allier Art adviser KUMI OKUMURA

CONCEPT

美しく暮らしお気に入りのアートを飾り、季節や気分でしつらいを変える。ファッションだけ、グルメだけ、そんなの寂し過ぎます。衣食住、そしてアート、どれも絶対ゆずれません。
“LIFE IS ART”を実践する奥村くみのライフスタイルを通じて、アートのある生活の豊かさをお伝えできればと思います。

PROFILE

奥村 くみ

アートアドバイザー

インテリアデザイン事務所アシスタントを経て、大手住宅メーカーインテリアコーディネーターとして、数多くの個人宅、医院、モデルハウスなど手がける。2004年より現代アートとインテリアの融合をめざしてアートアドバイザーの仕事を立ち上げ現在に至る。

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アートアドバイザー【奥村くみ】のダイアリー。
衣食住、そしてアート。こだわりの日々を綴ります。

NYへ(7)

以前ある雑誌でお薦め展覧会のレビューを書いていたことがあります。お薦めとはいえまだ観ていない展覧会を120文字というTwitter以下の文字数でまとめなければならない作業は毎月苦行でありました。まず展覧会のコンセプトなんかをギャラリーから取り寄せて自分の中で咀嚼し内容を確認するんですが、上手い展覧会テキストは本当にわかりやすいのです。現代アートのテキストってとかくわかり難いのが常。だけどするっと内容が入ってくるテキストもたくさんあって、そういうのって文章が秀逸なんです。紹介する側も作品内容のことをしっかり把握してる安心感みたいなのが文章からにじみ出ていて、結果展覧会自体もすごく面白い。

なんでこんな話かというとNYで展覧会を観ていて同じような感覚が蘇ってきたからなんです。メット・ブロイヤーでもニューミュージアムでもとっても面白い、いささか尖がった企画展をやっていたんですが、キュレーションがとにもかくにも憎らしいほどうまいな~って。(て、私から言われんでも、、、そりゃ当然なんですけどね)私が感じたのは”開かれたキュレーション””ということなんです。難解なテーマを扱った展覧会だとしても、観光客もアートマニアも両方を納得させることのできるキュレーションてやっぱりうまいんじゃないかな~とそんな風に思えたのです。

とか偉そうな感想を持ちつつニューミュージアムでの鑑賞を終え(展示内容はないんかいっ!はい、ありません、だって全部作品紹介なんてスクロールする手がしびれるでしょ?笑)ルーフトップへ。NYでは高いところがあればとりあえず上がってみようとなる感覚はいったいなんなんだろう?

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そして展覧会と関係なくカフェ撮影したりなんかして。

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さてこの近くでどうしても行きたかったのがこちらのホテル「Public」 デザインホテルの先駆者であるアイアン・シュレーガー氏が世界的な建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンに依頼したホテルって建築マニアでなくても見てみたいですよね?

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エントランスから度肝を抜かれるこのエスカレーターを上がるとどちらかとナチュラルにまとめられたロビーに到着。そのギャップ感にまずはやられるのです。ビリヤード台なんかもあって集っている人みなのんびりリラックスモード。特にこのソファの座り心地ったらこのままここで寝ていいですか?くらいの快適さ。体だけでなく心までリラックスさせてくれるこの空間てなに!?

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ラウンジもトイレもスーベニールショップに至るまで鳥肌もんのカッコよさでした。「ええもん見せてもらいました」と拝んでからブルックリンに移動。

まだ続くよ!



2018.06.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

久々の大ヒット級やらかしちゃったこと💦

世間から受けている誤解のいくつかについて、、、

「奥村さんはものすごく忙しいようだ」 ✖
人様から思われているほど忙しくありません。

「なんだかきっちりして失敗なんかしなさそう」 ✖✖✖
本が出てからこの誤解が一人歩きどころか爆走していますが、常にやらかしております。

先日の大ヒット級のやらかした話、ここでしていいですか?(了承してもらえなくても話すけどさ、、、)


先週フェアを回るため東京に出向いたのですが、会場である方々をご紹介いただいてお互いの仕事についてお話する機会がありました。その際に「昨年本が出たので失礼とは思いますが、アマゾンから直接送らせていただきますね」とお約束。

関西に戻り本のポチッを終了して「そうだそうだ食洗器の洗剤切らしてるからオーダーしよう」とさらにポチッ。はい、感の良い方、もしくは私をよく知る方はなんとなくおわかりになられましたよね。

