allier Art adviser KUMI OKUMURA

CONCEPT

美しく暮らしお気に入りのアートを飾り、季節や気分でしつらいを変える。ファッションだけ、グルメだけ、そんなの寂し過ぎます。衣食住、そしてアート、どれも絶対ゆずれません。
“LIFE IS ART”を実践する奥村くみのライフスタイルを通じて、アートのある生活の豊かさをお伝えできればと思います。

PROFILE

奥村 くみ

アートアドバイザー

インテリアデザイン事務所アシスタントを経て、大手住宅メーカーインテリアコーディネーターとして、数多くの個人宅、医院、モデルハウスなど手がける。2004年より現代アートとインテリアの融合をめざしてアートアドバイザーの仕事を立ち上げ現在に至る。

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アートアドバイザー【奥村くみ】のダイアリー。
衣食住、そしてアート。こだわりの日々を綴ります。

自然は自然・アートはアート

12月となるとどうしてもこの1年のあれこれを振り返ることが多くなります。日々いろんなことを考え感じていてもつい忙しさにかまけてインスタ投稿でサクサクっと済ませてしまうことも多く、慌ただしくてもこの時期だからこそ、いろいろと綴ってみたいと思います。

5月に久しぶりにNYに出かけたことはここでもアップしました。もちろんアートの刺激を存分に受けた訳ですが、ちょっと心に残ったことについて、、、最終日に一緒に過ごしたまりちゃんと次はどこに行きたいという話になりました。それぞれ今度はここかな~とあれこれ好きなこと言ってたのですが、秘境と言われるところに訪ねていって感動はどのくらいなんだろうという話になりました。昨今SNSで画像や情報も存分に見たり集めたりすることができ、ましてやドローンで撮影した映像なんかを見てしまうとすごいって思いますよね。本当にそこにいたとしてもそんな風には見ることはできないから、同じように感動できるのかなって。当然感動はしまくるけど予想以上にするかどうかわからないよね、と。そうなると秘境と言われる特別な場所でなくても、だれも知らないであろう場所に感動を覚えるかもしれないという結論になりました。つまり既視感のないどこか。そして手つかずならぬSNSつかずの場所。

その話をしながNY初日に訪れたDia Beaconでの出来事を思い出していました。もちろんそこだって散々SNS上で知ってはいたけれど、空間に入った途端なんとも言えない感情に包まれて感動という言葉で表すことができないくらいの心揺さぶられる気持ちになったことを。その瞬間私にとってのアートはこういうことなんだと悟りました。”人の作った”空間に置かれた”人の作った””作品ではあるけれどその空気感には特別なものがあって、自然を見て感動するのとは別の次元であるけれど時折同じくらいの感動を人に与えることができるんだと。そう考えるとかつて観た記憶に残る展示の数々は単に「あ~すごかったな~」とかではなくその鳥肌具合、つまり体感としてで覚えてる気がします。自然は受け身でいても感動はできるけれどアートは受け身では真に感動できないのです。

もう一つ何年も前に同じくNYでの出来事で忘れられないエピソードがあります。一緒に美術館巡りをしていた大西伸明氏が窓越しの風景を見ながら「自然にはどうしたってかなわないんだよな」とポツリと言ったこと。ご本人は覚えておられないかもしれない(笑)でも本当にそうなんだな~ともその時思いました。よく「自然が織りなすアート」なあんてフレーズをよく聞きますが、その度に「自然は自然でアートはアートでしょうが、、、」と心の中で軽くツッコミます。その表現なんとなく私には耳障りなんです。自然にだってアートにだって失礼だと本気で思っちゃう(笑)

私自身お客さまやいろんな方から現代アートってどのくらいの範囲まで含まれるんでしょう?と聞かれることがあります。工芸は?器は?その答えは本当に難しくてまともに答えられたことがありません。本来の区別はガチの美術関係者に委ねるとして、私の中での解釈は上に述べたことかなと思います。自然と同じくらいのレベルで心振るわせられたら”アート認定”!!!

今日のお話バラバラなようで私の中では繋がってるの。高校生の時国語の時間で天声人語のパラグラフをばらばらにしたものを正しく並べ替えるって授業があったけど今日の私のブログはどう並べてもOKなくらい支離滅裂(笑)

ま、そんな日もあるさ。。。チャオ!







