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2014/09/30

最近の乱読日記から

久しぶりの乱読日記シリーズ。今年の夏は少しばかり忙しく本を読むスピードも減速気味。面白そうと思った本も期待外れが多く間が空いてしまいました。(すでに多くの本がブックオフへ。)

ノーベル賞の時期が近づくと必ず出る話題「今年こそ村上春樹氏は選ばれるのか?」ご本人はどうでもいいって思っておられるのかしら?きっと。(なんとなくそんな風に思う。)この春、安西水丸氏が亡くなられましたね。村上春樹氏のエッセイと言えば安西氏の挿絵が頭に浮かぶくらい完璧なる組み合わせでした。あのとぼけた挿絵が見られないなんて私も含め多くのファンの方が寂しく思っていることでしょう。

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夏に人に質問をするという行為の難しさについて考えさせられる出来事がありました。小林秀雄氏の学生との対話集はもちろん何十年も前の話をもとにまとめられているのだけれど、誰かに質問し答えを導くことの意味について改めて考えた1冊。

さてここ数か月本屋さんで平積みになっている三浦しをん氏の「仏果を得ず」は若手大夫の奮闘ぶりを描く文楽の物語です。ご存じの方も多くいらっしゃると思いますがこの本は「OSAKA BOOK PROJECT」に選ばれています。これは本の収益の一部を大阪の児童養護施設を通じて子供たちに本を寄贈するというプロジェクト。本も楽しくてあっと言う間に読めちゃいますのでご興味のある方は手に取ってみてくださいね。

先週の東京出張の際、往復の新幹線でちょうど読み終えたのが「ある奴隷少女に起こった出来事」。これは本当に面白い!あとがきに訳者がこの本に出合ったいきさつが紹介されていました。たまたま今の世界古典名作ランキングはどうなっているんだろうと検索した際に「ジェーン・エア」のすぐそばにちょこんと並んでいたのだとか。(ああ、、、「ジェーン・エア」を読んだのはいったいいつだったのだろう。。。)

読書の秋の始まりです。。。(アート同様私にとって通年ですけど、笑)

2014/09/29

Dave Muller 「Sublime Memory Garden」~BLUM&POE TOKYO

今月19日にオープンして話題となっているBLUM&POEに行ってきました。ロスに拠点を構えるギャラリーが東京に支店を出したんですもの。このご時世そりゃちょっと驚きますよね。

場所は原宿駅の駅前とあり簡単に見つかります。(サッカーショップKAMOのお隣のビル。)ギャラリーに入ると目の前に広がる明治神宮の緑に「わあ!」と声を出してしまいそうになるくらいのとっても気持ちの良い空間!(今回も辛うじてアップロードできた2枚だけでご紹介です。ごめんなさい💦)

紙に描かれたアクリルペインティングは音楽をテーマに制作されたもの。壁にはロックの系譜が地層のように描かれ、そこを豊かな土壌として植物が根付いており花々が咲き誇りまさにお庭のよう。展覧会タイトルからもわかるようにデイブ・ミラー氏の音楽へのレスペクトぶりがひしひしと伝わってくるようです。さらには眼下に広がる緑もこの展覧会の完璧なる借景となっています。

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空間真ん中に置かれたテーブルには氏の日常や気になる品々をモチーフにしたポラロイド写真のような小さな作品たちがびっしり!これらもとっても素敵なんです。何枚か額装してお家に飾ったらさぞかし楽しいでしょうね♪

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ネット上の情報に一部間違いがあったらしくオープンの11時前に訪れてしまったのですが、スタッフの方はとても親切に作品を解説をしてくださいました。調子に乗って関西人らしく「なんでまた東京に?」と聞いてしまったワタクシ。だって多くの名だたるギャラリーのアジアへの出店は香港・シンガポールが主流ですものね。(でもきっとそんなことダイレクトに聞く人あんまりいないと思うんだけど、苦笑)その返答はさすがでありましたが、その一つはオーナーのお一人が日本でギャラリーをなさっていたことがあり日本びいきなんだとか。そして「いつでも作品についてお問い合わせしてください。」とこれまた親切に対応してもらいちょっと感激。なぜそんな普通のことに感激するのか???

