allier Art adviser KUMI OKUMURA

CONCEPT

美しく暮らしお気に入りのアートを飾り、季節や気分でしつらいを変える。ファッションだけ、グルメだけ、そんなの寂し過ぎます。衣食住、そしてアート、どれも絶対ゆずれません。
“LIFE IS ART”を実践する奥村くみのライフスタイルを通じて、アートのある生活の豊かさをお伝えできればと思います。

PROFILE

奥村 くみ

アートアドバイザー

インテリアデザイン事務所アシスタントを経て、大手住宅メーカーインテリアコーディネーターとして、数多くの個人宅、医院、モデルハウスなど手がける。2004年より現代アートとインテリアの融合をめざしてアートアドバイザーの仕事を立ち上げ現在に至る。

CONTACT

アートコーディネート、セミナー等のご依頼はこちらまで。

MAIL MAGAZINE

メールアドレス

instgram

検索フォーム

QRコード

QR

blog

アートアドバイザー【奥村くみ】のダイアリー。
衣食住、そしてアート。こだわりの日々を綴ります。

2番手を目指します!

*今年の奧村アートフェアは10月21・22日。Save the date!!!アートビギナー大歓迎*

今週から始まった壁紙とカーペットの工事が思った以上に大がかりなものとなり我が家は大変なことになっています。思うように動きが取れず今朝も朝からグラスを2個割ってキ~~~ッ!けれどこんな蒸し暑い中頑張ってくれている職人さんの苦労を思えば多少の不自由はなんてことはありません。私は職人さんの作業を見るのが大好きなんでず~っと眺めてたいんだけど、邪魔になるし監視してるみたいだから、仕事部屋に閉じこもってひっそりしてます。しかも内装会社の社長がいったい何を耳打ちしたのか若い職人さんたちが明らか私にビビっている気がするんです。気のせいならいいんですけどね、、、

えっと、話が横に逸れてきました。そんなカオスな我が家を脱出し昨日はお客様の元にアートをお届けにあがりました。白い空間に爽やかな色味の作品が加わった途端空気が変わりぱっと華やぎます。そう「決まった!」瞬間です。

IMG_4770 (500x500)

玄関ホールのすぐ左横には奥様が書道教室をなさるご予定の和室があるため、その導入部として平体文枝氏の少し和を感じる作品を設置しました。また空間が退屈にならないようシルクスクリーン、ペインティングといった違ったタイプの作品を選んでいます。今までこのような抽象作品をお持ちになられたことのないご夫妻にとってはとても新鮮だったようで大変喜んでいただけました。何度納品してもアートが入る感動は私にとっても新鮮です。

さて今年はアート業界にとっては特別な年。それはベネチアヴィエンナーレ、ドクメンタ、ミュンスターが重なった当たり年だったからです。私はというとあえてそれらに背を向け?ここ最近3回続けて訪れていたヴィエンナーレも今回はパス。IGやFBで上がってくるフィードに涎垂らしてました。

海外の大きなアートフェアやアートイベントから帰ってくるともう本当に打ちのめされちゃって毎回しばらく立ち直れません。所詮わたしのやってることなんてさ、、、て。でも今回の当たり年を見送りじっくり自分の仕事を見つめ直すと「2番手でいいやん」とゆったり構えてられる自分がいるんです。

以前FOXEYの前田義子氏のエッセイの中でご自身はファッション界の2番手でいいとかいったようなことを言っておられました。それを読んだ時はもう十分に成功なさっているのにと不思議に思いましたが、今ならなんとなくその意味がわかるような気がします。

私はこの先日本のアート界のトップを走っておられる方と繋がることはないしそんな中で知られることもないでしょう。10年以上やってきて繋がる気配もないから、、、(笑)でもしっかりと2番手(て、さっきから言ってるけどまだ2番手にもなってないやん!?3?4?5くらい??)の位置にいて昨日みたいにアートをコツコツ納品してアートファンを増やしていくことこそ私の天命なんだとここへきて前向きに強く思います。なんだろう、こう卑下してるっていうじゃなくて本当にポジティブに2番手を目指したいっていうか。。。そう「ビバ2番手!」ですよ!アート業界で認められずとも前田氏みたいにクライアントの方だけをしっかり向いた2番手になりたいんです。

”中途半端を極める”に”ビバ2番手”、、、ここのところブログでの迷言続いておりますが、いったい私はどこへいく?

ええ、ええ、アートの神様のお導きに従いますわっ!!!

2017.06.30 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

Dream、その言葉がもたらしてくれるもの

新たな住人が我が家に加わりました。昨年観て以来ずっと気になっていた氏のたちばなひろし氏の作品です。何年も前に田中和人・管かおる・三宅砂織氏3名が中心に企画したグループ展で初めてたちばな氏の作品に出会い、それ以降関西では観る機会がなく(もしあったのなら私が知らなかっただけでごめんなさい)昨年MA2ギャラリーのグループ展でやっと観ることができた時にはとても嬉しかった。。。その中ですっごく気に入った作品はとても大きくて断念したのですが、その際に展示はしていなかったのだけれど”Dream”の文字が印象的なこの作品に心惹かれずっと気になっていました。

IMG_4165 (375x500)

実はこの3点組の作品には隠されたもう一点の作品があるのです。こちらを制作する際のストーリーの要ともいえるあるモチーフが描かれた小さな作品が真ん中の絵の裏にひっそりと存在しているのです。それは表に展示されることはなく作家とギャラリスト、そして購入した人にしか観ることは許されていません。こういう秘密を共有するワクワク感大好き!

