allier Art adviser KUMI OKUMURA

CONCEPT

美しく暮らしお気に入りのアートを飾り、季節や気分でしつらいを変える。ファッションだけ、グルメだけ、そんなの寂し過ぎます。衣食住、そしてアート、どれも絶対ゆずれません。
“LIFE IS ART”を実践する奥村くみのライフスタイルを通じて、アートのある生活の豊かさをお伝えできればと思います。

PROFILE

奥村 くみ

アートアドバイザー

インテリアデザイン事務所アシスタントを経て、大手住宅メーカーインテリアコーディネーターとして、数多くの個人宅、医院、モデルハウスなど手がける。2004年より現代アートとインテリアの融合をめざしてアートアドバイザーの仕事を立ち上げ現在に至る。

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アートアドバイザー【奥村くみ】のダイアリー。
衣食住、そしてアート。こだわりの日々を綴ります。

ベネチア(4)アンゴラ館を訪ねて、、、

さて昨日の超すごい展覧会と同じくらい心に残ったアンゴラ館の様子です。アンゴラは今回初参加。当然ジャルディーニに・アルセナーレ会場にも出展はできませんが堂々の金獅子賞受賞!小国の受賞に心温まります。

場所は普段は公開されていないらしいイタリア・ルネサンス美術のコレクションがぎっしりのチーニ館というお屋敷。建物だけでもそれは素晴らしい。そして展示アーティストはEdson Chagas。この展示がユニークかつ心憎い!

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またしてもこれはどういうことかを説明せねばなんのことやらわかりませんね。このゴージャスな空間の中に無造作にポスター上になった作品がうず高く積まれているのです。斬新すぎる~!

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撮影されているのはルアンダの町。瀟洒な建物の中に対照的に朽ち果て寂れた感じの風景が並んでいるところが心に訴えかけてくるものがあります。

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そしてスタッフがなにやら作業中。どうも作品の補充をしているように見えるのだが、その行動読めず。後からこれらのポスターは当初持って帰ることも可能だったのですがあっと言う間に無くなってしまい、私たちが訪れた時には販売という形が取られていたということを知りました。

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なんかこの赤いのにくるんで持って帰るっぽかった。包装紙???

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お金を大量に注ぎ込んでいる展覧会はそれはもちろん素晴らしいけれど、それとは対照的に展示の方法でそれと同じくらい観る者に印象を与える展覧会もあるってことを再認識。金獅子賞受賞にも納得でありました。

旅の偶然エピソードその1
ちょうど同じ時期にベネチア滞在予定だったポートギャラリーTの天野夫妻。現地で会うかもね~なんて言ってたら本当に偶然水上バスに乗り合わせお互いびっくり~!いきなりの関西弁が飛び交う船の中「ここは御堂筋線?」の錯覚。。。

旅の偶然エピソードその2
ベルリンのところでご紹介のアーティスト三家俊彦氏がなんとキュート麻酔科医麻ちゃん先生のご友人の弟さんだったことが判明!ブログを見て驚いた彼女がメールをくれてそれに私も驚く展開。あまりの偶然に鳥肌!まさに Le monde est petit!!!

2013.11.29 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

ベネチア(3)すごすぎた、、、ルドルフ・スティンゲル展

では中断していたベネチアリポートに戻ります。今回ベネチアビエンナーレに行くことは決めていたものの「夏は暑くてやだよな~秋だよね~」と思いつつ、10月には台湾行ったり東京のトークイベントがあったりして結局終わり間際のぎりぎりの訪問となりました。でも結果的に晩秋のベネチアは街を散策するのにぴったりの気候で大満足。

そんな訳ですでにビエンナーレに出かけられた方からすればはずいぶんと遅れたリポートなんですが、まっ、私の駄ブログなんてアート関係者の方誰もご覧になってないし、、、と開き直りこつこつアップしてゆきます。

まずは公式のビエンナーレプログラムではありませんが、強烈な印象で観る者を圧倒したルドルフ・スティンゲル展から。これについてはかなり話題になっていたのでどなたかのブログでちょっと前知識は仕入れていたのですが、想像をはるかに超えるシュゴ~~~~~イ展覧会でした。ベネチアに着いてすぐに観に行ったこともありそれ以降観たジャルディーニ・アルセナーレ会場の記憶がぶっ飛ぶほど。「ごっそりいいとこ持っていきましたね~スティンゲル師匠!」といった感じ。(←だれが師匠やねん、、、)

展示場所は大富豪であり世界一のコレクターピノー氏の所有する美術館パラッツオグラッシ。とりあえずこの画像から、、、これ一体ど~ゆ~意味だかおわかりになりますか?