それはつい先日どうしてもこれからお客様にお勧めしたい作品を見つけ資料をお願いしたら、なぜか私を悪徳ディーラーのように警戒されてとても悲しい思いをしたばかりだったからです。もちろん初めてのギャラリーにとって私はとても不思議な存在だと映るのでしょうけれど、純粋に作品を多くの方にご紹介したいという気持ちが伝わらないことにまだまだ私の未熟さを思い知らされた気がしたんです。なのでアートアドバザーが普通に存在するアメリカのギャラリーの対応は違うわ~と妙に納得した次第。。。

話を大きくずれましたがとても気持ちのよい展示ですので、お天気の良い日を狙って訪れてみてはいかがでしょうか?(会期は11月15日迄)
2014/09/28

「リー・ミンウエイとその関係展」~森美術館

ご紹介したい展覧会が続くのでどんどん更新していきますね!

昨日はお客様とのお打ち合わせで東京へ。その前にいくつか展覧会を回ってきました。その一つが森美術館で20日から始まったリー・ミンウエイ氏の展覧会。台湾出身でNYを拠点に活動している氏の作品は観客をも巻き込む参加型アートで知られています。関西で言うと昨年の堂島リバービエンナーレの際に会場入ってすぐのところにあったお花のインスタレーションをご記憶の方も多いのでは?生きている花を一輪持ち帰り、帰り道に見ず知らずの人にプレゼンとするという作品。ちょっと勇気がいるけれど、このお話の後半の私の勇気に比べればなんてことはないかもしれません(苦笑)。

展示スペースでは撮影OK。なのに先の記事でお伝えしたように携帯の画像アップロードができなくなり、かろうじてご紹介できるのはこの1枚のみ。こちらは砂で描かれたピカソの「ゲルニカ」です。会期中にこの上をパフォーマーや観客が歩くことによりそのイメージは消滅し、砂の山になるのだとか。作品が「無」になったところを観にもう一度足を運びたくなります。そう、展示作品のいくつかは会期中にその姿を変えていくため何度も訪れたくなるのです。

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以前資生堂ギャラリーで展示されていた作品も複数ありましたが、今回の展覧会では作品一つ一つにビデオによる氏の説明が加えられています。そのため作品の意味や作家の意図するところがより強く伝わってくるのです。氏の知的で穏やかな話ぶりに思わず聞き入り見入ってしましました。だってイエール大学で修士号習得ですものそりゃ知的ですよね。「シュテキ!シュテキ~!ウットリ~」と心の中で叫びながら会場を後に。そしてその後、、、

クロークで預けていた荷物を受け取っていた時、私のすぐ横を通り抜けたのは作家ご本人!!!クロークの女性も「リー氏ですよ。」と小声で教えてくれました。そこは勇気を振り絞りエレベーターを待つリー氏に展覧会が素晴らしかったと伝えなければと強烈に思ったのです。「そうよそうよ他者との関係性をテーマにしている作家だもん。ぜったい話しかけても迷惑じゃないわよね。」(いえ、白状しましょう、その時はそんな分析なんかしなかった。笑)

そして予想通りと~~っても感じの良い方で「もう一度観に来てくださいね!」と言ってくれて握手までしてもらっちゃいました~~しかしこういう時の私の度胸と図太さはいったいどこから来るもんなんでしょうね。ホント自分でも不思議だ。以前このブログでも書いたことがあるけど、大阪の某ホテルで目の前すぐに佐野元春氏が現れた時に取った自分の行動にも我ながら驚いたけど、、、

話は逸れましたが展覧会は来年1月4日です。とても心温まる展覧会ですので皆様是非に!



2014/09/28

山本昌男「Shizuka浄」~Gallery OUT of PLACE NARA

ちょっぴりご無沙汰になってしまいました。それはなぜか???この1週間周りのいろんなもの達が私に反旗を翻したからです。携帯の画像をアップロードすることができなくなるわ、デジカメのレンズも汚れかと思っていたらどうも修理が必要のようだし、、、なのでしばらくほんのちょっぴりの写真でのお話が続きます。

先週金曜から奈良のGallery OUT of PLACE山本昌男氏の個展が始まりました。世界各国でたくさんのファンを持つ山本氏の新作は見逃せません!

