなにやらについて打ち合わせをしました。その時はいつものようにアートとインテリアの話をまくしたてながら?どこか夢みたいと思っている自分がいて、そんな自分を俯瞰して見てるっていうか変な感じでした。

いよいよ本づくりがスタートしたのです。

続く。。。




2017.12.04 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

「日々、センスを磨く暮らし方」出版までの道のり(2)

これから書くことは以前ここで書いた内容と重なる箇所もありますのでご了承くださいね。

さて5年ほど前にHERSでの「もてなしのアート」連載を終えた時、私の「本を出したい!」という野望が最高潮に達したんですね。今覚えば無事に1年3か月の連載を終えられたのはエディター鈴木さんとカメラマン森山氏のお力があったからこそ。私自身はまだまだ本を出すレベルには達してなかったのだと思います。それに加えて当時は断捨離ブームの真っただ中。アートとインテリアの本なんて誰も求めていない状況だったし、雑誌の連載だって時代を先取りし過ぎてたのかもしれません。

でも当時はこの勢いのままいくぞって感じだったので、何社か出版社にもコンタクトを取りました。その一つが「興味がないわけでもない」というので東京まで話をしに行ったんですが、結局のところ「内容は面白いけど今の(無名の)奥村さんの本だと売れない」というようなことを遠回しに示唆され「自費出版したらどうですか?」て言われたんです。のこのこ出向いた私って本当にバカだと思い知らされた後、もう一つの出版社では「断捨離とアート」の本だったら出せるかもとのこと。とても親切に企画書まで作ってくれたんですが、会議ではあえなくボツったそうです。

でも冷静に考えると「断捨離とアート本」なんて無茶な話ですよね。

「捨てると思たらアート買うんかい、アート買う思たら捨てるんかい」まさにどっちやねんです。そのまま出版されてたら本の帯はスッチーに頼まんとあかんとこでした。。。(この辺わかる人だけわかってください。)

この出来事でその時まで私の人生を明るく照らし導いてくれていた本の世界が真逆の存在となり厳しい現実を突きつけてくるだけのものとなったのです。もちろん昔から本を売り込んでは断られ、、、なんて苦労話はよくある話なんでしょうが、そこにネット社会の台頭という時代の波も加わり出版会社だって売れなきゃ出版しても意味がない訳ですから当然のことです。ただその時絶望的な気持ちになったのは本を出すチャンスというのはブログでのフォロワー数やアクセス数次第だという新たな現実でした。「今の時代、本が面白い人を探してくるんじゃないんだ、、、」そう思うと本を愛し続けていた私としては本当に悲しかったんです。

けれどそこは”切り替えの達人”ぶりを発揮して、すぐにウエブディレクターのまりちゃんに連絡し「紙媒体はもうあきらめた。HPリニューアルして今の時代に合った発信スタイルに変えるのよっ!」とすぐに打ち合わせ開始。結果素敵なHPがリニューアルされ、その何年か後にインスタグラムを開始しました。

FBには今ひとつ興味がわかなかったんですが、IGは違いました。世界のアート情報、素敵なインテリアやファッション、フード、センスの良いもの溢れていて刺激的。何より広い世界に繋がっている感じがたまらなく好きになったんです。

という訳で割とのびのび楽しんでIGに投稿していたんですが、ある日加藤さんというエディターの方がフォローしてくださってしばらくしてからコンタクトがありました。

インスタグラムを通じて出版のチャンスが巡ってくるとはその時はまだ予想すらしていませんでした。続く。。。




2017.12.04 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

「日々、センスを磨く暮らし方」出版に至るまでの道のり(1)

小さな頃から本が大好きでした。物心ついた頃から、両親が買い与えてくれた童話を何度も何度も繰り返し読みすっかり本の世界に魅了され、少女時代を迎えた頃から私の本の旅が本格的に始まりました。少女なりに自分の置かれた状況に「生き難さ」を感じていた私は空想の中に身を置き続けたかったのだと思います。

今はもうない神戸元町の丸善は当時の私にとってはキラキラと輝くワンダーランドのような場所でした。ここで手にした本は主に翻訳本。シャーロットの贈り物、星の王子さま、ドリトル先生シリーズ、くまのパディントンシリーズ、メアリーポピンズシリーズ、、、今でもその本に描かれていた挿絵や本の香りだって思い出すことができます。

10代になり本に加えて映画という新たな世界も私の中に押し寄せてきて、更に読書の幅は大きくなってきました。風と共に去りぬもかなり早い時期に読んだ記憶があります。その頃にはもう乱読状態、、、新潮文庫の名作は片っ端から読んだかもしれない。今思えば全然意味のわからないこともたくさんあったにも関わらず読み続けていたのです。

大学生になる頃にはジョン・アービングや村上春樹作品も私の人生に飛び込んできて、、、こんな話をしていると本題に入れないのでそろそろ軌道修正(笑)

そんな私ですから本を出すということには相当な思い入れがありました。いろんな本に助けられ、人生のヒントをもらい、仕事上において悩んだときにそっと背中を押してくれるのは本の中にあるフレーズの数々でした。小説だけでなく素敵な方のエッセイ本にも感銘を受けた言葉はたくさんあります。そのように人に影響を与えるほどの本は私には到底無理ですが、今の仕事を少しでも知ってもらってアートのある生活をもっと浸透させていきたい、そんな想い込めた本なら私にだって出せるかもしれないと、心の中にずっと秘めていました。

いえ、秘めていたというのは嘘です。言い続けてた(笑) 何年もずっと言い続けてた。

「私は本を出したいの!」と。。。

今回の本を出すにあたり過去のブログを参考にすることが多々あり、2014年のアートの仕事を始めて10周年の時の記事を読見返す必要があったんですが、もう自分でもびっくりして鳥肌たってしましました。

なぜアートの仕事に飛び込んだかを何回かに渡り綴ったのですが、その初回に”ブログが本になった時に役立つでしょ(笑)”て書いているのです。そして本当に本づくりも時に役だったんです。言霊ってやはりあるのですね。今回の本出版というチャンスが巡ってきたのも言霊の力を信じていたからかもしれません。

続く。。。


2017.12.03 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

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