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宮殿の床・壁すべてがインクジェットプリントされたオリエンタルな文様のカーペットに覆われているのです!

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普段この美術館はピノー氏コレクションのために存在していますが、初めてソロの展覧会を許したアーティストがスティンゲル氏だったらしい。

ピノー氏:「今回自分1人でつこてええから、、、」
スティンゲル氏:「ええ~ほんまっすか?」

そんな感じだったのかと勝手に”関西弁”で想像しながらニヤニヤ。。。

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でも流石のピノー・スティンゲル両氏も非常灯だけはいかんともできなかったらしい。。。
さてそのカーペットに覆われたそれぞれの空間に贅沢に作品が設置されています。

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もうなんだかすごすぎてわかんな~い!

この作品はスティンゲル氏の友人ですでに亡くなったアーティストの肖像画を基にしたものと後で知りました。

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この壁紙のような作品も素敵だった。。。そしてキャンバスの処理もお金持ちコレクターのハートに訴える感じで美しい。

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すいません、まだまだあります。

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そして毎回のお楽しみ。”持って帰ることができるならどれにする?”妄想遊びの結果こちらに決定!
いったいいくらするんだろ???

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建物全体を使ったインスタレーションとしての素晴らしさに加え、もう一方でそれぞれの平面作品はお金持ちコレクターが競い合って買いたいと思わせるという、オソロシイまでに計算されつくした展覧会でありました。(スティンゲル氏の所属ギャラリーはガゴシアン、ピノー氏はクリスティーズのオーナー、、、納得。。。)

この展覧会を観ただけでもベネチアに行ったかいがあったというもの。で、ワタシ達は滞在しているうち3日間スティンゲル展を拝みにいったのでした。題して”おかわり3杯スティンゲル詣。”

2013.11.28 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

積水ハウス×奥村くみコラボ企画「アートと暮らす素敵な日々」設営が終了しました!

ベネチアリポートの途中ではありますが、ちょっとお知らせです。

28日から始まる積水ハウスとのコラボ企画の準備が整いました。(詳細はトップページ固定中です。)

アートを飾ることにより空間に躍動感が生まれ、住まいとしての格もさらに増します。そしてなによりアートと暮らす日々は住む人に癒しと安らぎ、そして時にはパワーも与えてくれるのです。このイベントで多くの方にその想いを伝えたいと私の大好きなアーティストの作品を心をこめて選び、そして大切に大切に空間に飾りました。*作品はもちろんお買い求め頂けます。*

自分で言うのもなんですが、素晴らしい空間になりました。(もちろん作品の力と積水ハウスのモデルハウスの素敵さのお陰ですが、、、)実際に作品をご覧頂きたいので予告編はちらっとのみ、ふふふ。

住まいにアートをどうやって飾ればいいの?そんな疑問をお持ちの方、自宅のアートを探しておられる方、そして新築予定の方、皆さん是非是非足をおはこびくださいませ!関西にお住まいの方必見です!!!


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展示作家は天野憲一・岩名泰岳・潮田登久子・川北ゆう・坂田峰夫・田中朝子・坪田昌之・中川佳宣・中島麦・平体文枝の10氏。どの作品もそれぞれが一番輝く場所に飾っています。7日に予定されているセミナーでは場所ごとの飾り方のポイントや作品解説を行います。そして当日には産休中だったお菓子の妖精パティシエール琴美ちゃんのお菓子も御土産として皆さまにお持ち帰り頂きますのでこちらもお楽しみに!


