allier Art adviser KUMI OKUMURA

CONCEPT

美しく暮らしお気に入りのアートを飾り、季節や気分でしつらいを変える。ファッションだけ、グルメだけ、そんなの寂し過ぎます。衣食住、そしてアート、どれも絶対ゆずれません。
“LIFE IS ART”を実践する奥村くみのライフスタイルを通じて、アートのある生活の豊かさをお伝えできればと思います。

PROFILE

奥村 くみ

アートアドバイザー

インテリアデザイン事務所アシスタントを経て、大手住宅メーカーインテリアコーディネーターとして、数多くの個人宅、医院、モデルハウスなど手がける。2004年より現代アートとインテリアの融合をめざしてアートアドバイザーの仕事を立ち上げ現在に至る。

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アートアドバイザー【奥村くみ】のダイアリー。
衣食住、そしてアート。こだわりの日々を綴ります。

アートインフラ工事中

昨日とある会社の新社屋にアートを納めてきました。こちらの取締役のお住まいにアートをコーディネートさせていただいご縁からお話をいただいたのです。取引先の方からお祝いを贈られることになり、それだったら奥村さんにアートを選んでもらおうと思いつかれたのだとか。ありがたいお話で本当に嬉しく思いました。

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渋い色合いの風合いあるクロスが作品をさらに引き立てとても良い感じになりました。実はここは液晶テレビがかかる場所だったのですが、急遽アートのための展示コーナーとなり、掘り込んだ壁をニッチのような感じで使うことになったのです。なので平面作品より少しボリュームのある立体作品の方がより映えるのではとこちらの作品を選びました。

お家のアート同様とても喜んでいただきほっと一安心。さらには社長室にもアートのご依頼をいただき幸せな気持ちで帰途につきました。

帰りの電車でふと思ったのですが私の仕事はまさにアートインフラ工事だなと。現代アートに無縁だったお客様が自宅にアートを入れたことがきっかけでその大切さに目覚めてオフィスにまでアートを入れようと思われる。このことからもっと大きな視野で現代アートを捉えるようになって興味が湧いてくる、、、そんな方たちが増えていけば日本のアート界だってもっとすそ野が広がり、そのことから厚みが増していくのではないかと信じています。

先日京都でたまたまゴッホ展に出かけましたが、美術館に入るなりちょっぴり後悔。余りの人の多さに作品なんて見えないんですもの!(笑)その時ぼんやり考えました。ゴッホを観に行く私、京都でアートに触れる私、、、そんな人たちの何割のお住まいにアートが飾られているんだろうかと。。。

橋を作ったりトンネル掘ったり、それに直接携わっておられる方は表にでることはありませんが、ご本人たちは完成を迎えた時、さらには長きに渡って多くの人の役に立っていることを誇らしく思っておられることでしょう。ご苦労やご努力はわたしなんぞ比べ物になりませんが、同じような心持でアートインフラをできるかぎりコツコツと進めていきたいなと思うのです。自宅にアートがある、そんなベースがあってこそ美術館での鑑賞ももっと楽しいものになるのではないでしょうか?

未だアート業界では認知度うんと低い私ですが、表にでることより密かにアートインフラ工事やってる方が性にあってる気がします。手先不器用だけど心は頑固職人だから。。。(笑)



2018.04.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

シンプルの意味?

シンプルってどこまでのことを言うんだろう?時折そんなことを考えます。

コーディネーターだった頃お客様からのヒヤリングはとても重要でした。どういったスタイルを求めているのか、新築するインテリアはどんな雰囲気にしたいのか、限られた時間の中でより多くの情報を集めなければなりません。時にはその方のファッションや持ち物も何気に観察しながら一生懸命耳を傾けていたものでした。

まだ駆け出しの頃はお客様の発する言葉を理解していない自分を責めていたのですが、キャリアを重ねるにつれお客様のインテリアの表現は必ずしもその方の持つインテリアイメージと一致していないということに気づいたのです。

