allier Art adviser KUMI OKUMURA

CONCEPT

美しく暮らしお気に入りのアートを飾り、季節や気分でしつらいを変える。ファッションだけ、グルメだけ、そんなの寂し過ぎます。衣食住、そしてアート、どれも絶対ゆずれません。
“LIFE IS ART”を実践する奥村くみのライフスタイルを通じて、アートのある生活の豊かさをお伝えできればと思います。

PROFILE

奥村 くみ

アートアドバイザー

インテリアデザイン事務所アシスタントを経て、大手住宅メーカーインテリアコーディネーターとして、数多くの個人宅、医院、モデルハウスなど手がける。2004年より現代アートとインテリアの融合をめざしてアートアドバイザーの仕事を立ち上げ現在に至る。

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アートアドバイザー【奥村くみ】のダイアリー。
衣食住、そしてアート。こだわりの日々を綴ります。

今更ながら病院のアートは難しい💦

少し前になりますが産婦人科小児科の病院に作品を納品してきました。産婦人科というとフェミニンな内装でまとめられているケースが多いのですが、こちらは全く違います。とにかく建物自体がセンス良くてカッコ良くて洗練されていて、でも温かみもちゃんとあるというすばらしい空間なんです。芦屋の駅前に3代続く渡辺産婦人科と聞くとあの辺りにお住まいの方はすぐにおわかりになりますよね。初めて伺った時に私は建物のタイルにすっかり心奪われてしまい「これっていったいどこのメーカーのタイルなんだ?」と頬ずりするくらいに顔を近づけるという不審者マックスの怪しい動きに走ってしまいました。(インテリアコーディネーターだった頃の名残からなのか?)

建物の素晴らしさに加え院長先生の病院に込められた優しくて熱い想いを伺ううちに何が何でもこの空間にふさわしいアートを見つけなければと武者震い(?)に似た感情がふつふつと湧き上がってきたのです。けれど張り切り過ぎてしまって第一回目のプレゼンでは大失敗💦空間にアートを入れるというスキル的なことには自信があると慢心していたんですね。肝心の病院という場所に設置するアートであるということや患者さんの気持ちとを慮るといった細やかな配慮にかけていたのです。院長先生から再度ご希望を伺い今度は失敗できないと作品をお探しすること3か月。やっと空間全体にバランスよく配置できるアートが見つかりました。

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1月のドミニク・ルトランジェ氏の個展で「もうぜったいこれしかない!」とビビッときた作品に出会いそれらが決まると私の頭の中で自然と他のアートも組み合わさっていってすごく良いプレゼンができる気分になってきたのです。空間の核になる作品を選ぶということは本当に大切なことだと改めて気づかされる仕事になりました。

同じ壁面に大きなドミニク氏の作品を3点。外部のタイルもインテリアに一部使われており作品モチーフと見事にリンクしました!

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間接照明の関係で黄色く写ったり白く写ったりしていてごめんなさい💦一番奥の壁は一部ポイントクロスが使われておりその色ともぴったりでした。

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受付カウンターと待合空間を挟んだ向こうの壁にはチェン・ルオビン氏の紙の作品を2点。モノクロの作品ばかりでシャープになり過ぎないようここで綺麗な色を配置します。

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エレベーターホールには西村盛雄氏の作品を2点。ここにちょうど血圧計があるんですがこの作品観ながらだと血圧も安定しそう(笑)設置後上からエレベーターで降りてきて扉が開いた途端自分がコーディネートしたことも吹っ飛んで「うわあ!素敵!」と鳥肌立っちゃいました💦

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そして奥に入った壁には坪田昌之氏の立体作品を設置。平面作品が続いていたので立体作品を組合すことで空間に変化を加えたかったのですがこれが大正解でした。

ニッチに置かれたイッタラバードとも相性良し!