さて設営には昨日も頼れる助っ人U氏が大活躍。アートラバーマダムE子もお手伝いに来てくれました。そしてテッタイ(手伝い)君3号N氏も初出動!京芸の院生であるN氏に「奥村のテッタイしてたらアーティストとして大成功するという都市伝説作ってるとこだからがんばってね。」と妙なプレッシャーをかける”上から目線のコワイおばちゃん”を彼はどう思ったのだろうか???なにはともあれ3号君もとても良い青年でした。

2013.11.26 | | コメント(0) | トラックバック(0) | お知らせ

ベネチア(2)リベンジのルベリショールームそしてアマンホテルを臨む

ちょっとアートネタにもお疲れかと思いますので、インテリアネタはさみます。それも飛びきり極上のです。

これまた旧ブログでも書きましたが前回ルベリショールームを毎日訪ね歩き、やっと探し当てたと思ったら工事中だったという悲しい話。ルベリと言えばベネチアで生まれたそれはゴ~ジャスなファブリックブランド。ミラノスカラ座の緞帳にもその生地が使われており、代々続くファミリービジネスという所がこれまたイタリアっぽい。

その雪辱を果たすべく再訪したショールーム。あ~2年待ったかいがあったわ~シュテキ~!

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”イタリア版できる女子”って感じのスタッフがテキパキと感じ良く接客してくれます。
机の上にはどこかの物件でのプレゼンの用意が。こんなファブリックを使えるなんてなんて羨ましい。。。

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どのお部屋もゴ~ジャス!いったいどんな打ち合わせがここで繰り広げられているというんでしょう。きっとクライアントなんて直接来ないんだわ。クライアント専属デコレーター、もしくはラグジュアリー物件のインテリアデザイナーが来るところなんでしょうね。。。

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どこを見ても美しいファブリックが溢れています。意外に思われるかもしれませんが、ワタクシ実はモダンなものよりちょいクラシックなものの方が好きだったりします。

興奮して意味も無く写していたシャンデリア。撮影した記憶無し。

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いや~ん!もうカッコ良すぎる~!

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日本ではマナトレーディング扱いですが、少し前にマナのスタッフHさんに「最近ルベリの生地を使ったすごいホテルができたんです~」と聞いていたのでちょっと尋ねてみると「そうそうこれよっ!」て感じで建築雑誌を見せてくれる。更に6月にアマンホテルがベネチアにオープンしたとどこかで読んだので「アマンのこと?」と尋ねると「アマンにも入れてるけどこれは違うホテルです。」との返答。

そこでミーハー的質問「アマンホテルってどこにできたの?」”イタリア版できる女子”は「すぐ近く!そこよ!」と通り向かいならぬ運河向かいを指差す。「あの2つの塔がある建物よ!」(これも興奮の余り撮影したせいか斜めっている。)

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おお~あれがアマンね!てっきりひっそりとした場所に隠れ家のように存在すると思ったらこんな目抜き通り(通り?)にオープンしてたなんて!思わず「行きた~い!」と漏らすと「コーヒーを飲みに寄ったら?」とオソロシイ提案をその女子がしてくれる。かつて東南アジアのアマンホテルには幾度か滞在したことがありますが、それはリゾート地の気安さもあってのこと。階級社会がいまだしっかり存在するヨーロッパで、しかもツーリスト然としたいでたちで訪れる勇気も面の皮の厚さも持ち合わせいる訳がない。

いいの、いつか宿泊する目標が(妄想レベル)できたから。。。

2013.11.23 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

ベネチア(1)

あっさり、すっきり、さっぱり、といった感じのベルリンからずっしり、どっしり、こってりのベネチアへ。(どっしりはどっちの街にもあてはまるか、、、)

さてベネチアビエンナーレに2度続けていった私が学んだことがいくつか。ずっと昔からベネチアビエンナーレに通っておられる方にとっては私などひよっこですが、、、

1)道に迷っても住人に聞いてはいけない。

これは2年前の旧ブログの中で書きましたが、ベネチア住人は成人に達するまでに恐らく一生分、いえもしくはそれ以上ツーリストに道を聞かれ続けてげんなりしているのかあって、極力ツーリストと目を合わせないようにしています。(風に思える。)もし無理矢理目を合わせて道を聞いても「あっち!」「こっち!」としか教えてくれません。彼らにすると精一杯の親切なんだと思いますが、そんな簡単な指示で迷路のようなベネチアの道を探し当てることなど到底できず、更に迷うことになるのです。

2)どんなに興味のある展覧会会場があったとしても地図を見て到達できない場合は15分であきらめる。

ビエンナーレ開催中は街の至る所でたくさんの展覧会が開催されています。でもそれらの多くは見つけるのがちょっぴり困難。そんな場合は縁がなかったと思いあきらめましょう。その代わり偶然の巡り合わせで、それは素晴らしい展示と出会うこともあります。そう、人と同じ。恋愛と同じです。出会いを大切に。。。(←ほんとかよ。)

3)ベネチア時間に慣れる。特に水上バス!