その代表的な言葉がシンプルでした。そして今でもその言葉ほど許容範囲の大きい表現はないと思っています。

「私はシンプル~なのが好きなんです~」と仰りながらもお花柄のクロスを選ばれると「そうか私のシンプルに対する観念の許容範囲は小さすぎるのだ」と思ったりして。言葉通り受け取っていたら出来上がったインテリアはお好みからほど遠くなるとこだったという経験も少なからずありました。

我が家のことを「シンプルですね」と表さえることがありますが、私のシンプル測定?からするとまったくもってシンプルではないのです。私にとってのシンプルは禅寺の空間ですから、、、(笑)

なので今はセミナーでもお客様とアートとインテリアのお話をするときもできるだけいろんな言葉を掛け合わせるようにしています。一番よく使う形容は「甘い」と「辛い」でしょうか。甘辛という言葉をインテリアの形容に組み合わせるとかなりお客様の好みに近いづいていく気がするんです。

例えば”甘めのシンプルスタイル”と”辛めのシンプルスタイル”それだけでどの程度のシンプル度合いをその方が求めているかわかる感じがしませんか?

本の中でも書きましたが我が家は「ちょっと甘めのクラシックモダン」 かなり形容詞が組み合わさってます。でもどのお家のインテリアも形容詞の組み合わせが多いイメージの方がなんだか”HOME”て感じで素敵です。もちろん中にはぜったい混ぜたらあかんやろ~の組み合わせもありますが、、、(笑)

アートやお花、グリーンでどんどんスタイルを重ねていけばきっとそのお家なりのインテリアスタイルが生み出されると思います。シンプル一辺倒のインテリアに飽きてきたら何はさておいてもまずはアートを飾ってみてくださいね!とやはりアートで〆てみました。。。

2018.03.26 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

ミシュランへの提言??

断然お家ご飯派のワタクシではありますが、今年に入り頻繁にフレンチやらイタリアンレストランに出かけています。姪っ子の大学入学のお祝いに始まり、女子校時代の高3チームでの食事会(あ~私のサイン会もしてくれたのだよ~)、旧友や大切な友人たちとのランチなどなど。

改めて思うのですが関西、特に大阪のレストランのコストパフォーマンスはオソロシク高いですね。お値打ちでとびきり美味しいレストランがたくさんありますもの!やはり食の大阪!コナモンや串カツなんてその食文化の一部でしかありません。割烹やレストランにこそその真髄ありと思います。

と、その食文化をほめたたえた後でなんですが、、、はい、もうお気づきですね。アートを飾ってあるレストランて本当に少ないんです!

とても美味しいお料理、素敵な内装、サービスだって行き届いている、、、なのに絵がないってど~ゆ~こと~~!?一緒に訪れた友人たちも「なんか絵がないね~ここ」と私の影響からぽそりと呟いたり。。。

シェフの仕事は本当に大変だと思います。毎日完璧なお料理を求められ、その上新たな一皿を生み出すために日々の精進を重ねなければなりません。レストラン空間ができ営業が始まれば室礼のことなんて考える時間もないでしょう。そんな中もしワタシ好みの絵が飾られて、それも季節で掛け替えたりしているレストランがあれば、速攻”奥村ミシュラン”進呈します。(え?いらない?)よく私はアートの掛け替えを床の間の掛け軸に例えます。一流料亭はもちろん季節ごとにお軸を替えさらには調度品も入れ替えているでしょう。レストランもそうなるといいのにな~と思います。

ミシュランの☆に「アートのあるなし」「飾っているアートのセンス」の項目を入れてほしい!そうなったらどのレストランも競い合ってクオリティの高い作品を飾りだして、食べにきたお客さまともワインのお話同様アートの話も盛り上がるのに。。。ここで言うクオリティーの高いというのは何も有名画家という訳ではありません。ここで作家名にこだわると変な方向にいっちゃいますからね。

将来いつなんどきミシュランにアートが影響する日が来るかわかりません!今から備えたいと考えておられる関西のレストランオーナーシェフの皆様、どうぞご一報くださいませ!いい仕事しますよ~(笑) 