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私がアートをいれさせていただくクリニックや病院のドクターたちは患者さんの緊張や不安を軽減するために様々な気配りをなさっています。心にそっと寄り添ってくれるようなアートをご提案することで少しでもそんな心優しいドクターたちのお手伝いができればと毎回心から思います。

2017.04.27 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

やっとやっとお届けできました

以前ここで損保ジャパン日本興亜美術館での展示を終えて横溝美由紀氏の作品を納品したとのお話をせていただきました。実はもう一邸同じようにお待ちいただいていたお客様がいらしたのです。

私にとってもこのようなケースは初めて。双方のお客様に購入を決めてくださった作品をそのまま美術館に展示することの了承をいただき(もちろん快くご承諾していただきました!)その後図録に”個人蔵”の記載をする旨をお伝えし、数か月お待ちいただいて、、、そんな経過もあったからでしょうか?作品の到着をとてもとても喜ばれて私もいつも以上に感動のお嫁入り立ち合いとなりました。

さてそれがこの作品です!

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もうなんて素敵!なんてぴったり!実はこの作品秋のイベントでも美術館でも縦で展示してありました。けれど横溝氏に確認したところこちらの作品は横でも設置OKとのことで、当日どう配置するか決めることになっていたのです。そのためギャラリースタッフの方にお願いしてどっちになってもすぐに取り付けられるよう縦と横の2通りの紐を用意してもらいました。

悩むこと10分ほど。縦にしたり横にしたり、、、ううう~~ん、どっちもいい!結局横に設置することに。もちろん将来的に縦に掛け替えてもいい訳で、また気分が変わっていいですよね。

もう一つ私が楽しみにしていたことがあります。こちらのお住まいには芦屋のフローリストAMICAさんが素敵なグリーンをコーディネートなさっているのですが、その植物たちとアートがどんな風にコラボっちゃうのかとっても興味があったのです。結果改めて「やっぱり空間はアートとグリーンがなきゃね!」の想いをより一層強くすることとなりました。本当に素敵なんですもの!

お玄関入る瞬間はこんな感じ。

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お嫁入り後奥様からも「玄関に入る度にはっと息をのむ作品のパワー。毎日美術館にいるみたい!」と、とても喜んでおられる様子のご連絡をいただき、またまた嬉しくなったりして。

やっぱね、、、NO ART NO LIFEなんですよ!!!住空間にアートがないなんて「あっり得へん!」訳です。〆る。


2017.04.14 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

平体文枝氏作品お嫁入り♪

先日もまた素敵なお客様とアートのご縁を繋ぐことができました。お嫁入りしたのはこちらの平体文枝氏の作品です。と、その前に恒例の「アートない時~♪」からまいりましょう!

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もちろんアートが無くてもとても素敵で完成度の高い空間です。けれどアートが入ると、、、
「アートある時~🎶」

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さらにインテリアの格が上がり周りの空気さえ変わります。一足先にインスタグラムでご紹介したのですが、そのアートの存在前後は「ライトの数が変わったかと思うくらい空間が明るくなりましたね」とのコメントをいただきました。もちろん作品の色目が明るいということもあるのですが、毎回ここでお伝えしているように明らかに空間に躍動感が生まれるのです。本当に不思議です。

角度を変えて2階から、、、

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どこから見てもこちらのお住まいにぴったり!ご夫妻が画像段階で一目惚れしたくださった平体作品は最初からここに嫁ぐ運命だったのですね♡

納品後奥様から「素敵な作品に巡り合えて幸せです。いろんな角度から眺めてうっとりしております。」とのメールが届きました。「お子さんたちにも何に見えるか是非聞いてみてくださいね!」と返信させていただいたところ「お花畑!」「海に浮かぶ太陽!」とそれぞれ答えが返ってきたそうです。この作品がある風景も小さな頃の思い出の一つに加わるのだとしたらなんて素敵なことでしょう!

今回このお家を手掛けられたのは私がまだピヨピヨコーディネーター時代憧れだったMさん。(今もレスペクタブルな存在!)そのMさんがアートがかかる瞬間をお客様と一緒に喜んでくれて、、、アートのお嫁入りの感動だけでなく私は密かにそのことにもウルウルしていたのでした。

やっぱりインテリアはアートが入って完成するもの!そしてアートは生活の中に存在すべきもの!納品の度に強く強くそう思うのです。





2017.03.31 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

2016奧村大賞がやってきた!