アートラバーというものはベネチアのみならず行った場所でできるだけ多くの展覧会を訪れたいと思うもの。しかしそんな考えはベネチアでは捨てましょう。なにしろ船だけが頼りのベネチアではなかなか思うようにことが運ばないからです。しかも船の速度かなり遅め。最初のうちは船上からの景色に「やっぱりベネチアって素敵!」なんてうっとりしますが、連日アートを追っかけてるとその速度にいらいらしつつ、もし横山やすし(←お若い方わかるかしら?でも私のブログそんなお若い方ご覧になってないわね。)が船に乗ってたら「運転わしに変わらんかい!」て軽くネタになるんだろうな、などと”しょうもなさ”ではかなり”高レベル”な想像をしたりなんかして船中を過ごすことになります。しかも橋が少ないときてるので対岸にぐぐっと引きつけられる展覧会らしきものを見つけても容易にたどり着けない!それも縁がなかったとあきらめるべし。

そうです、ある種の”悟り”を持ってベネチアビエンナーレを訪れることを心からお勧めします。その心構えさえあれば極上のアートの旅を満喫できます。

さてベネチアのお宿はこちらCa’Gottardi。船上バスの停留所からも近くて便利。こじんまりした温かい雰囲気が気に入り前回に続き宿泊しました。

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朝食コーナーも静かでコージー。。。

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すぐ外はこんな感じ。

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いよいよベネチア編のはじまり!

2013.11.22 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

ベルリン(6)フランチェスコ・クレメンテ展に出くわす

いったい短いベルリン滞在中にいくつの美術館やギャラリーを巡ったんでしょう!大西氏に連れられての最終目的地はミッテ地区のギャラリー街。その中で一押しのカッコイイギャラリーを覘くとフランチェスコ・クレメンテ展の会期中でありました。

ドド~ンと吹き抜けの大空間はNYチェルシーにあるギャラリーみたい。その中に巨大な作品が。。。

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これね、でかすぎてちょっとわかんないと思うんですよね、何が何だか。なので上から撮影したところをば。。。

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巨大なテントが3つ!そしてそれらは東洋、西洋様々な古い文様に彩られています。

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そこにはクレメンテ氏の描く不思議な人たち。。。当然中に入ったりなんかすることもできちゃいます。

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2階の展示室には作品に使われた木版が展示されており、どれもユニークでちょっとカワイイ。

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という訳で期せずしてイタリア人アーティストからベネチアへのバトンを渡されたところでベルリンアート巡り終了!

チュス!ベルリン!

OMAKE(1):ベルリンを道行く人はどちらかというと皆地味目。ファッショナブルな人には出会わなかったのだけれど、このギャラリーのお向かいさんに高感度のセレクトショップを発見!中はセリーヌ、マルタン・マルジェラ、ジル・サンダーなどの品揃えでした。何かのパーティー開催前でベルリンで初めて出会うファッションピープルが集まっており場違いな私たちであった。。。

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OMAKE(2):ベルリン最後の夜は大西夫妻のお住まいにお呼ばれ。高級デパートKaDeWeのデパ地下ならぬ”デパ上”に寄り、美味しそうなチーズやハムを大西氏が私たちのために揃えてくれ、奥様のMちゃんがサラダを作って待っていてくれました。ドイツな感じの晩ご飯。

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2013.11.21 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

ベルリン(5)

食べものネタ、ファッションネタが懐かしく思えるほどの怒涛のアートネタ連打の毎日。私でさえ現地でお腹いっぱいになったのでブログ読者の方もお疲れかしらん?でもこの調子で行っててもなかなかベネチアに辿りつかない。どうしましょう。。。

気を取り直し、今日はマーガリン工場を改装した現代美術館、クンスト・ヴェルケ現代美術館の様子など。

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2階からのほぼ全スペースではイギリス人アーティストMerlin James氏の展覧会が開催されていました。初めて観たのだけれどこれがなかなかに私のツボ。「海外でしか出会えない作品のなんと多いこと!」毎回アート絡みで海外に出かけると思います。ちょっと悲しい。

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「いいな~いいな~こんなのをお客様に勧めたいのよ~!」とこの時点でアーティストのキャリアも作品の価格も全く分からず勝手な妄想。いいの、妄想は自由だから、、、