そのモチーフとはケンタウルス(言うのはいいよね?笑)そして私は射手座!もうなんかこの絵を買う運命ですよ!
訂正:なんとケンタウルスではなくミノタウルスの間違えでした。思い込み激しい射手座の女失礼いたしました!

飾ったところ。。。思った通り住空間に飾っても文句なしにカッコいい!

IMG_4166 (375x500)


さてこれからは私がこの作品を買うに至ったストーリーの方です。もちろん気になっていたというのはあるのですが、どんと背中をおしてくれるような出来事があったのです。(これは私が勝手に作品に対して思ったことで作家の制作意図とは全くかけ離れているとは思いますが、、、)

もう6年くらいフランス語を習っている先生がフランスに戻られることになって最後の授業のこと。私が本を出すことが決まったと報告し本を出すのはずっと私の夢だったと話したところ「じゃあ、次の夢はなに?」と聞かれたのです。本を出すことの次の夢?正直とっさには出てきませんでした。でもぎゅ~っと自分の心と頭を振り絞ってみたところ次の夢が口から自然とこぼれてきたのです。その夢については今のところ内緒です(笑)

日本の住空間にアートを入れたい!
女性誌でアートとインテリアの連載とかできたらどんなに素敵だろう。
あ~私の想いの詰まった本を出したい!

それらはすべて叶いそうにないことでしたが、夢(恥ずかしいから妄想とか言ってたけど)を持つことで高みを目指すことができました。そう思うと”夢”って大事と思えてなんだかこの作品を所有して新たな夢に向かって頑張ろうとなんだか急に思えたんです。

アートを買うという行為は”特別なもの”ではありませんが、時折”特別なもの”となり私たちに忘れられないストーリーをプレゼントしてくれます。アートがもたらしてくれる素敵なストーリーを一人でも多くの方に体験してほしいと心から願います。

2017.06.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

今更ながら病院のアートは難しい💦

少し前になりますが産婦人科小児科の病院に作品を納品してきました。産婦人科というとフェミニンな内装でまとめられているケースが多いのですが、こちらは全く違います。とにかく建物自体がセンス良くてカッコ良くて洗練されていて、でも温かみもちゃんとあるというすばらしい空間なんです。芦屋の駅前に3代続く渡辺産婦人科と聞くとあの辺りにお住まいの方はすぐにおわかりになりますよね。初めて伺った時に私は建物のタイルにすっかり心奪われてしまい「これっていったいどこのメーカーのタイルなんだ?」と頬ずりするくらいに顔を近づけるという不審者マックスの怪しい動きに走ってしまいました。(インテリアコーディネーターだった頃の名残からなのか?)

建物の素晴らしさに加え院長先生の病院に込められた優しくて熱い想いを伺ううちに何が何でもこの空間にふさわしいアートを見つけなければと武者震い(?)に似た感情がふつふつと湧き上がってきたのです。けれど張り切り過ぎてしまって第一回目のプレゼンでは大失敗💦空間にアートを入れるというスキル的なことには自信があると慢心していたんですね。肝心の病院という場所に設置するアートであるということや患者さんの気持ちとを慮るといった細やかな配慮にかけていたのです。院長先生から再度ご希望を伺い今度は失敗できないと作品をお探しすること3か月。やっと空間全体にバランスよく配置できるアートが見つかりました。

IMG_2466 (375x500)

1月のドミニク・ルトランジェ氏の個展で「もうぜったいこれしかない!」とビビッときた作品に出会いそれらが決まると私の頭の中で自然と他のアートも組み合わさっていってすごく良いプレゼンができる気分になってきたのです。空間の核になる作品を選ぶということは本当に大切なことだと改めて気づかされる仕事になりました。

同じ壁面に大きなドミニク氏の作品を3点。外部のタイルもインテリアに一部使われており作品モチーフと見事にリンクしました!

IMG_2489 (500x500)

IMG_2492 (471x500)

間接照明の関係で黄色く写ったり白く写ったりしていてごめんなさい💦一番奥の壁は一部ポイントクロスが使われておりその色ともぴったりでした。

IMG_2459 (375x500)

受付カウンターと待合空間を挟んだ向こうの壁にはチェン・ルオビン氏の紙の作品を2点。モノクロの作品ばかりでシャープになり過ぎないようここで綺麗な色を配置します。

IMG_2491 (500x500)

エレベーターホールには西村盛雄氏の作品を2点。ここにちょうど血圧計があるんですがこの作品観ながらだと血圧も安定しそう(笑)設置後上からエレベーターで降りてきて扉が開いた途端自分がコーディネートしたことも吹っ飛んで「うわあ!素敵!」と鳥肌立っちゃいました💦

IMG_2485 (375x500)


そして奥に入った壁には坪田昌之氏の立体作品を設置。平面作品が続いていたので立体作品を組合すことで空間に変化を加えたかったのですがこれが大正解でした。

ニッチに置かれたイッタラバードとも相性良し!

