アートに心が向かう時、心が開く時
少し前の話になりますが7月の東京でのイベントでは実に懐かしく嬉しい再会がありました。私が何年も前に主宰していた「アートでおもてなし教室」の初代メンバーでもあるYさん。当時ご主人の転勤で大阪にお住まいだった彼女、奈良までレッスンに通ってくださっていました。とってもお綺麗な方なんですが、その楚々とした雰囲気とは真逆にレッスンに集まった皆さんを笑の渦に巻き込んじゃうお話の面白い方でもありました。教室を終了してからはお目にかかることもなくなり時折「どうしてらっしゃるかしら?もしかして東京に戻られたかしら?」なんて思い出していました。
さて7月のイベントタイトルを考える時にどうしようとなったんですがなんとなく「ホテルのアートを自宅にも」しか思いつかず、これってそのままやん?と自己ツッコミしながらもう少し良いタイトルが浮かんだら変えようかなと思ってました。でもなかなか浮かばなくて告知をする際にも「仮称・ホテルのアートを自宅にも」で始めたのです。小難しい、小洒落たタイトルにせねばならないとの思い込みは私も少しはアート業界に慣れてきたから?(笑)でも結局そのまんまのタイトルだからこそ、皆さんにイベントの主旨をストレートに伝えることができたようです。
そしてそのお一人がYさんだったのです。久しぶりにメールをくださって(やはり神奈川に戻っておられました)その内容は「イベントタイトルにビビッときたので是非伺います!賃貸ですが思い切って作品を購入します!」とのこと。すごくすごく嬉しくて私のこと覚えていてくださったんだ~アートと暮らすってこともずっと心に留めてくださってたんだ~と再会を心待ちにしていました。
久しぶりに会うYさんは相変わらず美しくて楽しくて懐かしくて2人で大盛り上がり。「お久ぶり~!」の挨拶も早々に彼女から「実は状況が大きく変わり、主人の両親が暮らしていたお家を住み継ぐことになったんです~!なので壁がいっぱいなんです~!」と告げられました。Yさんも急展開な状況に戸惑いつつもお引越しに向けてワクワクなさっている様子。私も俄然張り切っちゃいますよね(笑)
「古いお家で内装もちょっと昔の感じで壁が板なんだけどアート合うかしら?」なんて当初ちょっぴり心配もあったYさんですが、素敵なアートの展示を前にテンションマックス!実に楽しくアートショッピングしていただき私もそのご様子を拝見して本当に幸せな気持ちでいっぱいになりました。
そして9月に引っ越しを終えたYさんから昨日画像が届きました。どの作品もYさんの愛情がたっぷりと注がれキラキラしています。こんな風に前の世代が大切にしていたお住まいを住み継ぎ、アートを飾ることによって新しい風を空間に吹き込むってなんだかとても素敵なことに思えます。
まずは平体文枝氏の作品です。

玄関の小さなニッチには横溝美由紀氏の作品を。

私がNYのスタジオで選んできたたちばなひろし氏の作品です!