2013.11.20 | | コメント(2) | トラックバック(0) | Lifestyle

ベルリン(4)アトリエ訪問

さあ次は大西氏がベルリン滞在中シェアしているアトリエへ。アーティストの制作現場を訪問するなんてワクワクです。

まずは大西氏の新作の話をいろいろ伺い、、、(このゴールドの新作、現地ですでに予約してしまうとこだった。)

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次はアルミやステンレスを使った作品を制作している三家俊彦氏のお部屋を覘き、、、このアトリエには地下室もあり音の出る作業はここを使っているのだとか。

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ここで作業している体(てい)でやらせ的写真撮影。「あの~火花は出てないんですけど、、、」と言う三家氏に「ええねん、ええねん、火花まではいらんし。」と返す。(実に関西的やり取り、、、)

お次は音にまつわるあれこれを掘り下げ制作を重ねている福永敦氏のお部屋を訪問。いろいろ興味深いお話を伺いました。これらは擬音をテーマにした作品です。

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そしてちょうどこのアトリエで制作している2人の展覧会が開催されておりそちらにも伺うことができました。

前出の三家氏の作品。立体と平面それぞれの作品の持ち味が上手く引き出されている展示です。

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こちらは上田尚宏氏の衛星からの音を受け取りそれらを読み取るといった難解な作品。(その時はちゃんと理解していたはずなのだが、忘れている、、、)難解ながらセンスの良い展示で構えることなく興味深く鑑賞することができます。

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他にもいん石モチーフの平面作品や”クオーツ時計”と”クオーツ”を使った作品などなど、様々な角度からの試みで制作されている作品が並びます。

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出会った3人はベルリン暮らしも長く海外で頑張ってて日々戦ってます。でも皆そんなことを表に出さず淡々と、そして肩肘張らずに制作に向き合っている感じにとても好感が持てました。誰もかれも海外に出て行った方がいいなんてもちろん思わないけれど、やはりアーティストにとってどんな形であれ外に出て行くチャンスは大切にした方がいいと強く思ったアトリエ訪問でありました。みんながんばれ~!

2013.11.19 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

ベルリン(3)

この日は大西氏のナビの元ベルリンをグルグル。まずはハンザ地区にある集合住宅を眺めながらの散策です。ここは第2次世界大戦後この地区の再開発として世界各国53名の建築家が集合住宅を手掛けた場所なんだそう。グロピウス、アールトなどなど錚々たる建築家が設計した集合住宅には今ももちろん多くの人が暮らしています。巨匠たちの設計した家に住むってどんな気持ちなんでしょう???

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「わ~~ん!このお家シュテキ~~!」と思わず声を上げてしまったこの建物。でもこちらは新しい建築だったみたい。

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角度を変えて、、、カッコ良すぎる、、、

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さてベルリンの塔といえば戦勝記念塔。散策途中に遠くに見えていました。映画の中で天使が座ってたとこね。(立ってか座ってたか記憶が定かではない。)写真ボケてます。

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もう一つの塔はテレビ塔。京都タワーくらい違和感を覚えたのは私だけであろうか。。。

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2013.11.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

ベルリン(2)

短いベルリン滞在中でかなり楽しみにしていたハンブルグ駅現代美術館へ。ここはかつてベルリン~ハンブルグ間を結ぶ鉄道のターミナル駅だった建物を再建した美術館。(そういえば梅田駅北ヤードにあった電車の車庫をそのまま現代アートの美術館にしたらどんなにかっこよかろう、と妄想していたのですがなくなっちゃいましたね。)

建物自体もとても美しい。

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中に入るとさすがは元駅だけあってヒュ~~ジ&カッコイイ!

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中では常設展といくつかの企画展が同時開催中。その中でもヨーゼフ・ボイスの常設展の見応えすごし!(後から調べると2007年にこの美術館で大規模な回顧展が開かれていたのですね。)ドュッセルドルフとか行くともっとすごいことになるんでしょうか。。。

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これでもかっというくらいのヨーゼフ作品を堪能した後、違う空間での企画展へ。ここでもアンセルム・キーファーやらアンディ・ウォホールやらサイ・トンブリーやら現代美術を代表するアーティストの作品が押し寄せてきます。もうお腹いっぱい。。。

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建物内の照明?と思いきやこれはダン・フラヴィンの作品でした。