2018.03.23 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

久々の大ヒット級やらかしちゃったこと💦

世間から受けている誤解のいくつかについて、、、

「奥村さんはものすごく忙しいようだ」 ✖
人様から思われているほど忙しくありません。

「なんだかきっちりして失敗なんかしなさそう」 ✖✖✖
本が出てからこの誤解が一人歩きどころか爆走していますが、常にやらかしております。

先日の大ヒット級のやらかした話、ここでしていいですか?(了承してもらえなくても話すけどさ、、、)


先週フェアを回るため東京に出向いたのですが、会場である方々をご紹介いただいてお互いの仕事についてお話する機会がありました。その際に「昨年本が出たので失礼とは思いますが、アマゾンから直接送らせていただきますね」とお約束。

関西に戻り本のポチッを終了して「そうだそうだ食洗器の洗剤切らしてるからオーダーしよう」とさらにポチッ。はい、感の良い方、もしくは私をよく知る方はなんとなくおわかりになられましたよね。

そう、本を送った相手の住所履歴がそのままなのに気づかず洗剤ポチッっちゃったんです~~(´;ω;`)しかもそれに気づいたのは次の日の配達状況を知らせるメールが届いた時。パソコンの前で「うぎゃ~~~💦」と叫んでも時すでに遅し。洗剤は本と一緒に配達されてしまっていたのです。

お名刺交換したばかりの方に拙書だけでなく洗剤送り付けるってどうよ、と私は深く反省。でも反省したってどうしょうもないし、仕方ないからお詫びのメール先方にいれましたよ。。。

洗剤は無事?届き、先方のお家で使っていただくことになりました。

はあ、、、

てな訳で「日々、センスを磨く暮らし方」引き続きよろしくお願いいたします。

もれなく食洗器用洗剤は付いてきませんけど。。。

2018.03.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

着こなす、そして住みこなす(後編)

前編ではうん十年前の話を引っぱり出して今のインテリア事情に照らし合わせましたが、思考停止してる訳ではありませんよ~(笑) 昔と比べいろんな情報をネットから得て自分たちで素敵にインテリアコーディネートする若い世代の方たちが増えてきていることももちろん知っています。ただまだアートは少ない気がしますけど、、、

少し前にインテリア通かつ海外経験豊富なあるマダムが「どうして日本人ていつまで経ってもストール使いが上手くならないのかしら?」と私に言うのです。確かに私が初めてヨーロッパに旅行した時(あ~またしてもうん十年前の話でごめんなさい💦)さらにはパリやミラノマダムのスナップを雑誌で見て憧れていた頃から日本人のストール使いってあまり進んでいないような気がします。そのマダムいわく「横から見た時に立体感をだすとか工夫すればもっと上手くなるのになんだかひょろっと巻いているだけで残念だわ」とも。このあたり拙書「日々、センスを磨く暮らし方」の”引き”の視線の話と被りますね。

私は若い頃から巻物フェチでかなり以前からおしゃれには巻物の技が必要なんだということに気づいていました。なので巻物や巻き方も研究してきた方で、時折インスタグラムに「どうやったらそんな風に巻くことができるんですか?」なんてコメントをいただきます。実は巻き方はあんまり凝っていなくて、巻き方動画なら他の方を参考にしていただく方がいいと思うんですが、コツが一つだけあります。

そのコツとはストールを買う時の選び方なんです。購入時にボリューム感や顔写りを徹底的にチェックします。特にボリューム感は大切で色や柄に惹かれて選んだとしても、しょんぼりした生地のものを日本人が巻くと貧相に見えちゃう気がします。これもインテリア小物と一緒で巻きやすいからボリュームのないものを選ぶより思い切ってボリューミーなものを選ぶ方がカッコいい場合が多い。ボリュームのないテロンとしたストールをおしゃれに巻くのは本当に難しいんです。もちろん身長とのバランスも大切ですが、そこはほれ、”引き”の視線でチェック!(笑)