2018.12.06 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

お絵描き大会

今年もたくさんの作品たちが素晴らしいお客様の元に嫁いでいきました。作品それぞれに皆様いろいろ感じ取っていただいてアートの持つ力の凄さを再認識した一年でもありました。

いろんなエピソードの中でもお子さんたちとアートをめぐるやり取りには特別に感動してしまいます。多くの大人たちが現代アートに対して苦手意識がある日本において、アートがある環境で大きくなった子供たちは必ずアート好きな大人になるんだろうなと思うとなんだかワクワクしてくるからです。

先日も素敵なお話を聴かせてもらいました。去年のART NAKANOSHIMAでミヒャエル・テンゲス作品をお買い求めいただいたI様のお宅に今年決めていただいた作品をお届けに伺った際のこと。ちなみにテンゲス作品はこのブログや私のインスタグラムでもお馴染みですよね。無数の色を厚く塗り重ねた迫力のある作品です。けれどその色の使い方は無作為ではなく多くの研究を重ねて組み合わされているためダイナミックでありながらも大変美しい。まさに静と動、強さと繊細さがキャンバス上に共存している魅力的な作品です。

そんなテンゲス作品を前に2人の小さな息子さんたちと「よし!テンゲス作品をみんなで真似してみよう!」とお絵描き大会をしたそうなんです。当然ながらものすごく難しくて全然真似できなかったとI様が笑いながら教えてくれました。このお話を伺いながら何て良いお話なのかしらとちょっと感動してしまったんです。

よくアートをお届けした際に「お子さんたちの感想を聞かせてくださいね」とお伝えします。皆さんアートを前にいろいろ話された様子を伺うと「ほほ~そう来たか!」と子供たちの素直な感性にお驚かされることがあります。でもこんな風に一歩踏み込んで頑張って模写してみるってすごく楽しいですね。ちなみに僕たちは2人共絵を描くのがとっても上手でお住まいにはキッズ作品コーナーがあるんですよ!それも素敵です。

こんな経験を積んで大きくなった時アートが苦手な大人にはならないでしょう。ましてや現代アートを前に「こんな絵うちの子供でも描けそうですね」なあんてこと言っちゃう大人には絶対なってないと断言できます!小さなお子さんがいるからアートを飾るのは無理と思わず是非生活にアートを取り入れていただきたいと思います。

ART NAKANOSHIMAではお子さんたちも同伴でどうぞといつもお伝えしています。今年から途中子供さんたちが退屈したりぐずったりしていったん外に出られても再入場できるようリストバンドをご用意しました。I様から「その気遣いが本当に嬉しくてゆっくり過ごせた」と感想をいただいて私もとても嬉しかったです。

クリスマスも近づいてきました。お届けした作品たちを前にご家族の楽しい会話が繰り広げられますよう。。。








2018.12.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

「白の妄想」そして「黒の妄想」

ART NAKANOSHIMAが終わってから怒涛の日々を過ごしておりこちらがちょっとご無沙汰になっておりました。そして気づくとなんともう12月!今年もカウントダウンに入りましたね。という訳で今年振り返りがてらちょこっとずつブログ投稿していきたいと思います。(にしても久しぶりのブログタイトルが怪しすぎる、笑)

今年は私の大好きな2大作家の作品を十分に堪能できた当たり年でした。それはロバート・ライマンと村上友晴氏の展覧会。1月の京都ARTOFFICE OZASAでの村上展、そして4月に訪れたファーガス・マカフリー東京でのライマン展、さらには先日足を運んだ目黒区美術館での村上展はどれもこれも素晴らしくその場を立ち去りがたい展覧会でした。特にこだわりを尽くしたファーガス・マカフリーギャラリーでのこけら落としとなったライマン展では感動のあまり鳥肌が立って涙が出そうになりました。いつもはギャラリーの敷居を高く感じるという多くの方の不安を払拭するのも私の大きな役割と思っているのですが、あそこまで完成度が高く凛とした素晴らしい空間だと「もうええねん、ええねん、どんな敷居高くても。よじ登ってでも拝ませていただきます~」てな心境になります。

どちらも自分で手に入れることは叶わぬ憧れの作家ではありますが妄想は自由。それを私は密かに「白の妄想」そして「黒の妄想」と呼んでいます。前者の白はロバート・ライマン後者の黒は村上友晴作品。両者の作品と聞くとすぐに白と黒それぞれが浮かびますよね。

ロバート・ライマンの作品を観る度に私の妄想スイッチが入り「リビングに飾るんだったらこれだな~」とか「玄関の正面はこれよね~」とその妄想がとどまることがありません。これがいわゆる「白の妄想」 我が家の内装は白とベージュでまとめているのでロバート・ライマン作品合うはず、、、いやいや合っても合わなくてもそんな問題じゃないんですけどね(笑)でもこの妄想はかなり楽しい。

”美術館で作品を観る時は自分の一番お気に入りの作品を見つけるようにしている”それは私のみならず多くの方がいろんなところで話されたり書かれたりしていることです。でも私の場合さらに具体的にどの作品を持って帰ってどこに飾るか妄想してみることをお薦めしています。結構そういった妄想訓練がいざ本当に作品を買う段になって役だったりするのです。

さて村上作品は「黒の妄想」この場合妄想はさらに加速します。「今の家じゃないんだよな~なんならもう一軒和風モダンの家建てて、カーテンとかじゃなく全部障子にして、家具はポール・ケアホルムのリッソーニソファだけにして壁にポツンと村上作品飾った羅さぞかし素敵であろう」 あ~もう止まらな~い!!!