そう、本を送った相手の住所履歴がそのままなのに気づかず洗剤ポチッっちゃったんです~~(´;ω;`)しかもそれに気づいたのは次の日の配達状況を知らせるメールが届いた時。パソコンの前で「うぎゃ~~~💦」と叫んでも時すでに遅し。洗剤は本と一緒に配達されてしまっていたのです。

お名刺交換したばかりの方に拙書だけでなく洗剤送り付けるってどうよ、と私は深く反省。でも反省したってどうしょうもないし、仕方ないからお詫びのメール先方にいれましたよ。。。

洗剤は無事?届き、先方のお家で使っていただくことになりました。

はあ、、、

てな訳で「日々、センスを磨く暮らし方」引き続きよろしくお願いいたします。

もれなく食洗器用洗剤は付いてきませんけど。。。

2018.03.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

カーリング女子の言葉に深くうなづく

数日前にオリンピックで銅メダルを獲得したカーリングチーム女子の吉田氏のコメントをTwitter上で目にしました。

「この町、何もないよね。小さい頃はここにいたら夢はかなわないんじゃないかと思ってました。でも今は、この町じゃなきゃ夢は叶わなかったと思います」

なんだかすごくいいな~と思いませんか?こういうのって地方で頑張っているいろんな分野の子供たちにとってすごく励みになる言葉ですよね。小さな子供でなくても地方で頑張っている私のようなオバサンだって十分に胸に迫ってくる言葉ですもの(笑)

話は飛びますがアートを仕事にしてから「資金が潤沢にあればいいな~」より「資金がなくてよかった~」の想いの方が実は強くなってきました。もちろんお金があればあったに越したことはなくて、スペースを借りたり、海外のアートフェア―に頻繁に出かけたり、なにより若手作家の作品をどんどん買って応援するということも簡単にできるでしょう。でも私の場合お金があったら深く考える前にギャラリーとかやっちゃって「もうしんどい~こんなん嫌~」とか言ってたに違いない(笑)

お金がないからこそ仕事上での次の動き方や戦略といったことをものすご~~く考えます。そのため都度軌道修正が必要になってくるんですが、それも良しとしています。さらにどうにかして経費を抑え、儲けを残し、次につなげるかという商売の原則みたいなものを感じ取り、この数年それを体にしみこませることができた気がします。

とはいえ、この仕事を始めて間もないころ、やはり大阪市内にスペースがないとちょっと恥ずかしいかしら?なんて見栄もあって、コーディネーター仲間が借りていた事務所を1年間だけシェアさせてもらったことがあります。窓が大きくてむかえにあるレトロなビルが借景となってちょっとNYっぽい感じのなかなか素敵な空間でした。間借りの立場とはいえ、ここでお客様とアートの打ち合わせができるなんてとちょっぴりワクワクしてしました。けれど意に反して打ち合わせ場所があることは私の仕事にとって上手く機能しなかったんです。たとえばそのスペースで5点ばかりの作品をお客様にプレゼンしても「もっと他のも観たい」と必ずなるんです。そうなると結局のところギャラリーにお連れしたリ、画像を追加で送ってもらったりと、打ち合わせ場所の意味を全く持たないものになってしまったからなんです。

結局市内で事務所を持つことはそれ以降考えることはなくなりました。その頃から事務所を持たずしてもパソコンさえあればどこでだって仕事ができるという風潮に世の中がだいぶとなってきていたので、まあ、その流れの中では自然だったといえます。

けれど東京なんかで「アートアドバイザーです」と名刺を出して挨拶した際、裏をひっくり返して住所を確認する相手が「アートアドバイザーとか言ってるけど奈良の田舎から来てるのか」と明らかに思っている様子にはやはり嫌な気がしました。でも一方でそれを面白がっている自分もいて段々と愉快な気持ちになってきたんです。これって相手の出方次第で信用できる仕事相手になるかどうかを見極めることができるじゃないって。田舎であろうがどこであろうが私を信用して仕事をする気があるのかないのかを瞬時につかみ取ることができる、、、「田舎の住所はこりゃなかなか使えるわ」ってね(笑)