コーディネーター時代、カーテンを選ぶ際によく私は「ものすご~くお高くても吊り映えしない生地もあります。でもお手頃価格なのに吊り映えする生地もありますからボリューム感を大切にしましょうね」とアドバイスしていました。今思えばなんとなくストール選びにも似てる気がします。

洋服を着こなすのと自邸を住みこなすという行為は同じようなものなんじゃないかな~と最近つくづく思うのです。まずは自分あるいは自邸をよく知り、変なものをなくしこうでなきゃという先入観も捨て一生懸命選ぶそして組み合わせる、どちらにおいても重要なことは一緒です。

着こなし同様「常に住みこなしているか?」という問いかけをするのは大切なことかもしれません。

そして住みこなしにおける必須アイテムと言えばアートです!アートを取り入れると住みこなし感が一気にアップ!これは言葉で表現するのは難しいですが、このブログやインスタグラムでのアートのある風景をご覧いただくとおわかりかと思います。どんなに素敵なお家でもアートがないと住みこなし感がなくてちょっぴり残念な印象になります。そうだな、全身素敵なお洋服でもストール使いがいまいちで残念て感じ?ちょっと違うか。。。(笑)

着こなしましょう!住みこなしましょう!”こなし”てなんぼですから!(と久々に関西っぽく〆てみました。。。)

2018.03.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

着こなす、そして住みこなす(前編)

インテリアに造詣の深い女性たちと話していると改めて気づくのが日本のインテリア事情の悲しさです。これはなにも上から目線というのではなく巷に良いもの美味しいもの美しいものが溢れている日本なのになんでインテリアはなおざりなんだろうという嘆きのような感情です。こういうと「奥村さん、今はインテリアショップもいっぱいあってインテリアに興味のある人はたくさんいますよ!」とお叱りを受けるかもしれませんね。でもここで触れたいのはちょっぴり違う角度からのお話なんです。

大学生だった頃、バックパッカーで日本に滞在していた女性たちに英語を習っていました。”たち”とは彼女たちが日本から立ち去る時に次の先生をリレー式に紹介してくれて何年にも渡りネイティブの英語を習っていたからです。当時は珍しかった喫茶店(そう、カフェという言葉も特別で、スタバだってなかったんだ、、、)での個人レッスンが中心でしたが、時折自宅に伺ってごはん食べながらのんびり過ごすなんてこともよくありました。

ボロボロだったり新築だけどとても小さなアパートだったりと彼女たちの居住空間は恵まれたものではなかったけれど、なぜかとても居心地よく一時的なものであれきちんと巣作りされている感じがしました。きっと日本人だったらそういうとこに住んでる人は住空間には興味がなく、狭いから、小さいからとエクスキューズしてだらっと暮らしちゃうんだろうな、といつも私はぼんやり思っていました。

時は経ち、今度は逆にとてもお金をかけた大邸宅といったもののインテリアに携わったり、目にする機会も増えました。ところが不思議なことにどこかで昔の記憶がいつも蘇ってくるんです。「箱じゃない」つまり家だけが重要ってものじゃないんだよな~といった感覚が、、、

アートアドバイザーに転身してもその感覚がどういうことを意味しているのか上手く言葉が見つからず、時折考えていたんですが、先日電車に乗ってた時「あ!」と気づきました。

多くの日本人は(一括りにして本当にごめんなさい)住みこなすことが不得意なんだと突然降りてきたんです。どんなに素敵な家具や最新のキッチンを備えた邸宅でも住みこなしている感じが伝わってこないのはそういうことなんじゃないかって。着こなすという言葉は割とよく使いますが”住みこなす”という表現はあまり聞きませんよね。でもインテリアセンスをアップさせるにはファッション同様”こなす”ことが大事なんだと思います。

私はインスタグラムで衣食住アートという観点で馬鹿らしく思えるかもしれませんが、着回し画像なんかも投稿しています。これって少ないアイテムで”着こなす”という自分なりのテーマがある一方で自分スタイルの確立を狙っての割と真面目な投稿なんです(笑)