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八ヶ岳に暮らす氏が森の中を歩き、そこで感じた気配を”浄Shizuka”と名付けたのだそう。確かに自然の中に身を委ねていると心が浄化されていくような感じがするものですよね。新作のモチーフは一つ一つにそんな”浄”が宿っている石や木の根ですが、それぞれがすごい力を持った特別な存在として観る者にせまってきます。

山本氏の作品と言えば繊細な小さな作品が複数で織りなす独特の世界観を思い浮かべるのですが、今回はこれら初の大型作品が並び、以前からの小さな作品と一緒に楽しむことができます。

そして以前から小さな作品シリーズから私のお気に入りの一枚がこれ。(こちら奇跡的にアップロードできた💦)

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欲しいな~欲しいよ~こちらとっても素敵なんです♡

と、紹介写真少ないですが、これから気持ちの良い季節が始まりますので是非奈良にお出かけしてみてくださいね!
2014/09/21

いつの間にかワンピ主義

今年は秋の訪れが早いような気がしませんか?肌寒いことも多く慌てて秋物を引っぱり出してきたりして、、、

先日ストラスブルゴグランフロント店で極めてシンプルなワンピースを購入。ジャストサイズでうれしくなっていつも接客してくれる店長大谷さんにパチリしてもらいました。ちなみに私の周りでいつも的確なアドバイスをしてくれる彼女目当てにここを訪れる人増加中。

なぜパンプスを握りしめているのか???今シーズンパープルか辛子色のパンプス欲しいな~と悩んでいるからです。。。

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さてワタクシはもっぱらパンツ党。もちろん仕事の内容からということもありますが、スカートが似合わないのと、ある事情からワードロブにはほとんど存在しないんです。でもここ数年ワンピースだけは少しずつ増えてきました。まずはコーデ不要なこと、うまく選べば体型をきれいに見せてくれること、そしてあんまり流行がなく長く着れるってことも大きな要因。特にイベントなどの大切な時には必要経費という概念を超え”投資”と思い、悩み苦しみ?選び抜いて買っております。(←大げさな、、、)
だってお気に入りのアートを皆様に紹介するときって私にとってはいつだって大勝負なんですもの!

何度もここで触れている海外ドラマス「スーツ」で男性陣のスーツに負けず劣らずのビシッとしたワンピ姿を見ると仕事でも全然OKな気がしてきますね。だってほら、日本だとワンピースってフェミニンなイメージがすごく強いでしょ?(まあドラマの中ではスタイル抜群の女優さんが一流ブランドのファッションに身を包んでいるのでスペシャル感あるの当然なんですけど、、、)一度ドラマの中でNYのギャラリーに勤めているという設定の女性が出てきたときの黒のワンピ姿がどんなに素敵だったか、、、もううっとり。ギャラリーを訪れてあのいでたちで出てこられたら多少”つんけん”されたって納得がいくってものですな。ははは。

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気が付くとずらっと地味な色目のワンピばかり。中でもCEDRIC CHARLIERを”投資ワンピ”に選んでしまうんです。実はまったく違うお店で違う時期に買ったのに、偶然そこのだったということが何度かありかなり私の好み率高し。

それと真逆の位置にあるユニクロのノースリーブ”実用ワンピ”はジャージ素材でフライトや長時間ドライブにお勧めです。ここまで書いて気づいたけどワンピに関らず、最近のお買い物は自然に頭の中で”投資””必要経費””実用”に振り分けるようになったってこと。無駄な洋服・モードな洋服はほぼワードローブから消えちゃいました。(←いいことだ。。。やっとかよ。。。)

あの、どうでもいい話なんですが、来月からはもう一つのお気に入り海外ドラマ「ラブ・リーガル」がwowwowで始まります♡同じ法廷ものでも「スーツ」とは全く違うタイプのラブコメディ。だけどこっちも可愛くて好きなんだよな~~

あの、ついでにもう一つ。「フレンズ」に登場していたカフェを再現したお店がNYで10月18日まで期間限定でオープンですって。あのドラマの中のレイチェルもとってもおしゃれでしたよね。いったい今日は何の話なんだ???