もちろんアーティストならどこに住んでいてもOKな訳で、アートの分野以外でも私が奈良の特産物を都会に広めるため頑張っているならそれもOKなんでしょうけどね。

田舎に住んでいるからこそ深い洞察力が得られる。資金がないからこそ計画をしっかり練ることができる。

ネガティブな要因をどうポジティブな思考へを発展させていくかはちょっとしたチャレンジですね。カーリング女子の言葉に改めて励まされた感じがします。やっぱり若くてもメダリストの言葉はすごいよな。。。



2018.03.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

「そうでしょ、そうでしょ」の気持ち

このブログを始めた頃は自分の本の趣味を公開するのをずっと避けていました。「何を読んでいるのか」は「その人がどんな人であるか」と密接に関っています。なので本を紹介すること=無防備に内面をさらすことのような気がして恥ずかしかったんですね。ところがブログやインスタグラムを長らく続けていると、なんかもういっか、て。もうどんな人かわかってもらえてるだろうし、歳も重ねてきて自分のことを必要以上に良く思ってもらいたいなんていう欲もとっくになくなってるし。ましてや本の中ではシューズクロークまで披露しちゃってますもんね、もう怖いものなし!(笑)

さて先日新幹線の車内で読もうと軽めの対談集をばばっと買って乗り込みました。ところがこの対談集ことの他”重く”ズシリとしていました。キョンキョンのエッセイってわりと好きで「パンダのanan」とかも読んでたんだけど、この対談集を読んでやっぱりキョンキョンすごいな~と”改めて思いました。何がすごいって舞台やライブをものすごく観て研究してるってこと。

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もちろん対談相手もすごい面々なんですが、どの人とも互角に話せて「あ~あの舞台観ました」とか投げられたボールをほとんど素手でキャッチしててしっかりボール返してて、ほんとすごい。

そんな中私が一番感銘した箇所は片桐はいり氏との対談でプロデューサーとしても活動を始めたキョンキョンがこう言うところ。

”役者さんでも作家でも、素敵な人がいっぱいるんだとわかってくると「世の中に知らしめたい!」みたいな気持ちになるというか。紹介して「初めて見たんですけど、すごく好きになりました」的な感想をもらうと「ほら見ろ!」ってスカッとする(笑)。”

その後続けて同世代から下の年代の自分のファンに「もっとこういう方面に興味を持ってもいいんじゃない?」という提案のつもりで、、、云々とありました。

これを読んだとき「わ~!すごくわかる!」て膝を打つような感覚を覚えました。もちろん天下のアイドルであり、才能あふれる方と一緒にするのはどうかとは重々承知であえて言いますが、私が自分の好きなアートや作家を紹介する時もちょっと同じ感覚だなと思ったんです。「奥村さんの紹介するアートすごく好きになりました」て言われて感じることがとても似ている。もちろん私は凡人なんで「ほら見ろ!」と言っては到底許されませんが、「そうでしょ、そうでしょ」とは呟いちゃう(笑)

それとワタシと同世代、もしくはちょっぴりお姉さま、はたまたうんと年下の周りのセンスあふれる女性たちに、アートと暮らすという未知なる楽しいことを提案したいと考えてるところもなんかも似てる気がするなって。舞台や俳優というワードをアートや展覧会に置き換えてみるとそのまま使えるっていう感じ。

そういう発信を続けていくことはとても重要なことだと思うのですが、残念ながらギャラリー側からは一般の”潜在的アートラバー”(アートビギナー一歩手前)に対しては発信してくれません。やはりまだまだ「わかるひとだけでいいよ」て立ち位置のように思います。そろそろ一緒の想いで私に協力してくれるギャラリーが増えてきて欲しいと心から願っているのですが、それって本当に難しい。なにより私の趣味と合致するギャラリーが少ないということもあります。でもそこはなんだろ、本当に私の個人的な趣味の問題で「世界的に活躍するアーティストだから」とか「賞を取ったからとか」とか「海外の市場で高値で取引きされている」といった価値観とは別のところにある問題なんです。本当にただひたすら私の好み”奥村フィルターを通した作品”そう意味で少ないっていうことで、、、(決して上から目線というわけではなく、むしろいっつも下からで謙虚なんですよ、ワタシ)

という訳で結局のところ私は私のアート選びの世界観に共感してくれる人を少しずつ増やしていくしかないんだと思います。いつか大きなムーブメントになると信じて、、、(やはり奥村教なのか、教祖なのか、、、)