まずは着るという女性にとって大きな興味の対象であることから見直すことことも生活全般のスタイル確立に一役買うような気がしていて、そんなことを最近ずっと考えているから突然”住みこなす”という言葉は浮かんだのかもしれません。

そこで最初に触れたバックパッカーの女性たちの”住みこなし””の様子を思い出してみると、、、

1)バックパッカーだから当然ながら持ち物は最小限。必要なものしか存在していない
2)こうでなきゃならないという意識がない
3)ものがなくても長期滞在になるので心安らぐ何かが飾られていたり花屋グリーンも生活に溶け込んでいる

これはそのまま私が本で伝えたかった内容と被ります。

ちょっと長くなりそうなんで後編は後日。。。


2018.03.11 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

Chez Kumi からのお知らせです

アートを生活に取り入れることで暮らし全般のセンスアップをしてみませんか?大人女性の上質で洗練されたライフスタイルを提案する「Chez Kumi」からのお知らせです。
~アートを飾ってインテリアのセンスを磨く(単発レッスン)~
*インテリア及びアート関係者の方はご遠慮ください*
「アートを暮らしに取り入れてみたいけれどなんとなく敷居が高い気がする」
「新築・リフォームして素敵なお家が完成したけれどアートはどこにどうやって飾ればいいの?」
「アートを飾って今のインテリアの雰囲気を変えてみたい」
そんなアートビギナーに向けて豊富な実例をご覧いただきながらインテリアセンスをアップさせるコツをお伝えしていく少人数制の講座です。ご自宅のインテリアのお悩みにもお答えする時間を設けております。
日時:4月11日(水)/14日(土) 10時半~14時(途中軽食をはさみます)両日ともお申込み受付終了しました。次回は6月を予定しています。
受講料:¥10,000
場所:奈良県明日香近くの自宅となります。
受講ご希望の方はいずれかのお日にちをお選びの上、ご住所・ご連絡先アドレス・お名前、そして何を通して私どもの教室をお知りになられたか、ご紹介者のある場合はその方のお名前を明記の上 info@allier.jp までお申し込みください。追ってご返信申し上げます。遠方からお越しの方で時間調整必要な方はその旨お伝えください。
~現代アートとなげいれの会~
東京からなげいれの横川志歩先生を奈良にお招きし、現代アートのあるインテリアにもしっくり馴染むなげいれをご指導いただきます。こちらの講座は以前私のセミナーを受講していただいた方、もしくはご紹介者のある方のみ対象となります。
日時:5月10日(木)10時~12時半/ 14時~16時半 
満席となりました
受講料:¥10,000
場所:奈良県明日香近くの自宅となります
*定員に達し次第受付終了となります*
受講ご希望の方は午前午後いずれかをお選びいただき info@allier.jp までご連絡ください。追ってご返信申し上げます。極力お時間はご希望に合わせさせて頂きますが、調整必要な場合もございますのでご了承くださいませ。

2018.03.04 | | コメント(0) | トラックバック(0) | お知らせ

カーリング女子の言葉に深くうなづく

数日前にオリンピックで銅メダルを獲得したカーリングチーム女子の吉田氏のコメントをTwitter上で目にしました。

「この町、何もないよね。小さい頃はここにいたら夢はかなわないんじゃないかと思ってました。でも今は、この町じゃなきゃ夢は叶わなかったと思います」

なんだかすごくいいな~と思いませんか?こういうのって地方で頑張っているいろんな分野の子供たちにとってすごく励みになる言葉ですよね。小さな子供でなくても地方で頑張っている私のようなオバサンだって十分に胸に迫ってくる言葉ですもの(笑)

話は飛びますがアートを仕事にしてから「資金が潤沢にあればいいな~」より「資金がなくてよかった~」の想いの方が実は強くなってきました。もちろんお金があればあったに越したことはなくて、スペースを借りたり、海外のアートフェア―に頻繁に出かけたり、なにより若手作家の作品をどんどん買って応援するということも簡単にできるでしょう。でも私の場合お金があったら深く考える前にギャラリーとかやっちゃって「もうしんどい~こんなん嫌~」とか言ってたに違いない(笑)