私が若手アーティストに贈る日本アート界における”最も権威なき”賞「奥村大賞」 昨年ペインティング部門で見事(?)賞に輝いた(??)水谷昌人氏に制作を依頼していた作品が届きました。ノミネート(???)時点でここでも作品を紹介させていただいたので覚えておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このブログをずっとご覧になられている方にはなんだか奥村さんの好みではないと思われたかもしれませんが、いえいえそんなことはありません。私の好みの延長線上にある、はたまた守備範囲内というかそんな感じなんです。じゃ~ん!こちらです!

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ちょっと不思議???

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このモチーフはいったいなにか?その秘密は作品の裏側に、、、

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こちらモランディの作品がモチーフなんです!キャンバス裏に隠された名画のコピー、そしてそこに使われている色彩が表にあふれ出ています。こういう”一捻り系作品”もう大好物!!!何層にも重ねられた支持体も好きな感じ。

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このモチーフを選ぶまでに水谷氏と何度かやり取りをしました。氏の決めたルールはもうすでにこの世にいないアーティストの作品を選ぶこと。そして私の好きな作家を何人か伝え後はお任せしました。実は最初ロスコでいくことになったのですが(氏もちょうどロスコでトライしてみようと思ってらしたとこだったらしく)いろいろあってモランディのこちらの作品になったのです。

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仕上がるまではちょっぴり心配もありました。けれど届いた作品に大満足!とんがってるタイプの作品なのに知的で品があってすごくいい!しかも奥村カラーじゃないですかっ!

梱包の木箱も実にしっかりしており、さらに奥村評価も上がる。そう、梱包のしっかりしてる作家は信用できる気がするんです。しかし取り出すのは結構大変💦私はドライバー使いが上手いのでわりかし簡単に取り出せたけど、、、

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奧村大賞に選ばれても賞金も副賞も当然ながら贈られることはなく、この駄ブログでのご紹介と私からの「これからも頑張ってね!」のメッセージが伝えられるだけ。もしかすると次にお会いする際にごはんくらいはご馳走できるかもしれないけど怖いオバサンと差し向かいじゃ喉につまっちゃうわね(笑)

という訳で水谷さん、「これからも頑張ってね!」






2017.03.11 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

個人蔵の醍醐味!

秋のイベントでお決め頂いた横溝美由紀氏の作品を今日お届けにあがりました。こちらの作品はイベント後に損保ジャパン日本興亜美術館での出展が決まっており、少し遅れてのお嫁入りとなったのです。お客様にはお待ちいただき申し訳なかったのですが、東京での展覧会で多くの方に観てもらうことができ、さらには図録に「個人蔵」と書かれている栄誉?もついてくるわけですから作品オーナーにとってはちょっぴり嬉しいことではないでしょうか。美術館でたまにタイトルのところに「個人蔵」の文字を見つけることがありますよね。その「個人蔵」の響きったら、、、あ~なんて素敵!だって皆が観ている作品が自分だけのものだって想像してみてください!ねっ?大層素敵でしょ??

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以前にもこちらのお宅はここでご紹介したことがあります。少しずつアートを集めていらしたのですが、いわゆる抽象的な現代アートを初めて購入をなさったのは2年前の私のイベントの時でした。それ以降お手持ちのアートと新しいアートのコーディネートをとても楽しまれています。調度品やアンティークの家具もたくさんお持ちでそれらとの相性やバランスも考慮しながら、お客様とアートの設置をあれこれ考える作業もとても楽しいもの。こんなふうに下に家具を配置すると空間もばっちり決まるんです。

さて同じく横溝作品がもう1点お嫁入りです。長~い廊下の反対側には少し小さめの赤の作品。以前からお持ちの(奥に見えますね)いちごモチーフの具象画ともなんだかいい感じで合っています♡♡

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最近の私はファッションに関しては買い足すのではなく買い替えるをモットーにしています。けれど前にも書きましたが増えていいのはアートだけと信じています。アートは買い足し季節で掛け替え、組み合わせを替えて楽しむことができますから。

段々と春も近づいてきました。お家のアートも掛け替えて(え!アートがお家にない?それは一大事!笑)新たな気持ちで春を迎えてはいかがでしょうか?


2017.03.09 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

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