一冊の対談集を読んでここまでの妄想に発展するのは私の妄想力がすごいのか、キョンキョンがすごいのか、、、間違いなく後者ですね。

2018.01.29 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

「日々、センスを磨く暮らし方」出版に至るまでの道のり(4)

さてここからは本の中でもお話している内容と少しかぶりますのでご了承を。

今年に入りすぐに本づくりがスタートと思いきや、なかなか話は進みません。せっかちな私は前のめり状態。もしかして本出版の話は夢だった?いや、妄想が高まり過ぎて私に起きた幻想だったのか、、、それは冗談としてかなり待ちの時間があったんです。でも今思えば杉本さんに”泳がされていた”感じがします(笑)

最初の本の打ち合わせの時に「アートをタイトルにするとちょっと敷居が高いかもしれないので、まずはライフスタイル本というくくりにして多くの方に本を手に取ってもらいましょう。」と杉本さんから提案されました。もちろん同意して納得もしたんですが、時間が経つにつれ意外に(?)硬派な私は「いやいや本来のあるべき姿、アートの飾り方なんかを指南する本でなくていいんだろうか?」なんて思い始めたんです。さらには「私なんかのライフスタイルに興味をもってくれる人ってはたしているんだろうか?」と不安にもなってきました。

悶々といろいろ考えているうちにぐるっと一周して、あれ?ワタシってそもそも衣食住と同じレベルでアートを生活に取り入れてほしいとの想いでブログ始めたんじゃなかったっけ?と今更ながら気づいたんです。何年もアート側の方に立っているうちに前はちょっぴり苦手だった「現代アートこそ一番さ」てな人に自らなってたんですね。これって私の立ち位置じゃないって気づきました。そして本出版にあたり原点に戻る必要があることを悟り、初の打ち合わせから数か月後にすとんと腑に落ちる感覚がありました。

ちょうどその頃から杉本さんと頻繁にメールでやり取りをして細かな打ち合わせが始まりました。お題に合わせて多くの画像を送り、こちらが気づいたことがあればまた大量の画像を送る。それは衣食住アート多岐にわたる内容でした。もう本に対する迷いはなかったんで、それらのやり取りによって自分のライフスタイルやこだわりを再確認する貴重な時間となりました。ホントにまんまと杉本さんの手のひらでコロコロ踊らされてた気がする(笑) やっぱりすごいな~とう~~~んと年下の若い彼女のことを心から尊敬します。

一方杉本さんや加藤さんとカメラマンを選ぶやり取りもずっとしていました。私は当初からHERSで撮影をしてくださっていた森山雅智氏にどうしてもお願いしたいと考えていました。それは連載終了の時に「私の本が出る時には必ず撮影してくださいね」とお願いしてたこともありますが「もてなしのアート」連載を通じて私のアート愛をよくわかってくださっているということが大きかったんです。それを理解していない方に撮影をお願いしても単なるライフスタイル本になっちゃうかもと危惧していました。もちろん著名な方のライフスタイル本ならその方の存在だけで充分本は成り立ちますが、私の場合”アートとインテリア”というテーマがあってこそのライフスタイル本な訳で、その辺りが全体に上手く伝わるような写真を撮ってくださるのは森山さんしかいないと確信していたからなんです。

お2人も私の意見を尊重してくださってカメラマンは森山氏に決定。森山氏も超売れっ子にも関らず撮影を快諾してくださいました。

あと一つ大切なのが本のデザイン。これに関しては私は全くの素人でなにもわかりません。でも杉本さんが「藤本雅史氏の事務所にお願いしました。」とさらっと言うのです。何も知らないというのはオソロシイもので後からとても有名なデザイン事務所だってことを知りました。私のような者の、しかも初本の仕事を引き受けていただけるなんてなんて光栄なことでしょう。そちらの女性デザイナーの方が本のデザインを手掛けてくれることになったのですが、以前その方のデザインした本を私も手に取ったことがあり、その時「素敵だな」と思った記憶があったものだから「私、なんて幸運なんだろう」と幸せな気持ちで事務所を後にしました。

思えば私の本に唯一興味を持ってくれ発売を決めてくれたワニブックス。そして私なんぞの本のために動いてくださった一流の編集者たち・カメラマン・デザイナーとなんだかカジノのスロットマシーンが揃うような絶妙のタイミングで出版に至ったこと。

本を出すのは今だったんだ 屈折5年(笑)の後しみじみ思いました。

明日はいよいよ全国の書店に本が並びます。。。



2017.12.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

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