お金がないからこそ仕事上での次の動き方や戦略といったことをものすご~~く考えます。そのため都度軌道修正が必要になってくるんですが、それも良しとしています。さらにどうにかして経費を抑え、儲けを残し、次につなげるかという商売の原則みたいなものを感じ取り、この数年それを体にしみこませることができた気がします。

とはいえ、この仕事を始めて間もないころ、やはり大阪市内にスペースがないとちょっと恥ずかしいかしら?なんて見栄もあって、コーディネーター仲間が借りていた事務所を1年間だけシェアさせてもらったことがあります。窓が大きくてむかえにあるレトロなビルが借景となってちょっとNYっぽい感じのなかなか素敵な空間でした。間借りの立場とはいえ、ここでお客様とアートの打ち合わせができるなんてとちょっぴりワクワクしてしました。けれど意に反して打ち合わせ場所があることは私の仕事にとって上手く機能しなかったんです。たとえばそのスペースで5点ばかりの作品をお客様にプレゼンしても「もっと他のも観たい」と必ずなるんです。そうなると結局のところギャラリーにお連れしたリ、画像を追加で送ってもらったりと、打ち合わせ場所の意味を全く持たないものになってしまったからなんです。

結局市内で事務所を持つことはそれ以降考えることはなくなりました。その頃から事務所を持たずしてもパソコンさえあればどこでだって仕事ができるという風潮に世の中がだいぶとなってきていたので、まあ、その流れの中では自然だったといえます。

けれど東京なんかで「アートアドバイザーです」と名刺を出して挨拶した際、裏をひっくり返して住所を確認する相手が「アートアドバイザーとか言ってるけど奈良の田舎から来てるのか」と明らかに思っている様子にはやはり嫌な気がしました。でも一方でそれを面白がっている自分もいて段々と愉快な気持ちになってきたんです。これって相手の出方次第で信用できる仕事相手になるかどうかを見極めることができるじゃないって。田舎であろうがどこであろうが私を信用して仕事をする気があるのかないのかを瞬時につかみ取ることができる、、、「田舎の住所はこりゃなかなか使えるわ」ってね(笑)

もちろんアーティストならどこに住んでいてもOKな訳で、アートの分野以外でも私が奈良の特産物を都会に広めるため頑張っているならそれもOKなんでしょうけどね。

田舎に住んでいるからこそ深い洞察力が得られる。資金がないからこそ計画をしっかり練ることができる。

ネガティブな要因をどうポジティブな思考へを発展させていくかはちょっとしたチャレンジですね。カーリング女子の言葉に改めて励まされた感じがします。やっぱり若くてもメダリストの言葉はすごいよな。。。



2018.03.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

心の風景を映し出すもの

昨年秋の大阪でのフェア、東京でのイベントと続き、ありがたいことに多くのお客様のアート選びに深く関わらせていただくことができました。そしてお客様の一つ一つのアートへの想いというものに以前にもまして私自身がより真剣に向かい合うことができるようになった気がします。ここ最近作品の印象、タイトルといったものがまさに今のお客様の心情だと思えるような出来事が続いたからかもしれません。

先日のイベントでも「10年後」というタイトルの作品をファーストピースでお買い求めいただいたとても可愛らしい若い女性がいらっしゃいました。初めてお目にかかるその方がタイトルをポツリと呟かれた時になんだか胸がきゅんとして熱くなったのです。どんな10年後の風景が彼女の中に今あるんだろうって。

また別の方はタヒチの新婚旅行で見たサンセットのイメージを作品の中に見出され、そんな幸せな記憶が作品を通して蘇ってきたことに私も嬉しくなってしまうといった出来事もありました。他にも絵の中に見つけた色や筆遣いにそれぞれのお客様の記憶や今の心情と言ったものが重なっているであろう瞬間に触れる度に小さな感動を覚えたのです。

もしかするとタイトルだって制作意図だって作家の想いとずれているかもしれません。けれどそれらについては後から知ってもいい訳で、まずはご自身が作品をどうとらえるかが大事だとつくづく思います。