そしてその後お立ち寄りいただいた大西伸明氏の展覧会でも新作のこちらを購入してくださいました。

なんと同時に4点の作品をお決めいただいたのです。でもそれは大人買いでも散財でもなくそれぞれの作品に心底ほれ込んでくださったから。。。今回のことでつくづく思いました。
アートを買うというということはアートに心が向かう時・心が開く時なんだなって。そのタイミングがすごく大切なんだなと。Yさんは私の教室でアートと暮らす大切さみたいなものを体感してくださっていたからそのタイミングにご自身が気づき、躊躇することなく4点の作品を購入してくださったのです。
「いつか運命のアートに出会うまで待ちます」という方は私の知るケースではその後もアートと暮らすことはありません。おそらく一生ないでしょう。常日頃からスタンバって感覚的に「あ、これだ」「あ、今だ」とアートに心が奪われる瞬間を逃さないことが大切なんです。漠然と”いつか”ではアートだって歩み寄ってくれないんです。だってアートは実は生き物だから。。。(笑)
アートとの出会いのタイミングを逃さなかったYさんは今アートと暮らす楽しさをじわじわと感じておられるはずです。
今週末に迫ったART NAKANOSHIMAでも多くの方とアートのご縁が繋がりますよう。。。
さて7月のイベントタイトルを考える時にどうしようとなったんですがなんとなく「ホテルのアートを自宅にも」しか思いつかず、これってそのままやん?と自己ツッコミしながらもう少し良いタイトルが浮かんだら変えようかなと思ってました。でもなかなか浮かばなくて告知をする際にも「仮称・ホテルのアートを自宅にも」で始めたのです。小難しい、小洒落たタイトルにせねばならないとの思い込みは私も少しはアート業界に慣れてきたから?(笑)でも結局そのまんまのタイトルだからこそ、皆さんにイベントの主旨をストレートに伝えることができたようです。
そしてそのお一人がYさんだったのです。久しぶりにメールをくださって(やはり神奈川に戻っておられました)その内容は「イベントタイトルにビビッときたので是非伺います!賃貸ですが思い切って作品を購入します!」とのこと。すごくすごく嬉しくて私のこと覚えていてくださったんだ~アートと暮らすってこともずっと心に留めてくださってたんだ~と再会を心待ちにしていました。
久しぶりに会うYさんは相変わらず美しくて楽しくて懐かしくて2人で大盛り上がり。「お久ぶり~!」の挨拶も早々に彼女から「実は状況が大きく変わり、主人の両親が暮らしていたお家を住み継ぐことになったんです~!なので壁がいっぱいなんです~!」と告げられました。Yさんも急展開な状況に戸惑いつつもお引越しに向けてワクワクなさっている様子。私も俄然張り切っちゃいますよね(笑)
「古いお家で内装もちょっと昔の感じで壁が板なんだけどアート合うかしら?」なんて当初ちょっぴり心配もあったYさんですが、素敵なアートの展示を前にテンションマックス!実に楽しくアートショッピングしていただき私もそのご様子を拝見して本当に幸せな気持ちでいっぱいになりました。
そして9月に引っ越しを終えたYさんから昨日画像が届きました。どの作品もYさんの愛情がたっぷりと注がれキラキラしています。こんな風に前の世代が大切にしていたお住まいを住み継ぎ、アートを飾ることによって新しい風を空間に吹き込むってなんだかとても素敵なことに思えます。
まずは平体文枝氏の作品です。

玄関の小さなニッチには横溝美由紀氏の作品を。

私がNYのスタジオで選んできたたちばなひろし氏の作品です!

そしてその後お立ち寄りいただいた大西伸明氏の展覧会でも新作のこちらを購入してくださいました。

なんと同時に4点の作品をお決めいただいたのです。でもそれは大人買いでも散財でもなくそれぞれの作品に心底ほれ込んでくださったから。。。今回のことでつくづく思いました。
アートを買うというということはアートに心が向かう時・心が開く時なんだなって。そのタイミングがすごく大切なんだなと。Yさんは私の教室でアートと暮らす大切さみたいなものを体感してくださっていたからそのタイミングにご自身が気づき、躊躇することなく4点の作品を購入してくださったのです。
「いつか運命のアートに出会うまで待ちます」という方は私の知るケースではその後もアートと暮らすことはありません。おそらく一生ないでしょう。常日頃からスタンバって感覚的に「あ、これだ」「あ、今だ」とアートに心が奪われる瞬間を逃さないことが大切なんです。漠然と”いつか”ではアートだって歩み寄ってくれないんです。だってアートは実は生き物だから。。。(笑)
アートとの出会いのタイミングを逃さなかったYさんは今アートと暮らす楽しさをじわじわと感じておられるはずです。
今週末に迫ったART NAKANOSHIMAでも多くの方とアートのご縁が繋がりますよう。。。