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鳥、、、

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2階にある空間で開催中のMARTIN KIPPENBERGERの白の世界にキュン。。。

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とひとしきり感動しまくった後、美術館内のカフェでお茶をし、外に出たらすっかり夕暮れ。

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なんて贅沢なひと時。。。

2013.11.16 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Exhibition

ベルリン(1)

”ベルリン”といえば必ず頭の中で”天使の詩”と反射的に頭の中で繰り返してしまう。私の中では上の句と下の句って感じ。映画を観たのは大昔だけれど、いつか訪れたいと思っていた街の一つでした。

さて着いて次の日から攻めの行程。現代アートの旅とはいえ歴史をひもときましょうということでまずは絵画館へ。ここには13~18世紀のヨーロッパ絵画の傑作が並んでいます。

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ラファエロ、ボッティチェリ、ブリューゲル、、、次から次へと押し寄せてくる名画に圧倒されます。フェルメール作品が並ぶブースだって貸し切り状態。は~贅沢贅沢。。。

突然時代を飛び越えミース・ファン・デア・ローエ設計の新ナショナルギャラリーへ。残念ながら地下の展示室は展示替えのためクローズ中でした。

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さらに突然現代へとタイムスリップしてMartin-Gropius-Bauで開催中のカプーア展へと移動します。

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写真NGのため様子をご紹介できないのですが、古いお屋敷のような建物と展示されていたカプーア作品の対比が興味深い展覧会でした。ベルトコンベアーで大量の深紅の蝋が運ばれていく作品、更にはその蝋が大砲でぶっ飛ばされる作品、、、どこまでいくねん、カプーア氏って感じ。でもやっぱり初期の丸い作品が一番好きかも。。。

さてベルリンの土地を踏んだからにはベルリンの壁を訪れない訳にはいきません。

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落書きチックな壁の裏には世界各国の紛争地域を捉えた写真作品が並んでいました。

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ある程度ベルリンの空気に馴染んできたところで一番の目的地ハンブルグ駅現代美術館へ。その前にベルリンが発祥の地と言われるカリーヴルスト。ケチャップソースにカレーパウダーとこれ以上わかり易い味は無いくらい。ジャンキーな感じがたまらん!ビールに合う合う!

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2013.11.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

ただいま~!

昨日ベルリン・ベネチア怒涛のアート旅行から無事戻ってきました。ベルリンではレジデンス中の大西伸明氏のナビの元、最新アート情報に触れ、ベネチアビエンナーレでは「これでもかっ!」というほど大量の作品を見て歩き「もうなんにも入りませ~ん!お腹いっぱ~い!」の状態。そういえば2年前のパリ・ベネチアの時も全く同じだったな。。。今回の旅のお供は相方柏井。ベルリンから同じ日に大西夫妻もベネチア入りし、充実のアート旅となりました。

なにからアップしていいかわかんないのでとりあえずはベルリンで滞在したホテルから。ベルリンではキレキレのホテル、ベネチアではクラシックなホテルに泊まることに。(ま、ベネチアはほとんどクラシックなホテルなんだけど)でもこのキレキレ具合が結構難しい。大昔NYでアンドレ・プットマン女史の手がけた元祖デザインホテルに泊まったことがあるんですが、これがなかなかに居心地が悪かった(苦笑)。なのでキレキレ一歩手前くらいがちょうど。今回宿泊したスペインに本拠地を置くチェーンホテルH10ベルリンクーダムはその辺りを見事にクリアしていて初ベルリンの方には超お勧めです!しかもほぼ地下鉄直結!

古い建物をリノベした心地よい空間。

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飾られているアートも好感が持てます。

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お部屋も広くて居心地最高!

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この水廻りのガラスパーティションもぎりぎりOKなんだよな~

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という訳で朝食の充実度もかなり高レベルなこのホテル拠点にベルリン旅のはじまりはじまり。。。

2013.11.14 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

アートの旅へいってきます!