そんな妄想で思う存分楽しませていただいた2018でした。。。


2018.12.03 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

NYへ(7)

以前ある雑誌でお薦め展覧会のレビューを書いていたことがあります。お薦めとはいえまだ観ていない展覧会を120文字というTwitter以下の文字数でまとめなければならない作業は毎月苦行でありました。まず展覧会のコンセプトなんかをギャラリーから取り寄せて自分の中で咀嚼し内容を確認するんですが、上手い展覧会テキストは本当にわかりやすいのです。現代アートのテキストってとかくわかり難いのが常。だけどするっと内容が入ってくるテキストもたくさんあって、そういうのって文章が秀逸なんです。紹介する側も作品内容のことをしっかり把握してる安心感みたいなのが文章からにじみ出ていて、結果展覧会自体もすごく面白い。

なんでこんな話かというとNYで展覧会を観ていて同じような感覚が蘇ってきたからなんです。メット・ブロイヤーでもニューミュージアムでもとっても面白い、いささか尖がった企画展をやっていたんですが、キュレーションがとにもかくにも憎らしいほどうまいな~って。(て、私から言われんでも、、、そりゃ当然なんですけどね)私が感じたのは”開かれたキュレーション””ということなんです。難解なテーマを扱った展覧会だとしても、観光客もアートマニアも両方を納得させることのできるキュレーションてやっぱりうまいんじゃないかな~とそんな風に思えたのです。

とか偉そうな感想を持ちつつニューミュージアムでの鑑賞を終え(展示内容はないんかいっ!はい、ありません、だって全部作品紹介なんてスクロールする手がしびれるでしょ?笑)ルーフトップへ。NYでは高いところがあればとりあえず上がってみようとなる感覚はいったいなんなんだろう?

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そして展覧会と関係なくカフェ撮影したりなんかして。

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さてこの近くでどうしても行きたかったのがこちらのホテル「Public」 デザインホテルの先駆者であるアイアン・シュレーガー氏が世界的な建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンに依頼したホテルって建築マニアでなくても見てみたいですよね?

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エントランスから度肝を抜かれるこのエスカレーターを上がるとどちらかとナチュラルにまとめられたロビーに到着。そのギャップ感にまずはやられるのです。ビリヤード台なんかもあって集っている人みなのんびりリラックスモード。特にこのソファの座り心地ったらこのままここで寝ていいですか?くらいの快適さ。体だけでなく心までリラックスさせてくれるこの空間てなに!?

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ラウンジもトイレもスーベニールショップに至るまで鳥肌もんのカッコよさでした。「ええもん見せてもらいました」と拝んでからブルックリンに移動。

まだ続くよ!



2018.06.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

久々の大ヒット級やらかしちゃったこと💦

世間から受けている誤解のいくつかについて、、、

「奥村さんはものすごく忙しいようだ」 ✖
人様から思われているほど忙しくありません。

「なんだかきっちりして失敗なんかしなさそう」 ✖✖✖
本が出てからこの誤解が一人歩きどころか爆走していますが、常にやらかしております。

先日の大ヒット級のやらかした話、ここでしていいですか?(了承してもらえなくても話すけどさ、、、)


先週フェアを回るため東京に出向いたのですが、会場である方々をご紹介いただいてお互いの仕事についてお話する機会がありました。その際に「昨年本が出たので失礼とは思いますが、アマゾンから直接送らせていただきますね」とお約束。

関西に戻り本のポチッを終了して「そうだそうだ食洗器の洗剤切らしてるからオーダーしよう」とさらにポチッ。はい、感の良い方、もしくは私をよく知る方はなんとなくおわかりになられましたよね。

そう、本を送った相手の住所履歴がそのままなのに気づかず洗剤ポチッっちゃったんです~~(´;ω;`)しかもそれに気づいたのは次の日の配達状況を知らせるメールが届いた時。パソコンの前で「うぎゃ~~~💦」と叫んでも時すでに遅し。洗剤は本と一緒に配達されてしまっていたのです。

お名刺交換したばかりの方に拙書だけでなく洗剤送り付けるってどうよ、と私は深く反省。でも反省したってどうしょうもないし、仕方ないからお詫びのメール先方にいれましたよ。。。

洗剤は無事?届き、先方のお家で使っていただくことになりました。

はあ、、、

てな訳で「日々、センスを磨く暮らし方」引き続きよろしくお願いいたします。

もれなく食洗器用洗剤は付いてきませんけど。。。

2018.03.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

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