さて先週の日曜日秋のイベントでお決め頂いた作品を納品してきました。

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すでにたくさんの作品をお持ちのT美さんがコレクションに加えたのは鳥が羽ばたく様子を臨場感たっぷりに、しかもステンレスミラーを使って表現した作品です。

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T美さんとのお付き合いもすでに10年を過ぎお客様とアドバイザーという関係を越え、とても仲良くさせていただいています。そんなT美さんのお母様が昨年末にお母様が天国に旅立たれました。とても華やかでお綺麗で明るく、まさに大輪の薔薇のような方で、いつもお目にかかるのを楽しみにしていました。そんな悲しい出来事を挟んでの納品だったのですが、設置が終わった時、作品の光景とT美さんの心情がなんとなくリンクしたような不思議な感じでした。最愛のお母様の旅立ちとこれからのT美さんが力強く羽ばたいていく両方のイメージが私の中でもぴたりと合わさったのです。

なので帰宅してからT美さんから「ファーストピースを迎えた時のように心が躍っている」とラインが届いたときには本当に嬉しく感動しました。

その人が選ぶアートはその人自身の心の風景でもあるのだ

今更ながらそんな風に思えます。



2018.02.27 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Art selection

本当にセンスが良くなるの?

”アートと暮らすとセンスが良くなる”

ずっと言い続けていますが「本当にそうなの?」と半信半疑の方も少なからずおられるでしょう。「奥村さんはアートを売るのが仕事だからそう言ってるのよね」と思われているかもしれませんね(笑)

例えばインテリアセンスを磨きたいと考えた場合「テーブルコーディネートを習いに行く」「アートを購入して飾ってみる」2者択一を迫られたらほとんどの方は前者を選ばれるかもしれません。後者のアートを購入・飾るという行為をとてつもなく難しいと考えておられる方がほとんどですから。

前置きしますが私はテーブルコーディネートを否定してる訳ではありません。上質なリネンを使ったシンプルなコーディネートや吟味され選ばれたアンティークや作家ものの器が並ぶテーブルにときめき、うっとりもしてちょっと真似してみようと思うこともしばしばあります。ただやり過ぎなのは少々苦手ではありますが、、、苦笑

私はもともとインテリアコーディネーターだったのでインテリアの延長でごく普通にテーブルを作ることができます。良くも悪くも普通で、空間の中の一つの光景として出過ぎず、やり過ぎずのテーブルコーディネートです。何が言いたいかというと、室内を大きな空間として捉え小さな平面の世界を作っていく方がうんと楽で、小さな平面の世界から大きな空間に広げていくことの方が実は難しいってことなんです。

テーブルコーディネートだけをしっかり(いささか盛り過ぎに)作っても空間全体にそれを発展させていくのは本当に大変な作業だと思います。本の中でも再三触れましたがセンスを磨くには”引き”の視線が重要です。そうなるとちょっと難しいことのように思える”アートを飾る”ということを先にやっつけた?方が実はトータルのインテリアセンスを磨くことに近道なんです。

まずは空間を大きくとらえアートを飾り、花を飾り、テーブルを作る。そうすることにより空間全体の雰囲気がまとまり、洗練された空間になります。

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これは作品を納めさせたお客様のその後の生活の様子を拝見しても一目瞭然なんです。もともとセンスが良い方はアートを飾るという世界に足を踏み入れた途端にそのことにすぐにお気づきになられるようです。上の写真は秋のフェアでお買い求めいただいた作品をお客様がインスタグラムに最近投稿されていた写真です。花の影まで作品の一部であるかのような見事な光景をとられた瞬間で、フィードに流れてきた途端あまりの美しさにはっと息をのみました。

感性がさらに研ぎ澄まされていくというのはこういうことなんだと気づかされます。そしてアートと暮らすということは本当にその人のセンスを次なるステップに導いてくれることなんだと。

アートのある生活を始めてセンスを磨く旅に出てみませんか!?






2018.02.20 | | コメント(0) | トラックバック(0) | Lifestyle

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