今日からベルリン~ベニスのアート旅。レジデンス中の最愛アーティスト大西伸明氏夫妻を訪ね初ベルリン、そして終了間近のベネチアヴィエンナーレへ。

ベルリンで刺激的なアートシーンに触れたり、大西氏が取り組んでいる新作に見えるのも楽しみ!そしてヴェネチアでは話題になっているRudolf Stingel作品鑑賞に期待が膨らんでいます。

よく「楽しそうですね~いいですね~」なんて言われるんですが、気持ち的には”きりっ!”とした感じ(笑)。一番最初に海外でのアートフェア見学のため訪れたNYで、アートに携わっているからにはこういうのを見ておかなくちゃいけないんだと強く思ったこと。そして私を信じてアートを購入してくださる方や仕事を依頼してくれるインテリア関係の方の立場に立った時、やはりいろんなものを見ている人のセレクトを期待するんじゃないかな~とも思うからです。もちろんアートに浸る毎日は至福の時であることに変わりはないのだけけれど。。。

という訳で1週間ほどブログはお休みです。帰ってきてからの怒涛の更新お楽しみに!

ちなみにヴェネチアでは11月に街が冠水することが多いらしく(アックアアルタって言うんですって!)不思議な折りたたみ式のレインブーツも持参。

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ビヨ~ン!こんな風になります。フランス人デザイナーによるデザインらしいんだけど、お洒落度かなり低し。まっ、仕方ないわね。でも見つけた時は嬉しかった~しかもセールで半額!!

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備えあれば憂いなし、、、でもこの不思議ブーツが活躍しないことを祈って。。。

では行ってきます!

2013.11.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

エクラ12月号

今発売中のエクラ12月号奈良特集で私もお勧めの場所や食べものなどのコメントを寄せています。

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とても充実した内容で奈良散策の強い味方になってくれそうなページです。
皆さま是非晩秋の奈良へお出かけくださいね!

2013.11.04 | | コメント(1) | トラックバック(0) | Media

岩名泰岳「田ノ獣・森ノ花」~GALERIE ASHIYA SCHULE

10月は奥村強力プッシュ若手作家の個展が続いた月でした。トリを飾る岩名泰岳氏の展覧会の様子をアップします。でも会期明日(4日)迄なんです~ごめんなさい~~~(台風やらなんやらに阻まれ3度目の正直でやっと昨日行ってきた次第)

駆け込みでのご紹介なんですが、もうこの展覧会本当に素晴らしいの一言なんです!最近比較的小さな作品を目にすることが多かったのですが、今回の個展で大きな作品を前にすると「やっぱりすごいな~上手いな~」とうなってしまいます。

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ドイツから帰国してからも変わらず地元にこだわって制作活動をされている岩名氏。ずっと”土臭い”素朴な印象が強かったのですが、この個展でいい意味で洗練され”土の香りがする”そんな作品へと変化したような気がします。

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とにもかくにもマーベラス!(←久しぶりに出た最上級の褒め言葉!)森の神様が彼に絵の才能を授けたのかもしれません。いえ、きっとそう、、、自然の持つ強いエネルギーを彼の作品を通じて多くの人に伝えるために、、、

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そして今回2013年奥村大賞ペインティング部門に選ばれた作品がこちら!さてどっちでしょう?

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実は向かって左側の小さな作品。これ本当にすごく素敵だったの!!!昨晩岩名さんに奥村大賞の話をメールで伝えたら「奥村大賞を頂き大変光栄です!」だって、、、ふふふ。

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て、ここまで言っておきながら会期明日までです、なんて本当にひどい話。でもご安心を!あまりに素晴らしかったので急遽積水ハウスでの展示に新作を用意してもらうことになりました。

ホントね、彼は天才、、、

2013.11.03 | | コメント(2) | トラックバック(0) | Exhibition

中川佳宣「萌芽」~タグチファインアート

久しぶりに中川佳宣氏の作品に囲まれた空間を訪れる幸せ。凛と並ぶ立体作品を目にすると”温かい緊張感”と言う相反する言葉が浮かぶのです。

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毎回氏の作品からは自然に対する優しい慈しみの心と畏敬の念が伝わってきます。そしてまた自然を深く掘り下げている作品を前に人と自然との関わりをあらためて考えることになるのです。

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氏が住む里山で出会う様々な自然の造形物といったようなものが作品モティーフとなっていますが、今回のこれら”おまめさん”のような種子達の愛らしくも力強い姿に心奪われます。

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近くに寄って様々な角度から鑑賞しているとその素材感も大層面白い。それぞれの作品に使われている種子とは全く関係ないような古びた布も味があります。

今月16日までの会期となっています。実りの秋、土や自然と向き合う気持ちになれる展覧会へ是非!!

2013.11.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Exhibition

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