IMG_2562 (500x500)

私がアートをいれさせていただくクリニックや病院のドクターたちは患者さんの緊張や不安を軽減するために様々な気配りをなさっています。心にそっと寄り添ってくれるようなアートをご提案することで少しでもそんな心優しいドクターたちのお手伝いができればと毎回心から思います。

2017.04.27 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

やっとやっとお届けできました

以前ここで損保ジャパン日本興亜美術館での展示を終えて横溝美由紀氏の作品を納品したとのお話をせていただきました。実はもう一邸同じようにお待ちいただいていたお客様がいらしたのです。

私にとってもこのようなケースは初めて。双方のお客様に購入を決めてくださった作品をそのまま美術館に展示することの了承をいただき(もちろん快くご承諾していただきました!)その後図録に”個人蔵”の記載をする旨をお伝えし、数か月お待ちいただいて、、、そんな経過もあったからでしょうか?作品の到着をとてもとても喜ばれて私もいつも以上に感動のお嫁入り立ち合いとなりました。

さてそれがこの作品です!

IMG_2486 (465x500)

もうなんて素敵!なんてぴったり!実はこの作品秋のイベントでも美術館でも縦で展示してありました。けれど横溝氏に確認したところこちらの作品は横でも設置OKとのことで、当日どう配置するか決めることになっていたのです。そのためギャラリースタッフの方にお願いしてどっちになってもすぐに取り付けられるよう縦と横の2通りの紐を用意してもらいました。

悩むこと10分ほど。縦にしたり横にしたり、、、ううう~~ん、どっちもいい!結局横に設置することに。もちろん将来的に縦に掛け替えてもいい訳で、また気分が変わっていいですよね。

もう一つ私が楽しみにしていたことがあります。こちらのお住まいには芦屋のフローリストAMICAさんが素敵なグリーンをコーディネートなさっているのですが、その植物たちとアートがどんな風にコラボっちゃうのかとっても興味があったのです。結果改めて「やっぱり空間はアートとグリーンがなきゃね!」の想いをより一層強くすることとなりました。本当に素敵なんですもの!

お玄関入る瞬間はこんな感じ。

IMG_2493 (500x500) - コピー

お嫁入り後奥様からも「玄関に入る度にはっと息をのむ作品のパワー。毎日美術館にいるみたい!」と、とても喜んでおられる様子のご連絡をいただき、またまた嬉しくなったりして。

やっぱね、、、NO ART NO LIFEなんですよ!!!住空間にアートがないなんて「あっり得へん!」訳です。〆る。


2017.04.14 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

平体文枝氏作品お嫁入り♪

先日もまた素敵なお客様とアートのご縁を繋ぐことができました。お嫁入りしたのはこちらの平体文枝氏の作品です。と、その前に恒例の「アートない時~♪」からまいりましょう!

IMG_2130 (375x500)

もちろんアートが無くてもとても素敵で完成度の高い空間です。けれどアートが入ると、、、
「アートある時~🎶」

IMG_2131 (375x500)

さらにインテリアの格が上がり周りの空気さえ変わります。一足先にインスタグラムでご紹介したのですが、そのアートの存在前後は「ライトの数が変わったかと思うくらい空間が明るくなりましたね」とのコメントをいただきました。もちろん作品の色目が明るいということもあるのですが、毎回ここでお伝えしているように明らかに空間に躍動感が生まれるのです。本当に不思議です。

角度を変えて2階から、、、

IMG_2134 (375x500)

どこから見てもこちらのお住まいにぴったり!ご夫妻が画像段階で一目惚れしたくださった平体作品は最初からここに嫁ぐ運命だったのですね♡

納品後奥様から「素敵な作品に巡り合えて幸せです。いろんな角度から眺めてうっとりしております。」とのメールが届きました。「お子さんたちにも何に見えるか是非聞いてみてくださいね!」と返信させていただいたところ「お花畑!」「海に浮かぶ太陽!」とそれぞれ答えが返ってきたそうです。この作品がある風景も小さな頃の思い出の一つに加わるのだとしたらなんて素敵なことでしょう!

今回このお家を手掛けられたのは私がまだピヨピヨコーディネーター時代憧れだったMさん。(今もレスペクタブルな存在!)そのMさんがアートがかかる瞬間をお客様と一緒に喜んでくれて、、、アートのお嫁入りの感動だけでなく私は密かにそのことにもウルウルしていたのでした。

やっぱりインテリアはアートが入って完成するもの!そしてアートは生活の中に存在すべきもの!納品の度に強く強くそう思うのです。





2017.03.31 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

«  | ホーム |  »